第1章|GitHubとは?なぜ世界中のエンジニアが使っているのか
プログラミングを始めると、
必ずと言っていいほど耳にするサービスがあります。
それがGitHubです。
しかし初心者の多くは、
「GitとGitHubの違いが分からない。」
「何が便利なの?」
「プログラマーしか使わないんじゃないの?」
と感じています。
実際、私自身も最初は同じでした。
専門用語が多く、
画面も英語が多いため、
「難しそう」
という印象を持っていました。
しかし実際に使い始めると、
GitHubはプログラマーだけのサービスではなく、
「データを安全に管理し、チームで効率よく開発するためのツール」
だということが分かります。
この章では、
GitHubとは何なのか、
なぜ多くの企業やエンジニアが利用しているのかを分かりやすく解説していきます。
GitHubとは
GitHubとは、
ソースコードやファイルをインターネット上で管理・共有できるサービスです。
世界中のエンジニアが利用しており、
個人開発から大規模な企業システムまで幅広く活用されています。
例えば、
ホームページ制作。
スマートフォンアプリ。
ゲーム開発。
業務システム。
AI開発。
など、多くの現場でGitHubが利用されています。
現在では、エンジニアにとって欠かせないサービスの一つと言っても過言ではありません。
GitとGitHubは違う
初心者が最も混乱するポイントです。
GitとGitHubは同じものではありません。
Gitは、
「変更履歴を管理するための仕組み」
です。
一方、GitHubは、
そのGitで管理しているデータをインターネット上で保存・共有するサービスです。
例えるなら、
Gitはノート。
GitHubはそのノートを保管・共有する本棚のような存在です。
この違いを最初に理解しておくと、今後の学習がスムーズになります。
バージョン管理とは何か
GitHubを理解する上で欠かせないのが、
バージョン管理
という考え方です。
例えば、
プログラムを修正した。
しかし後から、
「前の方が良かった。」
と思うことがあります。
普通なら、
コピーを作って、
「完成版」
「完成版2」
「完成版3」
という名前で保存する人もいるでしょう。
実際、初心者の頃はこのように管理している人も少なくありません。
しかし、
これでは、
どれが最新なのか分からない。
古いデータを編集してしまう。
という問題が起きやすくなります。
Gitは、
変更した内容を自動で記録してくれるため、
いつでも過去の状態へ戻ることができます。
これがバージョン管理です。
GitHubを使うメリット
GitHubには多くのメリットがあります。
まず一つ目は、
データを安全に管理できることです。
パソコンが故障しても、
GitHubへ保存していればデータは残っています。
新しいパソコンでも簡単に開発を再開できます。
二つ目は、
チーム開発がしやすいことです。
複数人が同じプロジェクトを同時に進めても、
誰がどこを変更したのか記録されます。
そのため、
作業の重複や上書きミスを減らすことができます。
三つ目は、
過去の履歴を確認できることです。
いつ。
誰が。
何を変更したのか。
すべて記録されています。
万が一バグが発生した場合でも、
以前の状態へ戻すことができます。
世界中の開発者が利用している
GitHubには、
世界中のエンジニアが集まっています。
企業だけではありません。
個人開発者。
学生。
研究者。
フリーランス。
多くの人がGitHubを利用しています。
また、
便利なプログラムを無料で公開している人も多く、
学習にも非常に役立ちます。
他の人のコードを見ることで、
新しい書き方や考え方を学ぶこともできます。
プログラマー以外でも活用できる
GitHubはプログラムだけを管理するサービスではありません。
例えば、
文章。
マニュアル。
設計書。
学習記録。
などを管理する人もいます。
最近では、
Markdownという文章形式を利用して、
ブログやドキュメントを管理するケースも増えています。
つまり、
「ファイルの変更履歴を残したい」
という人なら、
プログラマー以外でも活用できます。
就職・転職でも評価されることがある
IT業界では、
GitHubのアカウントをポートフォリオとして利用する人もいます。
自分が作ったアプリ。
学習した内容。
プログラム。
これらを公開することで、
技術力をアピールできます。
もちろん、
公開する内容には注意が必要ですが、
就職活動や転職活動でGitHubを活用する人は年々増えています。
AI時代でも重要なツール
最近では、
ChatGPTなどのAIがコードを書けるようになりました。
しかし、
コードを書くことと、
管理することは別です。
AIが作成したコードも、
GitHubで履歴を管理し、
チームで共有することで、
安全に開発を進めることができます。
AIが普及した現在でも、
GitHubの重要性は変わっていません。
むしろ以前より活用される場面は増えています。
難しく考えすぎなくて大丈夫
GitHubという名前を聞くと、
「エンジニア専用」
「難しい」
というイメージを持つ人もいます。
しかし最初からすべて理解する必要はありません。
まずは、
アカウントを作る。
ファイルを保存する。
変更履歴を見る。
ここから始めれば十分です。
使っていくうちに、
Commit。
Push。
Pull。
Branch。
といった言葉も少しずつ理解できるようになります。
GitHubは現代のエンジニアに欠かせないスキル
現在、多くのIT企業ではGitHubを利用しています。
そのため、
プログラミングだけでなく、
GitHubの基本操作を理解していることが求められる場面も少なくありません。
これからプログラミングを学ぶ人。
IT業界を目指す人。
個人開発を始めたい人。
そうした人にとって、
GitHubは早めに触れておきたいサービスの一つです。
最初は難しく感じるかもしれません。
しかし一歩ずつ学んでいけば、
必ず使いこなせるようになります。
この記事では、その第一歩として必要な知識から順番に解説していきます。
次章では、「GitHubアカウントの作成方法と初期設定」について解説します。
アカウント登録からプロフィール設定、セキュリティ対策まで、初心者が最初にやるべき準備を分かりやすく紹介していきます。
