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◇Article Creation Policy | Tips
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どんなに隠れた場所で君への想いを記しても、
君は俺がここに居る事に、気づくだろう。
なぜなら君は、
俺の『魂の対』だからだ。
『魂の対』とは一体何か?
その事については俺自身もうまく説明できない。
けれど初対面に近い状態にも関わらず、
頭がぶっ飛ぶくらいに相手の事が好きになって、
やがて相手の事が手に取るようにわかり始める。
そんな説明のつかない、不可解な状況であるにも関わらず、
相想いが日増しに強くなっていく。
たとえば相手への想いを、消そうとしても消す事が出来ない。
心がその人の虜になって、愛する気持ちをどうにも抑える事が出来なくなる。
”君”との出会いは、俺にとって人生を変えた出来事だった。
君は見た事もないような輝きを放っていた。
一方で、どこか過去や心の奥底に影があった。
ただ君が職場で傍に居るだけで、
その横顔を見つめているだけで、
君が赤の他人などではなく、何かもっと不思議な繋がりを持つ存在であることは、
すぐにわかった。
一緒に居られたあの頃には、どうしても伝えられなかった感情があった。
近づこうとしても、何故かうまく行かなかった。
本当は、
自分の頭が壊れるくらいに、
好きだった。
そして君からの電流のような想いも、この魂に伝わっていた。
けれど何故かある時、
君は、俺の居場所から逃げた。
俺と君とは、もう物理的に以前のようには、
逢えなくなった。
それで忘れられるはずだったのに、
どうしても忘れる事が出来ず、
記憶の中の”君”を振り切ろうとしても、
思い出すような強烈な出来事が、次々に起きた。
だから俺は、君の居ない日々に考えた。
なぜ言葉を交わさなくても、お互いが愛し合っている事がわかったのか、
逢えば逢うほど、愛する気持ちが激しさを増したのか?
細かい定義は俺にはよくわからないが、
君に触れたい気持ちを堪えながら、その苦しみの中でひとつだけ知ったのは、
君は俺の、
”ツインレイ”だという事。
そして、
君もその事に気づいている。
離れていても、この魂に届いているからわかっている。
俺は離れていても、
君の想いを感じて生きている。

本当は、死ぬまでこの奇妙な関係性について、
誰にも言わずにいるつもりだった。
これまで現実と思っていたものが、俺が思っていたものとはまるで違っていて、