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毎日投稿しているのに、問い合わせは月に何件ですか
「今日は何を投稿しよう」。パソコンやスマホの前で、そう考える時間が毎日ありませんか。
投稿すれば「いいね」は少し付く。付かない日は気になる。コメントが来れば返信する。そうして 1 日 30 分、1 か月で 15 時間。それなのに、投稿を見た人から問い合わせが来た記憶が、ここ数か月ありません。
やめたら忘れられそうで怖い。でも、このまま続けるのもつらい。この教材は、その状態の方に向けて書きました。
投稿は届きにくくなり、AI は「地味な作業」で使われ始めました
実はいま、2 つのことが同時に起きています。
1 つ目は、SNS の投稿そのものの効き目です。東京商工リサーチが 2023 年 8 月に行った調査(有効回答 4,947 社)では、全体の 54.8% が、そもそも SNS を運用していませんでした。運用している 2,044 社のうち、29.3% が「特に効果は得られなかった」と答えています。「みんなが SNS で集客している」というのは、思っているほどではありません。
2 つ目は、AI の使われ方です。総務省の令和 8 年版 情報通信白書(2026 年 7 月公表)によると、日本企業の 86.4% が何らかの業務で生成 AI を使っています。ただし、効果を実感している割合がいちばん高い業務は「議事録・メール作成補助」で、約 7 割でした。派手な自動集客ではなく、「毎回同じことを書く手間」を減らす使い方から効果が出ています。
本当の原因は、投稿の量でも質でもありません
多くの方は「投稿が足りない」「写真や文章が下手だから」が原因だと思っています。でも、本当の原因はもっと手前にあります。
投稿を見て「この人に頼めるかも」と思った人が、次に行く場所が無いことです。
SNS の投稿は、流れて消えます。3 日前の投稿を探して読む人はほとんどいません。一方、あなたが何者で、何ができて、いくらで、どう申し込むのかは、投稿の中には書いてありません。興味を持った人はプロフィールを見に行きますが、そこにあるのは短い自己紹介だけ。そこで止まってしまいます。
つまり、問い合わせが来ないのは、投稿が届いていないからではなく、届いた後の受け皿が無いからです。

やめる必要はありません。受け皿を 1 つ作るだけです
では、どうするか。SNS をやめる必要はありません。やり方を変えれば、投稿を減らしても届き方は変えられます。
やることは 1 つ、受け皿を 1 ページ作ることです。受け皿とは、プロフィールのリンク先に置く 1 枚のページのこと。中身は「自己紹介」「よくある質問 5 つ」「連絡先」の 3 つだけです。
そして、この 3 つの下書きこそ、AI がいちばん得意な仕事です。白書で効果実感が最も高かった「毎回同じことを書く手間」と、まったく同じ性質だからです。あなたが持っている経験とお客様の言葉を渡せば、ChatGPT が形にしてくれます。
受け皿ができると、投稿は「受け皿へ案内する 1 本」で済むようになります。週 1 回 30 分が目安です。
この先でやること
この先では、明日から何をどの順番でやればいいかを、具体的な手順にして解説します。
- STEP 1 数える(20 分):直近 3 か月の問い合わせが、どこから来たかを数える
- STEP 2 置き場所を作る(10 分):受け皿ページの下書きを 1 つ用意する
- STEP 3 自己紹介を作る(20 分):ChatGPT に 3 ブロックで書かせる
- STEP 4 質問 5 つを作って公開する(25 分):聞かれたことを AI に整理させ、公開してプロフィールに貼る
- STEP 5 週 1 の投稿の型を作る(20 分):受け皿へ案内する 1 本の形を決める
必要なものは、ChatGPT(無料で使えます)とメモアプリ、そして過去 3 か月の問い合わせの記録だけです。初回 90 分、その後は週 1 回 30 分が目安です。
準備するもの
