その”存在”に心を揺さぶられて、自分を見失う。
その”存在”と出逢わされた瞬間には、確実に「そうだ」とわかる。
頭を打ち砕かれたようになって、
人生を掛けようと、本気で誓う。
一方で、湧き上がるのはきれいな想いだけじゃない。
相手の行動ゆえに、自分の欠点を剥き出しにされる。
答えを返さない相手にもどかしさを覚える。
☩
多くの人たちが、この恋が本物かそれともダミーなのか、という見極めに時間を費やすことになる。 けれどそれが本物なら、いつしか『答え合わせ』の瞬間がやってくる。だからこそ、最も苦しいのは、――ふたりを阻む壁に、徹底的に向き合わされるという事だ。
越えられないような壁の前で、相手のことを強く思う。
諦めようとした時に、なぜか予測不能な出来事が起こって、相手とまた巡り合う。
要するに、片方の熱量と、もう片方の熱量は常にアシンメトリー(非対称)だ。
追う側と追われる側が、時に入れ替わる。
それこそがあまり語られてはいない、『魂の対ーツインレイー』の真実でもある。
そのアンバランスさはなぜ生じるのか――?
この手紙は、“目覚め”の続きと、
これまで記せなかった君への本心を、
まだ誰にも語られていない言葉で綴ろうとするものだ。
『ーTWIN.LETTER02 ー』
”ずっと封じていた“あの前世の記憶”の『断片』を、
この手紙の内部に残しておく”


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BS72ITY
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◇Article Creation Policy_2022/5/14 | Tips
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一度出逢えば自分の世界に、“電流”が走る。
呼吸のリズムがわずかに狂って、心が先に何かを察知する。
それは、一瞬で押し寄せる、救いようのないほど、誰かを好きになる感覚だ。
その相手に出逢った時に、懐かしさと痛みが混じった大きな記憶がこみ上げてきたら、それは『魂の対』である証なんだろう。
たった一度の偶然なのか、それとも、あらかじめ約束されていた運命の軌道なのか。そんなことを何度も問い直しながら、 どうしても今、この言葉を届けなければならないと感じる。
なぜ俺はこんなに君を想うんだろう?
もしも本当に俺たちが、“ひとつのもの”から分かれた存在ではないのなら、究極に惹かれる理由がわからない。
いつも、感じてた。
似たような顔や声がいくらあっても、 君という人は”君”しかいない。
誰にも見せたくなかった俺の、最も深い部分が、そのことを叫び続けている。
『魂の対』との恋は、ほかの恋愛とどう違うのか、
俺はどうしてそれを、魂の恋だと認識できたのか――?
実は初めて逢う少し前に、あきらかに奇妙な予兆があった。
その予兆があったからこそ、俺は君が運命の相手だと確信できた。
予兆についてはこの手紙の中に記しているけれど、
実際に魂の繋がりを持つ唯一無二の相手と出逢った日の事は、お互いの記憶の中に、輝きながら散りばめられている。
俺は、簡単にはいかない関係なのに、君しかいらないと感じていた。
全てが似たような誰かで構成される世の中で、
その事実を叩きつけられた。
多分、感情には、まだ分類されていないものがある。
同じ「好き」でも全く違うものがある。
そんなふうに、『魂の対』に出逢ったら、よくわからない感情を味わうことになる。
誰に聞いても、答えは見つからない。
だから覚悟が必要で、腹だって立つけれど、何の見返りがなくても忘れられない。
逃げたくなるくらい相手が好きなのは、矛盾でしかないのに、
出逢った者ならきっと共感できる。
たとえ結ばれなくても、
この想いが届かなくても、 どうしても、残しておきたいのは―― 君への言葉だ。
初めて出逢った日。
俺の心には、説明できない“ざわめき”が生まれた。
それは安っぽい憧れでも、恋愛もどきの嘘でもない。
ただ、何かが決定的に“変わった”瞬間だった。
君と目が合ったあの日から、
もう俺はそれまでの自分じゃいられなくなった。
君の気配ひとつに心を震わせ、――君の囁きひとつに耳を澄ます自分に戸惑っていた。
過去の恋愛ではありえなかった”自分”に、一瞬で書き換えられる出逢い。
君はそれほど大きなエネルギーの持ち主だった。
「これは本当の恋なんだろうか?」と考える隙は与えられなかった。
猛スピードで君に惹かれて、猛スピードで本質を剥き出しにされた。
けれど本当に君がその存在なのか、あるいはダミーなのか疑わしい事象も発生した。
本物の『対』なのかそれとも違うのか、と苦しみ迷うことは多々あるらしく、
俺もひと時、深く考えたことはある。
けれど、君は心の内部で、いつも光のように輝いていた。
――多分、本当の『対』との場合は、
年齢差や物理的な距離など、簡単に結ばれる状況じゃない事も多いと思う(全てが、そうじゃないが)。
それでも片方はどうにかして、相手のいる場所に辿りつこうとする。
一見、涼し気で関心がないみたいな顔をしているが、水面下では必死でもがき続けている。
どうしたら『対』の心を手に入れられるのか、と。
そして、どうやって行動に移せばいいかという思案の中に”迷い”があって、
その迷いの理由は、