AIに「それっぽい嘘」をつかせない設定|経営者が毎日使っているカスタム指示(全文テンプレ)と、壁打ち・調べもの・資料づくりでの使い方
すん|会社4つの社長がAIに実務を渡した記録
形式が整っていて、用語が正しくて、間違っている
AIに、ある助成金の細かい要件を聞いたことがあります。
返ってきた文章は、見出しがあって、条件が箇条書きで並んでいて、用語も正しく見えました。
そして私には、それが合っているのか、判断できませんでした。
AIの答えで怖いのは、明らかに変な答えではありません。形式が整っていて、用語が正しくて、一見すると完璧な答えです。 間違っていても、読み手が気づけないからです。
もう1つ、困ったことがありました。
文章を任せると、うちの会社にない実績やエピソードを、それらしく足してくる。読み返して、嘘くさいと感じました。
もう1つの問題:AIは、こちらに同意しすぎる
新しい事業のアイデアをAIに話すと、たいてい「素晴らしいアイデアです」から始まります。
壁打ちの相手がほしいのに、返ってくるのは賛成と、もっともらしい補強です。
社長にとって、同意してくれる相手は社内にもいます。AIに求めたいのは、見落としている危険を指摘してくれる相手です。
この記事を読むと、できるようになること
- AIの答えに「不明・要確認」の印をつけさせ、自分で確かめる場所がわかる
- 同意だけで終わらず、死角の指摘と質問を返すAIにできる
- 設定文の全文テンプレを、ChatGPT・Claude・Geminiなどの設定欄に貼って使える
- 社員に配る短い版で、間違った情報が社外に出るのを減らせる
こんなこと、思っていませんか?
- AIの答えが合っているのか、自分では判断できないことがある
- AIが、会社にない実績やエピソードを足してくる
- 壁打ちのつもりが、賛成ばかり返ってくる
- これから起業するが、相談できる相手がいない
ひとつでも当てはまるなら、この先を読んでみてください。
この記事は何か
AIとの会話の前に毎回読ませる「設定文」(カスタム指示)の作り方と、全文テンプレです。
私が毎日使っている設定を、誰でも使える形に直しました。目的は2つです。
- 推測やでっち上げを、答えに混ぜさせない
- 同意だけで終わらせず、死角の指摘と、こちらへの質問を返させる
ChatGPT・Claude・Geminiなど、主なAIサービスには、会話の前に読ませる設定の欄があります(名前はサービスごとに違い、変わることもあります)。この記事のテンプレは、どのサービスでも、その欄に貼って使えます。
書いているのは誰か
会社を4つ経営しています。社内規程のたたき台、契約書の確認、営業リストの整理、記事の下書きまで、毎日AIを使っています。
エンジニアではありません。この記事は技術の話ではなく、AIの答えをどうやって仕事で使える状態にするかの話です。
この記事でわかること
- AIが「それっぽい嘘」を混ぜやすい3つの場面
- 設定文を作る4つの部品(絶対ルール・立場・考える手順・出力の形)
- そのまま貼れる設定文の全文テンプレ(経営者向け/社員配布用の短い版)
- 壁打ち・調べもの・資料づくり・文章・計算の、用途別の追加指示
- 設定しても嘘は混ざる:答えを確かめる3つの手順
- 逆効果になる設定の書き方
向いている人
- AIを仕事で使っているが、答えをどこまで信じていいか迷っている経営者・管理職
- 社員にAIを使わせたいが、間違った情報が社外に出るのが心配な人
- AIを壁打ち相手にしたいのに、同意ばかり返ってきて物足りない人
- これから起業する人で、社内に相談相手がいないぶん、AIを壁打ち相手にしたい人(同意ばかりで終わらせない設定を入れています)
向いていない人
- AIで画像や動画を作る方法を知りたい人
- プログラムを書いてAIを組み込みたいエンジニア
- 「この設定で嘘がゼロになる」ことを期待している人(ゼロにはなりません。減らして、見つけやすくする方法です)
目次
