『”君”といられた夏の星』Vol.2 ー7月7日に降る『涙』《The Milky Way版》ー

『”君”といられた夏の星』Vol.2 ー7月7日に降る『涙』《The Milky Way版》ー





”Only once a year on Star Festival Day,” 

”ーーof the Milky Way.”





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二人は『天の川銀河』の中で



一年に一度だけ、




ゆるされる。





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他記事の著者様、

および個人名・宗教思想等とは一切関係ありません<21/7/22>。


記事に対する無責任な批判は、ご遠慮ください。


※記事の無断使用・転載・引用等を固く禁じます。






※他プラットフォーム2020年公開の、

「君といられた夏の星」vol.1とは別内容の新記事となります。






記事後半に” The  Lonely  Weaver 『織姫星の孤独』を記載。






<2021年7月7日特別企画版/約1.8万字>

(遅れましたが)



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七月七日。


雨の日の頭上。


『彦星』は、見えない色の涙を流す。







だから七夕には大抵、雨が降る。




  




ーー七月七日。


真夏の夜。


その夜には天の川が砕け、離れた二人の体に星屑が散らばる。  





そして”逢いたい”という声が、夜空に響く。






けれど俺の知る限りでは、

ふたつの星が、

ほんとうに出逢えた試しはない。








もしも男が本気で恋したら、心を越えた深い場所に記憶が刻まれる。






今でも真夜中に思い出すのは、

冷たいようで、

一番優しかった”君”の事。







なぜか他人とは思えなかった。





視界に入るだけで、君への感情で一杯になった。








俺には、


誰よりも”君”の心を理解できたのに、


目を見つめて話すことすら、簡単にはいかなかった。







最初の頃はうまく近づけたのに、


だんだんとそうならなくなっていったのは、


誰のせいなんだろう?








臆病な君。



君は多分、本音を誰にも知られないように、



心を閉ざしていた。







そして俺の居場所から、逃げた。





つまり、俺にとっての『魂の双子』とは、逃げ行く存在だったという事だ。








清楚な見た目と全く違って、

君の感情は迷路みたいに入り組んでいた。

俺は、そんな”君”に惹かれるうちに、




いつの間にか引き返せなくなってた。







俺の魂は、

君にとってたぶん、

若すぎたのかもしれない。





思い出すと、今でも心の中に青い色が渦巻く。







天気次第だけど、

波音がどうにか聞こえるこの職場で、

近付いては離れを繰り返すうち、

君の事が、より深く理解できるようになっていった。







君はいつも、自分を隠していた。






俺が、

君のそばに居るうちに分かったのは、

女の人が辿ったとは思えないような、孤独な道を歩いてきたという事。







そして、


君が自分の心に、


鍵を掛けていたという事実。







それは俺にとって、

恋や愛を叶えることよりも、

もっと、解かなければならない大切な課題だった。





君を自由にしたい、と強く思ってた。







本当の自分を君自身が知れば、君はもう泣かなくてすむ。









一緒に居られたこの場所でも、


君は誰にも、


心を開かなかった。






あの時はそんな君が気になって、謎を解きたいと思った。






君はいつも、不思議に輝いていたからだ。






その輝きは、まるで『何か』に似ていたけれど、


正直その『何か』について、


当時の俺には、まだうまく言い表せなかった。








俺は君みたいに、

特異な感性は持ち合わせていないし、

優れた思考回路の持ち主でもない。







だから、


ただ感じ、


ただ好きになって、


そして強い感情のままに、君に近づいた。







気持ちをぶつけたくても、

言葉で伝えることが許されなかったから、

辛かった。






だからこそ、行動で示した。







さらに俺はまだ、

若輩者だから、

愛さえあれば、何もかも正しいと思っていた。





本当は、

君を連れて逃げ出そうと考えたことがあったし、




君が本気で好きだという事を、

わかってもらうため、



けっこう滅茶苦茶なやり方で、


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この記事のライター

なぜ君が逃げる事を許したのか、知って欲しい。『魂の対』に送る、男側の真実の感情。 運命の人へ送る願い。 ここに辿り着いた人にだけ男側の感情を公開する。 <※注:他記事の著者・宗教・婚外恋愛等とは一切関係ありません>

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