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【理論と実践】Minidora式 恋愛と結婚の長期化メソッド【100部突破】

【理論と実践】Minidora式 恋愛と結婚の長期化メソッド【100部突破】

前書き 本noteについて

本noteを閲覧いただき誠にありがとうございます。今回は、これまで要望の多かった「関係の長期化」に関する自分なりの経験と、それに基づく実践方法、またそれに基づく抽象化された理論による再現性を生み出すために体系化してこのnoteにまとめることにいたしました。

普段のツイートに散りばめた情報を統合し、一つのハンドブックとして、このnoteを手に取っていただいた方の役に立つことを期待しております。

このnoteは、主に下記の方々に向けて伝えたい内容を網羅しようと試みています。
こんな課題を持っている、問題意識がある方にとって役立つ内容です。

  1. 特定の女性と長期的に関係を築きたいと考えている人
  2. どんな女性と関係を構築すれば、長期化できるかを知りたい人
  3. 過去に長期的な関係を築けたものの、結果的にうまくいかず振り返りたい人

簡単に自己紹介をさせていただくと、私が現在維持している関係性やライフスタイルは以下の通りです。

・妻と子供がいて、交際から結婚生活を含めて6年以上の関係

・過去の交際経験人数は7人、うち4人は1年以上の交際期間(並行含む)

・経験人数は正確にカウントしていませんが、200人程度 (2021/10時点)

・現在はアラサーでスト+ネトで平均月5get (スト値5以上、25歳以下縛り)

・過去、3回遊びバレ (とはいえ堂々と出撃しているので半公認に近いですが)

このnoteは、自分自身もいつか関係が破綻する可能性や今後年齢、ライフステージの変化に伴い手元のサンプルや理論の補強が必要になることを想定し、また個人を特定する内容が含まれているため、情報の追加がある度に価格の変更を検討しております。その際は事前に告知いたします。

という、真面目な前置きとなりましたが、本題に入る前に小休止を挟みます。

「俺はいくらでも女を抱けるし、そのうち良い感じの女を見つけて結婚するだろ」

「今の彼女とはうまくいってるし、まあどうにかなるだろう」

「こんなに良い子なんだから、きっとこれから先もうまくいくはず」

そう思っておられる方にこそ贈りたい言葉があります。

はい、既婚ナンパ師という人間をやめた存在から申し上げると、これは大いなる慢心だと言えます。

いっそ、長期的な関係など築かない方が幸せになれたんじゃないか?そこそこ女を抱けるB級妖怪として生きていた方が気楽だったんじゃないか?

そんな葛藤を感じるような過去の経験を少しお話できればと思います。※ここから先は本題とは外れるため、ここを読み飛ばしてもnoteの理解は可能です。

閑話休題 僕が人間をやめた日

あれはまだ、"私"が人間としての心を持っていた時代に遡ります。

社会人1年目。それは誰もが新たな出会いと、青春との別れを経験し、これから始まる生活にどこか憂鬱さを感じながらも自分が何者かになれるんじゃないかと淡い期待を抱く時代。

御多分に洩れず、私にもそんな1年生の時代がありました。そしてその当時、婚約をしている1人の女性がいました。

僕と彼女はいわゆる遠距離恋愛の関係を1年半以上続けており、年下でまだ学生だった彼女よりも一足先に私は社会人生活をスタートすることになります。

婚約者の家庭は複雑な事情を抱えていましたが、自分もそれを受け入れ、2人だけの家族を作り、いつしか子供に恵まれ、幸せな日々を過ごすかもしれない、そんな未来を描いていました。あの日を迎えるまでは・・・。

彼女との出会いは、とある趣味のサークルでした。あまりメジャーでない活動でしたが、自分はそのメンバーの中でも指導者的なポジションで、たまたまそこに参加していた彼女と二人で集まりの後に連絡先を交換し、何気なく電話や当時流行っていたSkypeでやり取りをしているうちに、住んでいる場所は当時遠かったものの、どこかに2人で出かけたいね、と話す仲になっていました。

新幹線に乗って、彼女に会いに行く道中、何度かやり取りしたメッセージを見返していました。「まあ、多分付き合うなこれは。」確信めいた、余裕のようなものを感じていたのを覚えています。

到着した駅で、彼女が出迎えた時、わざわざ自分が足を運んで来てくれたことに彼女は泣いていました。すごく良い子だな、大事にしてあげないと。そう誓った瞬間でした。

二人でご飯を食べながら他愛のない話や、趣味のメンバーの噂話をしたりして、楽しいひと時を過ごし、日が暮れ始める頃、夜の遊園地に自然と足を運び、そこでソフトクリームを食べたりしながら散歩して、僕が「あの観覧車に乗ろう」と指を指したのを覚えています。彼女も、こくりと頷き、二人で乗り込み、ゴンドラが12時の位置を越える頃、キスをして、言葉は交わさなくとも、互いの気持ちが通じ合っていることを確認しました。

降りる頃、少し赤らんだ彼女は私の手を握りながら「実は、初めてなんだよね。」と言ってきたので、「え?」と反応した自分に「キスじゃないよ!・・・その先、初めてだから。今日、するんだよね。」と俯きながら僕に小声で伝えてきました。

