ハートランド税理士法人　代表の大久保明信さんを直撃「お客さまも働くスタッフも幸せになれるように」

「ワンストップで経営に関するあらゆる悩みをワンストップで解決できるグループ」を目指しているハートランド税理士法人は代表社員である大久保明信さんが2015年に設立したハートランド会計事務所からスタート。2022年4月、ハートランド税理士法人は相続や事業承継を専門とする資産税部門と、法人税務を中心とする税務顧問部門を持つ総合型の事務所となり、個人から上場を目指している大規模法人の顧客にいたるまで、全国の顧客に高品質な税務サービスを提供しています。大久保明信さんを直撃し、今後の経営理念や将来展望などをうかがいました。

ハートランド税理士法人について

大久保明信さんのインタビューをお届けする前にハートランド税理士法人についてご紹介いたしましょう。ハートランド税理士法人が提供しているのは以下のサービスです。

ハートランドグループはハートランド税理士法人のほか、グループ傘下に社労士法人であるハートランド社会保険労務士法人があります。税務会計だけではなく、人事労務の悩みもワンストップで対応可能という特徴があります。

資金調達の支援金額は月間平均2億円超え、特に創業融資のサポートは開業以来「審査通過率100%」を継続中。社労士法人併設の総合型税理士法人として、2022年には顧問先数800件を突破しました。

「そこまでやるか」「そんなにやるか」「そんなのやるか」

ハートランド税理士法人はYouTubeに30秒のCM動画をアップしています。その中で「そこまでやるか」「そんなにやるか」「そんなのやるか」をキャッチコピーとして掲げています。

このCMのコピーは常に圧倒的なクオリティのサービスの提供を行っていく、というハートランド税理士法人の目標を表しています。そして、その目標を実現してきたことで、評価が高まり、年々、顧客企業が増えています。その背景には同法人のこうしたサービスの提供があります。

弊社はどこの税理士事務所でもエースとなれる高度な専門知識とコミュニケーション能力を兼ね備えた人材が、中小企業向けに税務サービスを展開する稀有な税理士法人だと自負しています。出典：ハートランド税理士法人ウエブサイト

今日のハートランド税理士法人の躍進は同事務所の税理士、そして支えるスタッフによるところが大きいのではないでしょうか。

ハートランド税理士法人が得意とする分野は？

ハートランド税理士法人のご担当者に同法人が得意としている分野、強みなどをご紹介いただきました。

●税務顧問として

スタートアップから年商100億円を超える大企業まで対応できるということです。ハートランド税理士法人には国税局のOBも在籍しておられるそうで、税務調査対応も可能なのだそうです。

●クラウド会計のコンサルティング

クラウド会計システムの導入が加速しています。ハートランド税理士法人ではfreeeやMFなど、クラウド会計の導入支援や機能を活用したコンサルティングもできるそうです。Freeeみついては認定5つ星アドバイザーとなっていることから、大阪の税理士ランキングではトップクラスを維持しておられるとのことです。

●スタートアップ企業の支援

創業融資は審査通過率100%ですし、会社設立も通常より「約14万円もお得」な代行手数料「0円」でサポートすることが可能だということです。登記は提携司法書士が対応されるとのこと。その他、法人口座作成や法人カード作成といった細かいところもサポートしてくれるのだそうです。

●社労士業務も対応

グループにハートランド社会保険労務士法人があるため、税務会計だけではなく人事労務の悩みについてもワンストップで対応可能だということです。

ハートランド税理士法人の大久保代表はこんな人！

ハートランド税理士法人の代表を務める大久保明信さんは高知県の出身、1986年生まれ。大阪市内の超富裕層向け税理士事務所で経験を積まれたそうです。開所当時は弁護士、司法書士のほか、同業の税理士からの依頼で、資産税を中心とした複雑な案件に対応してきたそうです。複雑な案件に対処することができたのは大久保明信さんが税理士として修行した事務所が超富裕層を多数抱え、高度な税務サービスを提供するという特化型事務所だったからだとか。2015年に28歳でハートランド税理士法人の前身であるハートランド会計事務所を開業されました。

ハートランド税理士法人、大久保代表を直撃！

ではインタビューをお届けいたしましょう。

－ハートランド税理士法人を起ち上げられたきっかけについてお聞かせください

ハートランド税理士法人・大久保明信さん「ワンストップで経営に関するあらゆる悩みをワンストップで解決できるグループを目指して設立しました。きっかけとなったのは、自分自身がこの業界に入って、理不尽な状況を見聞きしてきたということにあります」

－税理士業界というのは非常に厳しい世界だという話は聞いたことがあります

ハートランド税理士法人・大久保明信さん「同業の方々から、オーナー税理士だけが儲け、他のスタッフは薄給かつ長時間労働で使い倒されているということや、先輩の顔色伺って、仕事はないのに無駄な付き合い残業が常態化しているといったことを見聞きしてきました。それならみんなが幸せになれる、自分が理想とする職場を作ろうと思い、ハートランド税理士法人の前身であるハートランド会計事務所を立ち上げました。わたしの考えに賛同した各分野の税務・経営に関するプロフェッショナルが合流してくださって、今日のハートランド税理士法人があります」

