家族と働き方を話す最初の目的は、その場で賛成してもらうことに限りません。希望、生活への影響、まだ分からないことを共有する会話例を紹介します。
仕事を変えることが頭をよぎる。でも、家族に話したら心配されそうで、切り出せない。そんなとき、結論を決めてから話そうとすると、一人で抱える時間が長くなってしまうことがあります。
1.決定の報告か、相談かを最初に伝える
「会社を辞めたい」とだけ伝えると、既に退職を決めたように受け取られるかもしれません。まだ検討中なら、その段階を先に言葉にします。
会話の例です。「今日は退職を決めた報告ではなく、これからの働き方を相談したい。今の仕事で気になることがあり、一緒に確認したい」。その後に、気になっている具体的な場面を一つ伝えます。
2.自分の希望と、生活への影響を並べる
自分が変えたいことを話すと同時に、家計、家事、家族と過ごす時間などへの影響も考えます。具体的な条件が不明なら、分からないまま伝えて構いません。
「収入がどうなるかはまだ調べていない。必要な生活費を先に一緒に確認したい」のように、希望と未確認事項を分けます。相手にも大切にしたい条件があるか、聞く時間を作りましょう。
3.その日の結論を、小さくする
最初の話し合いで転職の可否まで決めようとせず、次に確認することを一つ決めます。「週末に今後の支出を確認する」「再雇用の条件を調べる」などです。
意見が合わないときは、何を心配しているのかを確かめます。急いで説得するより、同じ情報を見ながら話せる状態を目指します。ここで示した言い方で、必ず理解が得られるという意味ではありません。
今日の記入メモ
今の検討段階:
自分が望むこと:
家族の生活に関係すること:
まだ分からないこと:
一緒に確認したいこと:
落ち着いて話せる時間を相談し、最初に伝えたい一文をメモしておきましょう。結論が出なくても、次に調べる項目を共有できれば、その日の相談には意味があります。
ワークの次に、選択肢と行動まで整理したい方へ
家族に話す前に自分の考えを整理したいときは、全章版を、現在地や希望を書き出すために使えます。家族を説得する道具ではなく、自分が何を考えているか説明する準備としてご検討ください。
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