書いたESを、設問に合う回答へ直す
「文章としては読める。でも、聞かれたことに答えられているか不安」
そんなときに、書き直す場所を見つけるための記事です。
使うものは、応募先の設問全文、いまの回答、自分が実際に経験した事実。この3つです。最初から自己PRを作るのではなく、すでにある回答の「不足」「条件違い」「書きすぎ」を点検します。
終わったときに手元に残るのは、設問と回答の対応メモ、追加確認が必要な事実、書き直した回答です。文章を整えても、設問と経験が合わなければ題材を選び直すことがあります。
無料でできる小さな点検
次の設問と回答は、説明用に作成した架空例です。実際の企業の設問・応募者の体験ではありません。
設問:チームで取り組んだ経験と、その中であなたが担った役割を教えてください。
回答:大学のゼミで、4人で地域の店舗を調査しました。調査結果をまとめて発表し、期限内に完成させました。
この回答には「チームで何をしたか」はあります。しかし、「あなたが担った役割」は見当たりません。「4人で」「完成させた」だけでは、本人が何を担当したのかは分からないためです。
ここで「リーダーとして全員をまとめた」と足してはいけません。まず、「自分は何を任され、何をしたのか」を思い出します。
本人に確認できた事実が「訪問日時の調整と、当日に聞く質問の一覧作成を担当した」なら、次のように直せます。
修正例:大学のゼミで、4人で地域の店舗を調査しました。私は訪問日時の調整と質問一覧の作成を担当しました。調査結果を全員でまとめ、期限内に発表資料を完成させました。
点検の手順は、次の3つです。
・設問で求められた内容を、一つずつ書き出す
・回答のどの一文が、その内容に答えているか線でつなぐ
・つながらない項目だけ、事実を確認して補う
あなたの回答でも、まず一問だけ試してみてください。「いい話かどうか」を考える前に、答えが置かれていない項目を探します。
この記事で扱うこと
有料部分には、次の内容を収録しています。
・設問全文から条件と回答項目を分ける記入欄
・答え忘れを見つける5つのパターンと、事実を確認する質問
・修正前→不足→追加事実→修正後→設問との対応を示す完成例
・文字数が足りない、事実を思い出せない、題材が条件違いのときの戻り方
・自分の一問を直すためのコピー用ワークと提出前チェック
価格は500円。提供するのはこの記事内のワークと解説です。個別添削、ダウンロード教材、選考通過の保証は含みません。
ESの基本や提出前チェックには、無料の公式情報もあります。基礎を確認したい場合は、末尾で紹介するマイナビの解説なども使えます。本記事は、そこから自分の既存回答に戻り、どの事実を確認し、どこを書き直すかを判断する練習に絞っています。