－ハートランド税理士法人の設立後の苦労話をしていただけますか

ハートランド税理士法人・大久保明信さん「いまも大変です。というのも、いま、わたくしどもハートランド税理士法人は拠点が増えて拡大していくというフェーズにあるからです。これまでは感覚で何とかなっていた業務、属人化していた業務を、言語化、仕組み化することに取り組んでいます。これが苦戦していますね。特に社内スタッフの教育に関しては、一生向き合っていく課題ですから、日々試行錯誤を繰り返しています」

－経営していくにあたって特に心がけていることは

ハートランド税理士法人・大久保明信さん「ハートランド税理士法人を設立したのはクライアントも、そして働くスタッフも、皆、それぞれの幸せを手に入れて欲しいと考えたからです。そのためには、まずわたくしたちがクライアントに対して良いサービスを提供して、それによってクライアントが幸せになってもらう。これが重要です。そして、その対価としていただいた報酬でスタッフが潤い、幸せになれる。こうした良い循環を続けていけるよう、日々取り組んでおります」

－今後の事業展開について教えてください

ハートランド税理士法人・大久保明信さん「2028年までにグループ全体で300名にしたいですね。これをひとつの目標として、規模拡大を続けていきたいと考えています。またゆくゆくは司法書士法人や行政書士法人、弁護士法人なども併設していきたいです。ハートランドが経営に関するあらゆる悩みをワンストップで解決できるグループになれたらと考えております」

－ありがとうございました。

ハートランド税理士法人はこんな職場

ハートランド税理士法人の代表である大久保明信さんはインタビューで「2028年までにグループ全体で300名にしたい」と目標を掲げられていました。現在、同法人では顧客が増えていることからスタッフの募集が行われています。ハートランド税理士法人はどんな職場なのでしょうか。

代表の大久保明信さんによるとハートランド税理士法人のモットーは「お金も、働きやすさも、プライベートもあきらめない」ということ。そのための「理想とする職場」をつくるため、給与面で配慮し、働きやすい、そしてプライベートの充実が図れるよう環境整備が行われているということです。いくつか例をあげてご紹介しましょう。

まず、給与面では成果が直接給与に反映される仕組みを設け、働きやすさではフレックスタイムが導入されています。また、社内コンビニ、無料のドリップコーヒーマシンがあり、服装や髪型、ネイルやピアスも自由。交通費は全額支給、スキルアップを目指す従業員には研修費などを支給しているとのことです。休暇については完全週休2日制で年間休日125日。休暇は有給休暇、慶弔休暇、産休・育休などに加え、介護休暇、試験休暇も取得可能となっているのだそうです。

ハートランド税理士法人が求めている人材は？

ハートランド税理士法人が求めているのは次のような人材です。

税務の専門知識を有していることは前提として、コミュニケーション能力の有無を非常に重要視しています。この能力がない限り、お客様の真のニーズを引き出すことは困難ですし、お客様に寄り添う最良のパートナーになりえないと考えているからです。出典：ハートランド税理士法人ウエブサイト

求職者に対してのメッセージ

ハートランド税理士法人の代表、大久保明信さんは同法人のリクルートサイトで求職者へのメッセージを寄せています。引用して紹介いたします。

弊社に入社していただければ、信頼出来る仲間と本気で仕事に取り組むことの楽しさを実感していただけると思います。
成果を出せばすぐに給与へ反映されますし、理不尽なお客様対応や非効率な残業文化もありません。環境は整っていると自負しておりますので、腕に自信のある方は、ぜひその能力を遺憾なく発揮してください。

一度きりの人生、思う存分楽しみましょう。
出典：ハートランド税理士法人　リクルートサイト

大久保明信さんは税理士試験に合格し、この業界に飛び込んだとき、オーナー税理士やその親族以外に1,000万円プレイヤーはいない、安い給料に残業代のつかない長時間労働、いわゆるブラックな業界であることを痛感したといいます。

そして自身が独立する際、一緒に働いてもらうメンバーには、良い仕事をしてお客様から対価をいただくことはもちろん、私生活でも仲間と友人に恵まれ、家庭でも愛される、幸せで贅沢な人生を送って欲しい、そう考え、現在のような職場を作ったのだそうです。

まとめ

2015年にハートランド会計事務所として設立され、7年でグループ内に社労士法人などを持つまでに成長してきたハートランド税理士法人。代表を務める大久保明信さんは司法書士法人や行政書士法人、弁護士法人なども併設した、経営に関するあらゆる悩みをワンストップで解決できるグループを目指していると語っていらっしゃいます。「クライアントも、そして働くスタッフも、皆、それぞれの幸せを手に入れて欲しいと考えたからです。そのためには、まずわたくしたちがクライアントに対して良いサービスを提供して、それによってクライアントが幸せになってもらう。これが重要です」、そう語った大久保明信さん。これからの活躍が期待されます。

会社概要

商号 ：ハートランド税理士法人

設立：2015年4月（2022年4月8日法人化）

所在地：

本社オフィス〒531-0074　大阪府大阪市北区本庄東1丁目24-5 ハートランド・アレックスビル

梅田オフィス〒530-0001　大阪府大阪市北区梅田1丁目1−3大阪駅前第3ビル30階

五反田オフィス〒141-0022　東京都品川区東五反田5丁目27-10 第一野村ビル2階

電話番号：

本社オフィス　06-7777-3580

梅田オフィス　06-6341-3170

五反田オフィス　03-3445-1180

代表社員（税理士）：大久保 明信 (近畿税理士会所属 登録番号 第127217号)

営業時間：10時～19時