私は最近、中古車輸出について調べるためにTCVを見ている。
実際に輸出をしているわけではない。
しかし市場を観察していると、日本にいるだけでは気づかないことがたくさんある。
今回もそんな発見があった。
■ 私は「安い車は利益が少ない」と思っていた
これは多くの人がそう考えると思う。
100万円の車より300万円の車。
300万円の車より500万円の車。
高い車の方が利益も大きい。
だから安い車は利益も少ない。
私もそう思っていた。
しかし今回、その考え方が少し変わった。
■ TCVでサンバートラックを見て驚いた
今回見ていたのは、赤帽で有名なスバル・サンバートラックだ。
日本では働く軽トラという印象が強い。
ところがTCVを見ていると、思わず二度見した。
2012年式。
走行距離約87,000km。
掲載価格は11,581ドル。

為替にもよるが、日本円なら160万円を超える金額である。
私は正直驚いた。
「サンバーってそんな価格になるのか?」
と思った。
■ 一方で最安値は1,100ドルだった
さらに見ていくと、
1994年式。
走行距離約82,500km。
掲載価格は1,100ドル。
日本円なら15万円前後である。

同じサンバー。
しかもどちらも8万km台。
それなのに価格差は10倍以上あった。
■ カーセンサーも確認してみた
気になったのでカーセンサーも見てみた。
するとサンバートラックは80万円前後の車両が多い。

一方で100万円超や120万円超の車両も存在していた。

つまり日本国内でも価格差はかなり大きい。
ここで私は少し考え込んだ。
■ 私は勘違いしていたのかもしれない
私は最初、
「安い車は利益が少ない」
と思っていた。
しかし今回のサンバーを見ていて、
そもそも私は
「何が高く評価される車なのか」
を理解できていなかったのではないかと思った。
同じ車種でも価格差は10倍以上ある。
それなら、
安い車か高い車かを見る前に、
なぜその価格差が生まれているのかを見るべきなのかもしれない。
■ 利益の前に価値を理解する
中古車輸出について調べていると、
何度も同じ壁にぶつかる。
右ハンドル。
過走行車。
修復歴車。
そして今回のサンバー。
日本人が価値を感じにくいものに、海外市場が価値を見出していることがある。
だから、
安い車だから利益が少ない。
高い車だから利益が多い。
そう単純な話ではなさそうだ。
■ 私が学んだこと
今回のサンバー調査で感じたのは、
価格だけ見ても市場は分からないということだ。
大切なのは、
どの国で需要があるのか。
どんな仕様が評価されるのか。
なぜその価格になっているのか。
そこを理解しないまま価格だけを見ても、本質は見えてこない。
■ まとめ
私は以前、
安い車は利益も少ないと思っていた。
しかしTCVでサンバーを調べてみると、
1,100ドルの車両もあれば11,581ドルの車両もあった。
その差は10倍以上である。
そこで私は、
「安い車か高い車か」
よりも、
「なぜその価格差が生まれるのか」
を見る方が大事なのではないかと思うようになった。
中古車輸出を調べていると、
利益の前に市場が何に価値を感じているのかを理解する必要がありそうだ。
今回もまた、日本の常識が少し揺らいだ出来事だった。
■ 次回予告
同じサンバートラックなのに価格差は10倍以上。
その違いはどこにあるのか。
次回は、
「初心者が『グレードや装備は大差ない』と勘違いする理由」
について調べてみたい。 🚚📈
