毎月、Excelを開く。
データを集める。数字をまとめる。前年と比較する。報告資料を作る。
そして翌月になれば、また同じ作業を繰り返す。
「この作業、もう少し楽にできないだろうか」
そう思ってAIや自動化に興味を持っても、
「Pythonなんて使ったことがない」「AIに何を頼めばいいのか分からない」「自分の仕事にどう当てはめればいいのか分からない」
そこで止まってしまう方もいると思います。
この教材は、そんな方のために作りました。
目指すのは、単にExcel集計を早く終わらせることではありません。
集計する。比較する。条件を変えて試算する。その結果をもとに、次の対応を相談できる報告を作る。
そこまでを一つの仕事として考え、
「どこを仕組みに任せ、どこを人が確認・判断するのか」
を、完成見本を動かしながら体験する実習教材です。
「集計しました」で終わっていませんか?
たとえば、毎月の出荷データを集計しているとします。
月別・商品別に数字をまとめて、上司や担当者へ報告する。
すると、
「前年と比べると?」「どの商品が増えている?」「このままだと不足しない?」「入荷を早めたらどうなる?」
と聞かれる。
そのたびにExcelを開き直し、数字を探し、計算し直す。
集計そのものを早くするだけでは、この仕事はまだ終わりません。
本当に必要なのは、その先にある
「数字から何が分かり、次に何を検討するのか」
まで考えられる材料ではないでしょうか。
集計のゴールを「数字を出す」から変えてみる
たとえば、こんな報告ができたらどうでしょう。
「前年と比べると、この商品の出荷が増えています。入荷の時期や数量を変えた場合の試算もまとめました。次の対応をご相談できますか?」
単に数字を伝える報告から、
次の対応を相談できる報告へ。
そのためには、仕事を大きく3段階に分けて考えます。
① 事実をそろえる月別・商品別など必要な数字を集計する。
② 違いを確かめる前年などと比較し、増減や変化を確認する。
③ 選択肢を示す条件を変えて試算し、効果と負担を並べる。
そして最後は、数字と実際の事情を人が確認して判断します。
今回の「社内業務自動化キット 応用版」では、この一連の流れを一つの実習として体験します。
一つの業務を、集計から報告までつなげる
実習で使用するのは、架空の商品出荷データです。
2年分の月別Excelを使って、次の流れを体験します。
STEP 1 集計する
月ごとの明細を読み取り、
- 月別
- 商品別
- 年間
の結果をまとめます。
STEP 2 比較する
前年と比較して、
- 増えた商品
- 減った商品
- 出荷が集中した月
などを確認します。
STEP 3 条件を変えて試算する
入荷する時期や数量を変更した場合、
- 不足数量はどう変わるか
- 仕入額はどう変わるか
を試算します。
STEP 4 AIで報告原案を作る
集計・比較・試算した結果と条件をAIへ渡し、報告・改善案の原案を作ります。
STEP 5 最後は人が確認する
AIが作った文章をそのまま採用するのではありません。
数字の根拠や実際の業務事情を人が確認し、どの案を採用するか判断します。
「良さそうな案」と「採用すべき案」は同じではありません
ここは、この教材で特に大切にしている部分です。
教材の条件では、
「入荷を前倒しするだけ」では、年間の不足数量は減りません。
一方、数量も増やせば不足は減りますが、仕入額は増えます。
つまり、
不足が減る=その案を採用すべき
とは限りません。
効果だけを見るのではなく、
「何が改善するのか」「代わりに何が増えるのか」
を並べて、人が相談・判断する。
AIに答えを決めてもらうのではなく、人が判断するための材料づくりにAIと自動化を使う。
これが、この教材の基本的な考え方です。
※教材内の数値は架空データと仮定に基づく試算です。実際の需要や利益を予測・保証するものではありません。
でも、自動化の仕組みを自分で作れるのか?
ここで、
「考え方は分かった。でもPythonなんて使ったことがない」
と思う方もいるでしょう。
そのため、最初からゼロから作る方法にはしていません。
まず、完成済みの仕組みを動かします。
今回使用する主なものは3つです。
Python
Excelを読み取り、集計・比較・試算するプログラムです。
SKILL
AIに、
「何を目的に報告するのか」「何を確認するのか」「どんな形で書いてほしいのか」
などを伝えるための指示ファイルです。
バッチ
同じPython処理を、フォルダーからダブルクリックで開始するためのファイルです。
最初から専門用語をすべて覚える必要はありません。
完成形を見る → 動かす → 結果を見る → 役割を理解する
という順番で進めます。
完成品を使って終わりではありません
ここからが「応用版」です。
完成見本を確認したあと、
「では、自分ならAIにどう頼めば、この仕組みを作れるのか?」
へ進みます。
教材には、AIへPython・SKILL・バッチの作成を依頼するための基本フォーマットと、実習に沿った依頼文を収録しています。
整理するのは次の7項目です。
目的・材料・作業・条件・完成形・注意点・確認方法
たとえば、
「Excelを自動化してください」
だけでは、必要な仕組みをAIへ正確に伝えるのは難しくなります。
そこで、
何のために作るのか。どのファイルを使うのか。何を計算するのか。どんな条件があるのか。何を出力するのか。何に注意するのか。正しくできたことをどう確認するのか。
を整理してAIへ渡します。
そしてAIが作ったものを、完成見本や期待する数値と照合します。
目指すのは、
「AIに丸投げできる人」ではなく、「AIに仕事を伝え、結果を確認できる人」です。
退社前に開始して、翌朝は「結果の確認」から
応用例として、バッチを使い、PC上の集計・比較・試算をまとめて開始する方法も紹介しています。
たとえば退社前に処理を開始し、翌朝は実行記録と結果の確認から始める、という使い方です。
ただし、ここには条件があります。
PCを起動したまま電源を確保し、スリープ・シャットダウン・ログアウト・自動再起動などで処理が中断されないようにする必要があります。
初回はそばで動作を確認し、
- 途中で入力待ちにならないか
- 保存先の空き容量があるか
- 対象Excelを閉じているか
なども確認します。
また、この教材には、
時刻指定による自動起動AIへの自動送信発注の自動実行メールの自動送信
は含まれていません。
AIへの結果の受け渡しも人が行います。
SKILLファイルを置くだけで、自動的にAIへ接続される仕組みではありません。
処理量やPC環境によって実行時間も変わるため、翌朝までの終了を保証するものではありません。
題材は出荷データ。でも、目的は「自分の仕事」への応用です
この教材で使う出荷・在庫データは、仕組みを理解するための一例です。
考え方そのものは、
週報の集約営業所ごとの報告集約作業時間の集計月次データの比較
など、別の繰り返し業務にも応用できます。
ここで一度、ご自身の仕事を思い浮かべてみてください。
毎週・毎月、同じように繰り返している作業はありませんか?
