50代のセカンドキャリアで、最初にやってはいけない3つのこと
集客研究室|50代からのセカンドキャリア
50代のセカンドキャリアで、最初にやってはいけない3つのこと
「このまま今の会社にいていいのだろうか」
そう思い始めると、何か行動しなければいけないような気持ちになることがあります。
転職サイトに登録する。
副業を探す。
資格の勉強を始める。
起業について調べる。
もちろん、行動することは大切です。
でも、50代からのセカンドキャリアでは、
「何をするか」と同じくらい、「最初に何をしないか」も大切です。
焦って動いた結果、
「こんなはずではなかった」
となってしまっては意味がありません。
今回は、セカンドキャリアを考え始めたときに、最初にやってほしくないことを3つお伝えします。
① いきなり会社を辞める
最初に避けたいのが、
「会社を辞めてから考える」ことです。
今の仕事がつらかったり、会社の将来に不安を感じたりすると、
「一度辞めて、それから考えよう」
と思うことがあります。
もちろん、さまざまな事情がありますから、退職という選択そのものが間違いという意味ではありません。
ただ、
セカンドキャリアを考えるために、まず会社を辞める必要はありません。
会社員でいる間には、
・毎月の給与がある
・社会保険がある
・人とのつながりがある
・これまでの仕事を続けられる
・次の準備をする時間を確保できる場合がある
といったメリットがあります。
つまり、
会社員という立場そのものを、セカンドキャリアの準備期間として利用する
こともできます。
例えば、
会社員を続けながら自分の経験を整理する。
転職市場を調べてみる。
副業について勉強する。
AIを使ってみる。
資格について調べる。
小さく情報発信を始める。
こうしたことは、会社を辞めなくてもできます。
「会社に残るか、辞めるか」
を最初に決める必要はありません。
まず、
辞めなくてもできることから始める。
これも50代からのセカンドキャリアでは大切な考え方です。
② 「稼げそう」という理由だけで副業を選ぶ
SNSやインターネットを見ると、
「AI副業」
「動画編集」
「SNS運用」
「Webライター」
「せどり」
「コンテンツ販売」
など、たくさんの副業情報があります。
すると、
「これが稼げるらしい」
という理由で始めたくなることがあります。
しかし、ここでも一度考えてみてください。
その副業は、
あなたに合っているでしょうか。
例えば、
毎日2時間必要な副業があったとします。
会社員として働きながら、
通勤し、
家族との時間も確保し、
さらに毎日2時間。
続けられるでしょうか。
逆に、
これまで仕事で培った知識や経験を活かせる副業なら、
ゼロから新しいことを覚えるより始めやすいかもしれません。
大切なのは、
「何が稼げるか」だけではなく、「何なら続けられるか」
です。
50代には、
これまで積み上げてきた経験があります。
新しい副業を探す前に、
「自分がすでに持っているものを活かせないか」
を一度考えてみてください。
③ 「自分には何もない」と決めつける
これが、もしかすると一番もったいないことかもしれません。
セカンドキャリアについて考えている人と話をすると、
「自分には特別な資格がない」
「専門家ではない」
「人に教えられるほどのものはない」
と思っている人が少なくありません。
でも、
本当にそうでしょうか。
例えば30年間会社員として働いてきた人なら、
30年間ずっと何もしてこなかったわけではありません。
仕事を覚えた。
失敗した。
改善した。
後輩を教えた。
取引先と交渉した。
お客様に謝った。
トラブルを解決した。
資料を作った。
会議を進めた。
プロジェクトを管理した。
部下を育てた。
そうした経験があります。
問題は、
自分にとって当たり前になっているため、価値に気づいていないこと
です。
例えば、
Excelを20年間使ってきた人にとって、Excel操作は普通かもしれません。
しかし、Excelをほとんど使ったことがない人から見れば、その知識は役立ちます。
新人を何人も育ててきた人にとって、新人教育は普通の仕事かもしれません。
でも、初めて部下を持つ人にとって、その経験は参考になります。
価値は、
「自分がすごいと思うか」だけでは決まりません。
「誰かにとって役立つか」
という視点で考えることも大切です。
では、最初に何をすればいいのか
ここまで、
やってはいけない3つをお伝えしました。
では、何をすればいいのでしょうか。
私は、
「決断」より先に「整理」
だと考えています。
まず次の3つを書き出してみてください。
① 今持っているもの
経験。
知識。
資格。
人脈。
得意なこと。
人から頼まれること。
② これから必要なもの
必要な収入。
働きたい時間。
働きたい場所。
家族との時間。
健康や生活とのバランス。
③ 興味のある選択肢
会社に残る。
転職する。
起業する。
副業する。
この段階では、
一つに決めなくて構いません。
全部候補でもいいのです。
50代だからこそ「小さく試す」
20代なら、
失敗してもやり直せる時間が長い。
50代になると、
そう簡単には考えられないこともあります。
だからこそ、
大きく賭けるのではなく、小さく試す。
という方法があります。
会社を辞める前に、副業を試す。
起業する前に、お客様になりそうな人に話を聞く。
転職する前に、自分の市場価値を調べる。
AIが気になるなら、まず無料で使ってみる。
こうした小さな行動なら、
リスクを抑えながら自分に合っているか確認できます。
「会社に残る」も含めて比較する
セカンドキャリアというと、
会社を辞めた後の話だと思われがちです。
しかし、
今の会社で働き続けることも一つのキャリア選択です。
だから、
会社継続
転職
起業
副業
この4つを一度横に並べてみる。
そして、
「どれが一番すごいか」
ではなく、
「今の自分には、どれが合っているか」
を考える。
私は、この順番が大切だと思っています。
今日やってみてほしいこと
今日は一つだけやってみてください。
紙やノートに、
「会社継続・転職・起業・副業」
と4つ書いてください。
そして、それぞれの下に、
メリット
不安なこと
を一つずつ書きます。
例えば、
会社継続
メリット:収入が安定している
不安:定年後が分からない
転職
メリット:経験を別の会社で活かせるかもしれない
不安:年齢
副業
メリット:会社員のまま試せる
不安:時間
起業
メリット:経験を仕事にできるかもしれない
不安:収入
この程度で構いません。
答えを出す必要はありません。
まず、
自分がそれぞれの選択肢をどう感じているのか
を見えるようにすること。
そこから始めてみてください。
次回
次回は、
「『会社に残る』は何もしないことではない。50代から始める準備」
について考えます。
転職や副業に目が向きがちな50代だからこそ、
「会社に残る」という選択肢についても一度きちんと考えてみましょう。
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