SNSにおけるいじめ告発について思うこと

絵本作家おがさん 発達支援、心の在り方ブログ

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SNS上で「いじめ告発」が行われる場面を見るたびに感じるのは、

そこに至った時点で多くのケースがすでに「手遅れだ」ということです

本来であれば学校や周囲の大人、同級生、地域の誰かがもっと早く気づき、介入し、被害者が孤立して極限まで追い詰められる前に支えなければならなかったはずです

しかし現実には、被害者が声を上げても届かない、相談しても軽視される、あるいは「事を荒立てるな」と抑え込まれる…

そうした積み重ねの果てに、最後の手段としてSNSでの告発に踏み切る人がいるのだと思います

告発が起きると、「いじめを拡散する人間も加害者だ」「加害者の人生を終わらせるつもりか」といった言葉が必ずと言っていいほど飛び交います

しかし、そこに倫理や良心を持ち出しても、告発者にはもはや響かないことがほとんどです

なぜなら、告発の目的そのものが「相手の人生を終わらせるつもりか」という問いに対して、ある意味「その通り」だからです

被害者は長い時間をかけて追い詰められ、信頼できる大人にも守られず、心の中で何度も何度も

「自分の人生が壊れていく」

感覚を味わってきたのではないでしょうか

その果てに、

「自分の人生が壊れてもいいから、せめて相手の人生も終わらせたい」

という極端な思考に変質してしまうのです

広陵高校の件も、各地で起きている性加害の告発も構造は同じです

被害者がSNSに頼らざるを得ない状況は、個人の復讐心だけで説明できるものじゃないとも考えます

むしろ、周囲の大人や組織が機能不全に陥り、被害者が

「正規のルートでは救われない」

と確信してしまった結果として生じる「爆発」です

告発者も罪に問われるかもしれません

しかし、本来守るべき立場にあった大人たちがなぜ気づけなかったのか、なぜ止められなかったのかを問う必要があります

SNSでの告発は、被害者にとって最後の出口であり、同時に社会に向けた悲鳴、SOSでもあります

一人の人間が復讐に人生を投げ出すほど追い詰められる前に、周囲がどれだけ早く気づき、寄り添い、介入できるか。その体制を整えられなければ、同じ悲劇は何度でも繰り返されるのだと思います

私自身は、告発者を軽々に責められないな と感じます

そして不確かな誤情報などで更に混乱と冤罪を招く可能性

いじめ加害者の更生の可能性

を考えれば、正義感でそれを拡散することできないな…とも…

子どもに関わる支援者なのでね…

「いじめ加害者を守るのか!」とも言われたこともありますが、子どもに関わる支援者が

「いじめ被害者は更生の余地なく人生を終えるべき」

と言えちゃう社会にはしたくないのですよね…


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この記事のライター

絵本作家おがさん 発達支援、心の在り方ブログ

児童発達支援センター元児童指導員、現絵本作家として、 保育士・幼稚園教諭・支援員・教員・ご家族の方に、子ども関係の役立つ情報を届けていきたいと思います noteブログで先行発信中!!

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