サンバー輸出プロジェクト|#1 80万円のサンバー。本当に輸出するとどうなる?
おさむ|AI輸出戦略
最近、私は海外向け中古車サイト「TCV」を毎日のように見ています。
日本では見えない中古車市場がそこにはあり、
車種や国によって価格が大きく違うことに驚かされます。
そんな中で、ずっと気になっている車があります。
スバル・サンバートラック。
カーセンサーでは80万円前後で掲載されている車両が多い一方、
TCVでは1万ドルを超える価格で掲載されている個体も見つかりました。
そこで、ふと思いました。
「もし、このサンバーを本当に自分が輸出するとしたら、どうなるんだろう?」
今回から、その疑問を本気で調べていくことにしました。
このシリーズについて
最初にお伝えしておきます。
私は中古車輸出の経験者ではありません。
実際にサンバーを輸出したこともありません。
だから、このシリーズは「成功体験」でも「稼ぎ方講座」でもありません。
AIを相棒にしながら、
『もし自分が本当に80万円のサンバーを輸出するとしたらどうなるのか』
を、一歩ずつシミュレーションしていくプロジェクトです。
分からないことは調べます。
間違っていたら修正します。
その過程も含めて、すべて公開していきます。
最初は、こんな計算をしていました。
正直に言うと、最初の私はこう考えていました。
日本では約80万円。
TCVでは約160万円。
「差額は約80万円。これが利益になるんじゃないの?」
でも、この考え方は間違っていました。
調べてみると、TCVに表示されている価格は単純な「売値」ではなく、
FOB価格という考え方が使われています。
さらに、その価格から車の仕入れ代金や整備費、陸送費、人件費など、
さまざまなコストが差し引かれます。
つまり、
「TCVの価格 − 日本で買った価格 = 利益」
という単純な話ではなかったのです。
ここを理解した瞬間、
「中古車輸出って思っていたよりずっと奥が深い。」
そう感じました。
では、本当に輸出するとしたら?
ここからが、このプロジェクトの本番です。
80万円のサンバーを本当に輸出すると仮定すると、次々に疑問が出てきます。
- そもそも輸出業者はカーセンサーで仕入れるのか?
- 業者オークションとは何が違うのか?
- 港まではどうやって運ぶのか?
- 輸出にはどんな手続きが必要なのか?
- FOB価格には何が含まれているのか?
- 海外の買い手はいくら支払うのか?
- 最後に利益はいくら残るのか?
調べれば調べるほど、新しい疑問が出てきます。
だからこそ、このシリーズで一つずつ解き明かしていこうと思います。
このシリーズのゴール
このシリーズの目的は、
「いくら儲かるか」
を断言することではありません。
一台のサンバーを通して、中古車輸出という仕事の流れを理解すること。
価格だけを追うのではなく、
「なぜその価格になるのか。」
「その間に何が起きているのか。」
そこまで含めて学んでいきたいと思っています。
現役の皆さんへ
もしこの記事を読まれている方の中に、実際に中古車輸出をされている方や、
業者オークションを利用されている方がいらっしゃいましたら、
ぜひ教えてください。
「そこは違うよ。」
「実際はこういう流れだよ。」
そんなご意見も、このプロジェクトの大切な材料になります。
初心者だからこそ見える疑問と、現場だからこそ分かる知識。
その両方を合わせながら、このシリーズを育てていけたらと思っています。
次回予告
まず最初に調べたいのは、一番基本的な疑問です。
「そもそも輸出業者はカーセンサーで車を仕入れるのか?
それとも業者オークションなのか?」
ここから、一台のサンバーを世界へ送り出すシミュレーションを始めてみます。