その日の夜、彼女は純潔を僕に捧げました。

それから何度か遠距離で自分が通ったり、彼女が自分のところに来たり、大体月に1度、多い時やサプライズで近くに寄ることがあれば連絡をして、会う日々が続いていました。

それから、彼女の実家に行き、そこで過ごしたりしているうちに、やや複雑な家庭の事情の話を聞き、心から同情した自分は、相手の母親に「僕がちゃんと守ります。」と威勢よく伝えたりもする一幕もありました。

交際1年目の記念日、その日の僕は仕事で酷く疲れていましたが、彼女を喜ばせようとサプライズで婚約の指輪を買うと決めて、なんとか早上がりして、彼女と自分のサイズの指輪を買いにジュエリーショップに足を運びました。

色々な言葉が頭を渦巻きます。過去、自分が愛していると疑ってやまなかった女性や、身体を重ねただけの名前も顔も朧げな女性達、その延長線上にその当時の彼女が一際輝く星のように立っていて、そんな存在をどう表現すればいいか、ただありのままの気持ちを伝えようと考えていた気がします。

指輪を買った事は伝えず、ただそれとなく「いつか一緒に住みたい」「今度は僕の実家にも来てもらわないとね」「渡したいものがあるから、楽しみにしてて」と、未来を感じさせる言葉を掛けて、サプライズで会う日までの時間をコントロールしようとしていました。

その翌月を迎える前、彼女から連絡がありました。

「会う日、もう少し先延ばしにしていい?」

言語化はできませんでしたが、それとなく察する事はできました。なんらかの変化が彼女にあったという感覚です。

「言ってる意味が分からない。ちゃんと事情を説明してくれないと。」

あえて強めの言葉で彼女の本心を引き出そうとしました。しかし、手応えのない答えばかりが返ってきて、仕事で疲弊していた自分はあまり気に留めても仕方ないと思い、約束の日を2ヶ月先に伸ばすことを承諾しました。

そして、約束の日に会った彼女は、変わらず自分のことを愛していて、その様子に変わった所が無いかのように最初は見えましたが、どこか少しだけ、しばらく会っていないからなのか、言葉に出来ない小さな違和感のようなものを感じながらも、一晩を彼女と過ごしました。

「これ、サプライズ。」

その翌日、出来る限り、浮ついた様子を見せずに手渡した指輪を見て、彼女が驚くか、喜ぶか、それとも泣き出すか、様子をじっと見つめていました。

「うん・・・。ありがとう!」

僕の中の疑念が確信に変わった瞬間でした。しかし、何を確信したのかは分からず、またその答えは彼女の中にしか無いことを悟り、酷く自分が惨めに感じられたのを今でも忘れません。

また遠距離に戻った自分は、何か真相を探ろうととにかく躍起になって彼女と関わろうとしていました。多分、考えすぎだという気持ちと、より一層注意深く観察すべきだ、という気持ちの狭間で悶々と数ヶ月を過ごし、結果的に彼女への気持ちも次第に分からなくなっていきました。

彼女と出逢ってから18ヶ月目を過ぎる頃、ある夜、仕事の接待で飲み疲れ、唐突に彼女の声を聞きたくなった自分は電話をかけました。

しかし、何度かけても「相手が通話中の為、接続出来ませんでした」というLINEからの通知が返ってきて、苛立ちが募っていきました。

30分後、ようやく折り返してきた彼女に対して、開口一番に「もう気持ちが分からなくなってきた。正直、どうしたいのかも分からない。最近おかしいし、このままじゃ一緒にいれない。」そう口走ってハッとしました。ある意味、試すつもりだったのかもしれません。

彼女から返ってきた返事は「うん。私も同じこと考えてた。ごめんね。」と、自分が欲しかった答えとは真逆で、酔いがすーっと醒めていき、やがてどっと大きな哀しみが湧いてきました。

ふざけるなよ、こんなに僕が毎日辛くて、生きているのも精一杯で、どうしてお前が近くにいてくれないんだよ、なあ。と湧いてくる言葉がどれも下らなく感じて、全てを飲み込んで、なんとか絞り出した自分の回答は「分かった。さよなら。今までありがとう。」の3語でした。

電話を切って、地べたに座り込み、薬指に毎日付けていた指輪を1時間以上見つめていました。自分の中で、過去に邂逅した女性達との思い出、その彼女との思い出、幼少期の記憶、色々なものが止めどない奔流のように、自分の涙となって溢れ、何度も拭い、爪が食い込むくらい拳を強く握りしめ、積もった雪にやがて身体を預け、気付いたら空を拝んでいました。

「今までありがとう。」

彼女に最後に掛けた言葉を反芻し、指輪を外し、どこと見えないガードレールの向こうの道に投げ捨てました。

そしてその場を立ち去り、コートを羽織りなおし、まるで何事も無かったかのように家路につき、その翌朝、"僕"はもう、これまでの価値観を捨て去った、別の"私"に変貌していました。
この後、今の妻と出会うことになりますが、その過程を知りたいという方の為に追記することにいたしました。身バレ要素を含むので有料範囲の最後に記載させて頂きます。

購入者の方の御感想

是非このNoteで、ナンパを卒業(もしくは留年?)しながら、大切なパートナーを見つけるまでのプロセスを知っていただければ幸いです。


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この記事のライター

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