はじめに ――「なんでそんな年上と結婚したの?」
「年の差婚って、恋愛感情より打算でしょ?」「なんでそんなに年上を選んだの?もっと若い人でも良かったんじゃない?」
25歳で33歳の男性とお見合い結婚した私は、何度もそう聞かれてきました。確かに、同年代との恋愛に比べて“ギャップ”はありました。でも、私はあの時、心から「この人となら」と思えたのです。
この記事では、当時の私の思考と選択の理由を、元秘書・接客経験者としての視点を交えてリアルに綴ります。婚活中の男性が「どうすれば年下女性に選ばれるのか?」を知るヒントにもなるはずです。
第1章:結論 ―― “尊敬できるかどうか”がすべてだった
私が8歳年上の男性を選んだ一番の理由は、「尊敬できたから」です。年齢差や条件よりも、「この人のそばにいたい」と自然に思える安心感と人間的魅力があった。それが私の決め手でした。
例えば、彼は面談の場で私の目をまっすぐ見て話し、質問に対して「正直に」答えてくれました。仕事や家族について語る姿に、責任感と誠実さがにじみ出ていたのをよく覚えています。
私は秘書や接客の仕事をしていた経験から、「嘘をつかない人」「目配りができる人」「人を見下さない人」にはすぐ気づきます。彼にはそれがあった。表面的な言葉より、所作と態度で“人柄”が伝わってきたのです。
だから私は、彼を「年上だから」ではなく、「尊敬できるから」選びました。
第2章:「清潔感」の正体は服じゃなく“気配り”だった
婚活女性が口にする「清潔感」。これは服装や見た目のことだけではありません。むしろ大事なのは“気配り力”です。
接客業を経験した私が強く思うのは、「他人に対して無意識にとれる態度」がその人の本性だということ。
お見合いの際、彼は待ち合わせ場所に5分早く来て、私の席を先に確保してくれていました。帰り際も「今日は寒いから、帰り道気をつけて」と、最後まで気を配ってくれました。これが、たとえユニクロでもジャケットでも、“女性に安心を与える行動”こそが清潔感として伝わります。
婚活で「モテる年上男性」は、こうした細やかな行動力を自然に出せる人。年齢ではなく、態度で印象が決まるのです。
第3章:会話で“恋愛対象”に昇格する男性の共通点
「年下女性と会話が弾まない」と悩む男性は多いですが、実は“話す内容”よりも“聞き方”に差が出ます。