そして、
何を読み取っているのか。何を集計しているのか。何と比較しているのか。誰に報告しているのか。その人には何を判断してほしいのか。
ここまで整理できれば、自動化を考える入口になります。
別の業務へ応用するときは、ファイル名を変えるだけではありません。項目・処理条件・出力内容などを業務に合わせて調整し、結果を確認します。
この教材でお届けするもの
社内業務自動化キット 応用版には、次の教材を収録しています。
- 図解付き統合ガイド(HTML)
- 架空の月別出荷データ2年分と設定ファイル
- 完成済みPython
- 完成済みバッチ
- 完成済みSKILLファイル
- Python・SKILL・バッチ作成用の依頼文
- 共通の基本フォーマット
- 保存・実行・確認方法
- 集計・比較・試算の完成結果
- AIへ渡す結果データ
- 報告・改善提案レポート見本(PDF)
- 編集用レポート見本(Word)
教材はZIP形式です。
展開後、最初に**「はじめに開く_統合ガイド.html」**を開いてください。
データやプログラムは実習フォルダー内にまとめています。
※レポートは完成形を確認するための見本です。バッチからWord・PDFレポートまで自動生成するものではありません。
こんな方に向いています
この教材は、
「AIや自動化には興味がある。でも、何から始めればいいか分からない」
という方を想定しています。
特に、
- 毎月Excelで似た集計をしている
- 集計後の比較や報告にも時間がかかっている
- AIを仕事に使ってみたいが、依頼方法が分からない
- 完成した仕組みを触りながら覚えたい
- AIが出した結果をどう確認すればいいか知りたい
- 将来的には自分の業務に合わせた仕組みを考えたい
という方に向けた内容です。
自社のファイルを渡せば調整なしですべて完成する専用システムや、個別の開発代行をお求めの場合は、今回の教材とは内容が異なります。
ご購入前にご確認ください
【利用環境】
Windows PCでの実習を前提としています。Pythonとopenpyxlの導入、ZIPの展開、ファイルの保存が必要です。会社のPCでは、ソフトの導入やAI利用が許可されているかご確認ください。
Excelファイルを確認・編集できる環境、HTMLを開けるブラウザー、PDF閲覧環境をご用意ください。Word見本の編集には対応するアプリが必要です。
AIを使う実習にはインターネット接続と利用するAIサービスのアカウントが必要です。AIサービスやOffice等の料金は教材代に含みません。
【AIの利用】
結果とSKILLの内容をAIに渡して依頼する方法を案内しています。ファイル添付、SKILLの登録、Word・PDF出力等の可否はサービスや契約で異なります。ファイル出力に対応しない場合は、文章をWord等に移して仕上げます。会社や取引先の機密情報は、所属先のルールに従って扱ってください。
【確認範囲】
完成済みプログラムとバッチについて、計算・入力エラー・実行等の27項目を確認しています。ただし、購入者の新規PCでの導入、すべてのAI環境、長時間・大容量処理、初めて使う方による全実習の通し操作を保証するものではありません。AIが新たに生成したファイルや文章は、ご自身でも確認してください。
元の実習用Excelを変更せず、結果を別に保存する構成です。ご自身のデータを使う場合は、コピーを用いて検証してください。
【提供方法・価格】
販売画面に表示される価格での買い切り教材です。決済完了後、有料エリアから教材ZIPをダウンロードできます。郵送はありません。
noteとTipsで販売する本応用版の教材内容は同じです。いずれか一方でご購入ください。体感版とは別の商品です。
【利用・お問い合わせ】
購入者ご自身の学習・業務への応用を目的としてご利用ください。教材の無断転載、再配布、転売、第三者への無断共有を禁止します。詳しい利用条件は教材内にも収録しています。
教材の不備やファイル不足については、takapad1005@gmail.com へご連絡ください。個別業務の開発代行や無制限の相談対応は商品に含みません。
【キャンセル・返品・返金】
デジタル商品のため、購入者都合による購入後のキャンセル・返品・返金はお受けしていません。ファイルの欠落・破損や説明と異なる内容など、教材に不備がある場合は上記窓口へご連絡ください。内容を確認し、修正・再提供等の対応をご案内します。法令または販売プラットフォームの規約に基づき対応が必要な場合は、それらに従います。
次に任せたい作業を、一つ思い浮かべてください
集計を終えてから、数字の意味を考える。結果を伝えるだけでなく、次の一手を相談する。
まずは一つの完成見本から、自分の仕事に使える仕組みづくりを始めてみませんか。
内容と利用条件をご確認のうえ、販売画面からご購入いただけます。
販売価格:3,980円
教材一式は、購入後の有料エリアからダウンロードできます。