第1章 AIが「それっぽい嘘」を混ぜる3つの場面
第2章 設定文の4つの部品
第3章 全文テンプレ(コピーして使える)
第4章 用途別の追加指示
第5章 それでも混ざる:答えを確かめる3つの手順
第6章 逆効果になる設定
終章 AIに渡していいこと、渡してはいけないこと
付録
- 付録1 設定文の全文(経営者向け・コピー用)
- 付録2 社員配布用の短い版
- 付録3 用途別の追加指示10本
- 付録4 答えを使う前のチェックリスト(10項目)
無料で1つだけ:設定の1行目に、これを書く
有料部分の土台になる1行を、先に出します。

「推測や憶測で答えない。存在しないデータや、存在しないURLを作らない。確かでないことは『不明・要確認』と書く」
この1行の狙いは、AIに「分からない」と言っていいと伝えることです。
AIは、聞かれたことに答えようとします。分からないときも、それらしい答えを組み立てます。「分からない」と答える選択肢を、こちらから先に渡しておく。それだけで、答えの中に「不明・要確認」という印が出てくるようになります。
印が出れば、どこを自分で確かめればいいかが分かります。
嘘をゼロにする設定ではなく、嘘が混ざりそうな場所に印をつけさせる設定です。
有料部分では、残りの3つの部品(立場・考える手順・出力の形)と、全文テンプレ、用途別の追加指示、答えの確かめ方まで進みます。
付録の中身を、先に見せます

付録は4点、すべて文章で載せています。コピーして、AIの設定欄に貼るだけで使えます。
購入前に知っておいてほしいこと
この設定で、嘘がゼロになるわけではありません。 減らして、見つけやすくする方法です。確かめる手順(第5章)とセットで使ってください。
特定のAIサービスの操作手順は書いていません。 設定欄の場所や名前は、サービスごとに違い、更新で変わるからです。どのサービスでも使える「設定文の中身」に絞っています。
購入者の声は、まだありません。 読んでくださった方の声を、了承を得たうえでここに追記していきます。
購入者特典
この記事を購入した方には、記事の最後に購入者特典「起業前・創業期に決めておく20のチェックリスト」が付いています。
すべての記事の要点から、お金・会社のルール・売り先・人と仕組みの4つに分けて、起業前・創業期に決めておくことを20項目にまとめたものです。すでに会社を経営している方は、いまの会社の「抜け」を探すのに使えます。
価格について
この記事は¥1,980です。
設定文は一度作れば、毎日の会話すべてに効きます。社員に配れば、社員の会話にも効きます。そう考えて、手に取りやすい価格にしました。
よくある質問
Q. 無料のAIでも使えますか
多くのサービスで、無料の範囲でも会話の前に読ませる設定ができます。ただし、設定欄の有無や文字数の上限はサービスごとに違うので、お使いのサービスで確認してください(要確認)。
Q. 英語で書いたほうが効きますか
日本語で問題なく使えます。この記事のテンプレも日本語です。
Q. 社員に配ってもいいですか
自社の社内で使う分には、付録2の短い版をそのまま配って構いません。
Q. AIに詳しくなくても使えますか
使えます。設定欄に貼るだけです。
Q. 無料の情報で十分ではありませんか
設定文の例は、無料でも見つかります。この記事は、経営の相談に使うための4つの部品と、答えを使う前の確かめ方(第5章)をセットにしています。
Q. 起業前でも使えますか
使えます。社内に相談相手がいない時期に、AIを壁打ち相手にする使い方を想定して書いています。
追記の記録
- 2026/10/15 公開
- 2026/10/16 価格の見直し、購入者特典(起業前・創業期のチェックリスト)、よくある質問を追加
購入を検討している方へ
設定文は一度作れば、毎日の会話すべてに効きます。AIの答えを信じてよいか迷う時間を減らすための記事です。
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