- ChatGPT(chatgpt.com)に無料で登録し、ログインしておく
- スマホの標準のメモアプリを開く(パソコンで作業する方はメモ帳でも同じです)
- 直近 3 か月の記録:メールの受信箱、SNS の DM、予約フォームの通知をさかのぼれる状態にしておく
手順
STEP 1 直近 3 か月の問い合わせを数える(20 分)
感覚で「SNS は効いていない」と決めず、自分の数字を出します。
- メモアプリに「メール/SNS の DM/紹介・口コミ/その他」の 4 行を書く
- 3 か月前までさかのぼり、問い合わせ・申し込み・相談を 1 件ずつ、4 行のどれかに「正」の字で足していく → 3 か月分の合計が出る
- SNS の DM が 0 件だった場合 → 投稿からの問い合わせは今のところ無い、と分かります。それでも投稿をやめる必要はありません。受け皿を作る価値が高い状態です
- 紹介・口コミがいちばん多かった場合 → 受け皿ページは「紹介された人が見に来る場所」として効きます。作る価値は同じです
- 数えた 4 つの数字をメモに残す → 4 週間後に同じ数え方をして比べます

STEP 2 受け皿の置き場所を 1 つ作る(10 分)
ホームページは要りません。note に下書きを 1 本用意します。中身は STEP 3・4 で入れ、公開は最後です。
- note(note.com)にメールアドレスで登録する → ログインした画面が開く
- 画面の「投稿」→「テキスト」を選ぶ → 記事の編集画面が開く
- タイトルに「(あなたの名前)に相談できること」と入れる
- 「下書き保存」を押す → 記事の一覧に下書きが残る
すでにホームページやブログがある方は、そこに 1 ページ分の下書きを作ってください。やることは同じです。
STEP 3 自己紹介を ChatGPT に書かせる(20 分)
受け皿ページの 1 つ目のブロックです。
- ChatGPT で新しいチャットを開く
- 下のプロンプト 1 を貼り、【 】の中を自分の言葉で埋めて送信する → 3 ブロックの自己紹介が返ってくる
- 返ってきた文章を読み、事実と違うところを直す(AI は話を盛ることがあります。実績の数字・資格名・年数は必ず自分で確認する)
- 直した文章を、STEP 2 で作った下書きの先頭に貼る → 下書き保存する

STEP 4 よくある質問 5 つを作って公開する(25 分)
受け皿ページの 2 つ目のブロックです。ここが問い合わせの量を決めます。
- メモアプリに、実際に聞かれたことがある質問を思い出せるだけ書き出す(3 つで足ります)
- ChatGPT に プロンプト 2 を貼り、書き出した質問と自分のサービス内容を入れて送信する → 質問 5 つと答えの下書きが返ってくる
- 料金・所要時間・対応範囲は、必ず自分の実際の条件に書き換える(AI は一般的な相場で埋めてきます)
- 5 つの Q&A を、自己紹介の下に貼る
- 最後に連絡先を 1 行だけ書く。メールアドレスを 1 つ書きます(例:「ご相談は ○○@○○ へどうぞ。3 日以内に返信します」)
- ここまで入ったら「公開に進む」を押して公開する → 受け皿ページができます
- 公開した記事の URL をコピーし、メモに貼る
- いちばん使っている SNS を 1 つ決める → そのアプリでプロフィールの編集画面を開き、リンクを入れる欄(「ウェブサイト」「リンク」などの名称)に貼る → プロフィールからそのページが開けば OK
STEP 5 週 1 回の投稿の型を作る(20 分)
投稿をやめるのではなく、1 本に集約します。
- 曜日と時間を 1 つ決める(例:毎週月曜の朝 9 時)→ スマホのリマインダーに登録する
- ChatGPT に プロンプト 3 を貼り、その週に書きたいことを 1 行入れて送信する → 投稿の下書きが返ってくる
- 下書きの最後に、受け皿ページへの案内を 1 文入れる(例:「料金や進め方は、プロフィールのリンクにまとめています」)
- 自分の言葉に直してから投稿する → 30 分以内で終われば、この型は続けやすくなります
