『君といられた夏の星』Vol.3 ー心から離れない”君”への伝言 ー《" Breaks‐My‐Soul 版”》 ー第3章ー

『君といられた夏の星』Vol.3 ー心から離れない”君”への伝言 ー《" Breaks‐My‐Soul 版”》 ー第3章ー





”君”と居られた夏の日々。




多分、二度と戻る事はない。








あれ以来俺は、


君と違って、


新しい恋へと進む感情などなくて、







ただ目の前の事象に追われる日々を、送っていた。






けれども、


この夏突然に、


”君”に、似た人と出逢った。






それは心が震えるくらい、君に似た人だった。







二度と近寄るつもりはなかったけれど、


奇妙な成り行きによって、


幾度か顔を合わすことになった。







君に似たその人を見つめた時、


歯車が、動き出すのを感じた。







もう一度、



あの日々の奇跡に出逢えたような、




気がしたからだ。






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他記事の著者様、宗教等とは一切とは関係ありません(21/9/4)。


記事に対する無責任な批判はご遠慮ください。


※記事の無断転載・使用・引用を禁じます。




☩☩☩





※新内容の記事です。



『水飴色の櫂』 Colored of Millet Jelly ” 収録。



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17669文字





『君といられた夏の星』Vol.3 ー心から離れない”君”への伝言 ー《" Breaks‐My‐Soul 版”》 ー第1章ー | Tips

『君といられた夏の星』Vol.3 ー心から離れない”君”への伝言 ー《" Breaks‐My‐Soul 版”》 ー第2章ー | Tips




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俺たちの関係性は、

普通の恋愛をはるかに超越した、正体不明の繋がりだった。







きっと人間の感情は移ろいやすくて、

定まりがないけれど、






俺の気持ちだけは、

星の運行みたいに、

はっきりしている。








もし再び逢えたら、俺は今度も君を、自由にできるのだろうか?





実は、そんな問いかけが、時々頭の中によぎっていた。






 終わりかけた夏の陽射しが傾くころには、


いつも、


君を思い出す。







より一層、深くまで。







男側の俺には、

自分の感情が強すぎる理由が、一体、何なのか分からなかった。






近付いても、



近付いても、



歯車が逆向きにまわった。







どうにもならないと、



分かっていても、



君ばかりを見つめていた。







真夜中に逢いたくなった時、

自分の願いが、

だんだんと深みに入っていく恐れを知った。






そうして君の事を忘れようと、

忙しい日々を生きる間には、

不思議と様々なものを手中にしたけれど、






その途中、


無理矢理に、


君の存在を思い出させられた。







結果として、

俺が理解できたのは、

自分自身が本当に欲しかったものについて。






それは、


結局、


”君”だった。





俺が本当に手に入れたかったのは、君の『心』だけだ。






本気で好きになった君に出逢って以来、

ほかの誰を見ても、

心が動かなくなった。







他の人を愛すれば楽になれると分かっていたのに、

それだけは、

出来なかった。







正直な気持ちを伝えるたびに、

余計に想いを止められなくなるのは相変わらずだが、





あの頃の俺は、


離れたほうが、


普通に生きられると分かったから、君を自由にした。







ーーそうして離れ、



同じ季節が廻った七月のある日、





”君”に似た人と、出逢った。








先に気づいたのは多分、向こうのほう。





その人は、

とある場所での会合の後、

俺が仕事に取り掛かっている間、顔を上げて何度か見ていた。






最初は君に似ている事に気付かずに、意識を素通りさせていたけれど、


どこかで、


妙な胸騒ぎがしていた。







それから数分後にはもう、



お互いに気づいていた。






その人は、

君より控えめな雰囲気をしていたけれど、

意識を惹きつける姿には、

一種の存在感があった。





その人は、

俺がその場所で仕事に集中している間、

ガラスのパーティションの向こうに座っていた。





仕事の要件を伝えたかったようだが、

同時に心の中で、

なぜか驚きの感情があった事に、俺はなんとなく気付いた。










その日は、七月の真夏で、



やけに陽射しが眩しかった。






閑散としたオフィスの内部で部屋の奥側に座り、

目が合いそうになると、

下を向いた。






鈍感な俺でも分かったのは、

その人も不思議さを感じていた、という事だ。





うまくは説明できないけれど、お互いに多分奇妙な「何か」を感じていた。






俺は、


その人が君に似ていると気づいた時、


”なぜだ?”


と思った。





”なぜ、こんな事が起こるのだろう”、と。







君と居られた時期の苦しさや、

恋焦がれてやまなかった感情を思い出し、




自分が今、何を求めているのか、

もう一度問いかけられた気がした。







きっと、


君は知らない。





俺の中にあるのは、女性側には想像も出来ないような、爆発的な切望だ。






だからその時も、


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『君といられた夏の星』Vol.3 ー心から離れない”君”への伝言 ー《" Breaks‐My‐Soul 版”》 ー第3章ー

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この記事のライター

なぜ君が逃げる事を許したのか、知って欲しい。『魂の対』に送る、男側の真実の感情。 運命の人へ送る願い。 ここに辿り着いた人にだけ男側の感情を公開する。 <※注:他記事の著者・宗教・婚外恋愛等とは一切関係ありません>

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