- 4 週間続けたら、STEP 1 と同じ数え方で経路を数え、メモの数字と比べる

うまくいかないとき
- 3 か月前まで記録をさかのぼれない:さかのぼれる分だけ数え、「1 か月分」と書いておく。次回から同じ長さで比べる
- AI の文章が自分らしくない:プロンプトの【私の話し方】に、自分が書いた過去の投稿を 1 本そのまま貼る → 文体が近づきます
- よくある質問が思いつかない:「料金」「所要時間」「どこまでやってくれるか」「初回に何をするか」「断られる条件」の 5 つから埋める
- 週 1 の投稿が続かない:曜日を変えず、内容を 1 種類(お客様からよく聞かれた質問への回答)に固定する
- 投稿を減らしたら反応が落ちた:反応(いいね)は減ることがあります。見るのは反応ではなく、STEP 1 の 4 つの数字です
- 4 週間たっても問い合わせが 0 件:STEP 4 に戻り、質問 5 つを「実際に聞かれた言葉」に置き換えて作り直す
チェックリスト
受け皿の完成チェック
- □ 直近 3 か月の 4 つの数字をメモに残した
- □ 受け皿ページを公開し、URL をコピーした
- □ SNS のプロフィールから、そのページが開くことを確認した
- □ 自己紹介の事実(年数・資格・実績)を自分で確認して直した
- □ よくある質問 5 つの料金・時間・範囲を、自分の条件に書き換えた
- □ 連絡先と返信の目安(〇日以内)を 1 行書いた
週 1 運用チェック(4 週間)
- □ 投稿の曜日と時間を決め、リマインダーに登録した
- □ 毎回、投稿の最後に受け皿への案内を 1 文入れた
- □ 1 本あたり 30 分以内で終わっている
- □ 4 週間後に、STEP 1 と同じ数え方で経路を数えた
テンプレート・プロンプト
プロンプト 1 自己紹介を 3 ブロックで作る
あなたは、個人事業主の紹介文を書くライターです。以下の材料から、ホームページに載せる自己紹介を書いてください。話を盛らず、材料に書かれていないことは書かないでください。
【出力の形式】
1. 何をしている人か(1 行)
2. どんな人の、どんな困りごとを解決するか(3 行以内)
3. これまでの経験(箇条書き 3 つ。材料にあるものだけ)
【私の仕事】
【例:50代向けの起業相談。個別コンサルと月1回の勉強会】
【お客様の困りごと】
【例:定年後に何かしたいが、何から始めるか分からない】
【これまでの経験】
【例:メーカーで営業25年/2024年に独立/相談実績60名】
【私の話し方】
【ここに自分が書いた過去の投稿を1本そのまま貼る。無ければ「ふつうの丁寧語」と書く】プロンプト 2 よくある質問 5 つを作る
以下のサービスについて、申し込む前のお客様が知りたいことを「よくある質問」5 つにまとめ、答えの下書きを書いてください。料金・所要時間・対応範囲は、私が書いた条件だけを使い、書いていないことは「(ここに記入)」と空欄にしてください。相場や一般論で埋めないでください。
【出力の形式】
Q1〜Q5。各 Q に 3 行以内の答え。
【サービスの内容】
【ここに貼る】
【実際に聞かれたことがある質問】
【ここに貼る。3 つでも可】
【決まっている条件】
料金:【 】/所要時間:【 】/対応範囲:【 】/対応できないこと:【 】プロンプト 3 週 1 回の投稿の下書きを作る
SNS の投稿の下書きを作ってください。売り込みの表現、煽り、大げさな数字は使わないでください。
【条件】
・400 字以内。1 文を短く
・最初の 2 行で、読む人の困りごとを言い当てる
・本文は「よくある質問への回答」を 1 つだけ扱う
・最後の 1 文は、詳しい説明の場所への案内(URL は書かず「プロフィールのリンク」と書く)
【今週扱う質問】
【例:初回の相談では何をするのか】
【私の答え】
【ここに 2〜3 行で書く】
【私の話し方】
【過去の投稿を 1 本貼る】注意事項・免責
- 本記事の統計は、総務省「令和 8 年版 情報通信白書」(2026 年 7 月公表。企業の生成 AI 利用 86.4%、効果実感が最も高い業務は「議事録・メール作成補助」で約 7 割)と、東京商工リサーチ「2023 年 企業の SNS 運用に関するアンケート調査」(2023 年 8 月、有効回答 4,947 社。運用企業 2,044 社のうち 29.3% が「特に効果は得られなかった」)にもとづきます
- 所要時間(初回 90 分・週 30 分)は目安です。本記事は集客数・売上の増加を保証するものではありません。効果には個人差があります
- ChatGPT などの AI が書いた文章は下書きです。実績・資格・料金・対応範囲は、公開する前に必ずご自身で確認してください。事実と異なる内容の公開は、あなた自身の責任になります
- 受け皿ページやプロンプトに、お客様の氏名・連絡先などの個人情報を入れないでください
- ChatGPT は OpenAI、note は note 株式会社、Instagram・Facebook は Meta、LINE は LY Corporation の製品名・商標です。本記事は各社と関係ありません
- 画面の名称・位置はサービスの更新で変わることがあります。図はすべて概念図です
FAQ
Q1. ホームページを持っていません。受け皿はどこに作ればいいですか? A. note の無料アカウントで記事を 1 本作れば十分です。独自ドメインも制作費も要りません。
Q2. SNS の投稿は完全にやめてもいいですか? A. この記事は「やめる」ではなく「週 1 回に減らす」手順です。受け皿への入口が減ると、読まれる機会も減ります。まずは 4 週間、週 1 本で数字を見てください。
Q3. AI が書いた文章をそのまま載せても大丈夫ですか? A. そのままは避けてください。AI は実績や料金を一般的な数字で埋めることがあります。事実の確認と、自分の言葉への直しは必ず行ってください。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。この手順が、あなたの作業を少しでも軽くできればうれしいです。
実は私、2025 年 8 月から「AI 自動集客の学校」で学んでいるのですが、毎日目から鱗で楽しいです。この学校が主催している 4 時間の「AI自動集客1day体験型ワークショップ」が、私からの紹介で無料で受講できます。もしご興味があれば、下記からお申し込みください。 ☞ AI自動集客1day体験型ワークショップ
さらに最新の AI 活用術を学びたい方は、こちらもチェックしてみてください。 ☞ AI活用ラボラトリー
※上記は紹介リンクです。
特典
本編に収録:受け皿ページの構成テンプレート(自己紹介 3 ブロック+よくある質問 5 つ)、プロンプト 3 本、問い合わせ経路の記録シート、チェックリスト 2 種。
価格
0円(無料)
注意事項
- 統計は総務省「令和 8 年版 情報通信白書」(2026 年 7 月)、東京商工リサーチ「2023 年 企業の SNS 運用に関するアンケート調査」にもとづきます。所要時間は目安で、集客・売上の成果を保証するものではありません。
- AI が書いた文章は下書きです。実績・資格・料金は公開前にご自身で確認してください。図はすべて概念図です。
- 本記事は note・Brain でも無料で公開しています。
- バージョン 1.0(2026-09-23)
本編に収録:受け皿ページの構成テンプレート(自己紹介 3 ブロック+よくある質問 5 つ)、プロンプト 3 本、問い合わせ経路の記録シート、チェックリスト 2 種。
- 統計は総務省「令和 8 年版 情報通信白書」(2026 年 7 月)、東京商工リサーチ「2023 年 企業の SNS 運用に関するアンケート調査」にもとづきます。所要時間は目安で、集客・売上の成果を保証するものではありません。
- AI が書いた文章は下書きです。実績・資格・料金は公開前にご自身で確認してください。図はすべて概念図です。
- 本記事は note・Brain でも無料で公開しています。
- バージョン 1.0(2026-09-23)
