不特定多数と遊んでいる人の性病感染リスク
みなさん、性病検査は定期的にしていますか?
わたしは専門家でもなく特段性病に詳しいわけではありませんが、ハプニングバーに通っている、もしくは通わずとも不特定多数を性行為をする機会がある方にとって性病対策は重要なトピックなので取り上げます。
ソースは定かではありませんが、ハプニングバーに通っている方のうちの半数近くは定期的な性病検査をしていないそうです。(大半が「症状が出てから」検査する勢でしょう。)無症状のものもありますから、知らず知らずのうちに遊んだ相手に感染させてしまうということがあります。
ハプニングバーに通う(もしくは不特定多数と遊ぶ)上では、リスク管理が重要です。不特定多数とそういう行為をするわけですから、感染確率もあがりますし、ゴム着用がハプニングバーのルールとなっているとはいえど、感染するときは感染します。(キス、生フェラによる咽頭経由での感染など)※ゴム使用+キスや生フェラ、クンニなど粘膜接触NGにすればほぼ確実に性感染症は防げるでしょう。ハプニングバーでそういう選択も可能です。
ほとんどのハプニングバーではお客さん同士の連絡先が交換できないというルールがあります。そのため、遊んだ相手が性病にかかったとしても直接報告することが不可能です。(マッチングアプリなどの出会いで連絡手段があれば遊んだ相手が性病にかかったとしても直接報告することができる)
そもそも特にゴムが店舗により強制ルール化されていないハプニングバー以外の環境では、生でしたがる人(特に男性)も多いので、そういったケースにおいて性病罹患率は高くなります。
繰り返しになりますがハプニングバーの特性上、不特定多数とそういう行為をすることも多いことから、感染確率はあがり、かつ感染したとして相手からの報告で気づけないというのがやはりリスクとなります。
誰から感染したかわからないケースがある以上、性病に関する正しい知識を身に着け、定期的に性病検査を行い、自衛するのがベターな選択と思われます。
性病検査の重要性
特に性病にかかると以下のデメリットがあります。
- その他の性病にかかるリスクが跳ね上がる
- 日々のQOLが下がる(日常生活の質の低下)
- 放置すると、将来的に無精子症や不妊の原因になる性病もある
- 遊んだ相手に感染させてしまうリスクがある(信頼の失墜)
デメリットによる不利益を検査代という金銭で回避できるなら検査すべきだと思います。
金銭的にはかさみますがハプニングバーに通う方、もしくは不特定多数と遊んでいる方は特に定期的な検査をした方がいいと思います。
性病検査セット 検査項目×価格 比較表(2025年10月時点 筆者独自調べ)

なお、UBクリニックは9項目検査 初回5800円で受けれるので興味ある人は、https://x.com/everydaypien3 までDMを。東京で検査できる方のみが対象。
マイコプラズマ・ウレアプラズマ 性病検査項目・価格 比較表(2025年10月時点 筆者独自調べ)

・2025年10月時点の情報にはなりますが、新宿カブキ検査クリニックは10項目検査9900円を10回受けると1回無料になります。保険診療ではないため、保険証不要です。
・まりこクリニックは自社で検査結果の検証機器を保有しているため、結果が出るのが早いです(最短即日など) 。対して、UBクリニックは実績ベースで2~3日かかっています。
ちなみに筆者はUBクリニック9項目+マイコプラズマ/ウレアプラズマのSTDバスターの性病検査オンラインキット(ネットで売ってます)を定期的に受けています。
自覚症状の割合について(%)
| 男性 | 女性 | |
| クラミジア(性器) | 50% | 20% |
| クラミジア(咽頭) | 10~20% | 10~20% |
| 淋病(性器) | 80~90% | ~50% |
| 淋病(咽頭) | ~10% | ~10% |
| マイコプラズマ(ホミニス)(性器) | 30%~50% | データなし ※自覚症状なし多め |
| マイコプラズマ(ジェタリウム)(性器) | 30%~50% | データなし ※自覚症状なし多め |
| ウレアプラズマ(パルバム)(性器) | ~10% | データなし ※自覚症状なし多め |
| ウレアプラズマ(ウレアリチカム)(性器) | ~10% | データなし ※自覚症状なし多め |
| マイコプラズマ(ホミニス)(咽頭) | データなし ※自覚症状なし多め | データなし ※自覚症状なし多め |
| マイコプラズマ(ジェタリウム)(咽頭) | データなし ※自覚症状なし多め | データなし ※自覚症状なし多め |
| ウレアプラズマ(パルバム)(咽頭) | ~10% | ~10% |
| ウレアプラズマ(ウレアリチカム)(咽頭) | ~10% | ~10% |
| トリコモナス | 25~50% | 50~80% |
| 尿道カンジダ | データなし | データなし |
| HIV | 50~90%(初期) | 50~90%(初期) |
| 梅毒 | 50%(第一期) | 50%(第一期) |
| B型肝炎 | 20~30% | 20~30% |
| C型肝炎 | 20% | 20% |
| 性器ヘルペス | 80% | 80% |
| 尖型コンジローマ | データなし ※ほぼ自覚症状なし |
データなし ※ほぼ自覚症状なし |
自覚症状が無いものもある、もしくは症状が進行してから自覚症状が出るものもある。そのため、定期的な性病検査が重要。
性病にかかったらどうすればいいか
- 性感染症に通い適切な処置を受け、完治するまで遊ばない
説明不要かと思います。治療中でも感染力を保有する場合はあるので、遊ばないのが無難でしょう。また、「粘膜接触がなければ性行為をしていい」という考えの方もいますが、個人的には「それってどうなん?」とは思います。
- 可能な限り遊んだ相手に伝える
ハプニングバーではなかなか難しいかもしれませんが、わかる範囲では遊んだ相手に伝えることがマナーです。相手も感染している可能性がありますから、二次感染を防ぐために、きちんと伝えましょう。どんなに性病対策してもかかる時はかかってしまうので、性病にかかるのはやむをえないことです。かかったことを遊んだ相手に隠すのはあまりよくないとされています。
余談ですが、性病検査代もっと安くならないのか?ってことなんですが、不特定多数と遊ぶ方が社会では圧倒的少数派です。個人の快楽を追究する圧倒的少数派のために性病検査代を安くしろと社会、国、自治体に要請するのは、多数決がベースの民主主義ではまかり通らないでしょう。
定期的に検査して素敵なハプニングバー or S〇Xライフを楽しみましょう。
そもそも性病にかかりにくくするにはどうすればいいか
生活習慣を見直し、免疫を高めることで性病罹患率を下げることが可能ですので意識してみると良いと思います。

以下を引用しています。

p.s.性病予防薬について
昨今ではドキシペップなど性病予防薬もありますが、副作用などデメリットもありますので、利用は慎重になった方が良いと思います。

p.p.s.東京プレイヤーズクリニックについて
東京に限定して申し訳ございませんが、東京プレイヤーズクリニックは、風俗業界やAV業界の方もたくさん通う性感染症内科クリニックです。

性器のクラミジアや淋病の検査がメジャーどころではありますが、見落としがちな咽頭部のクラミジアや淋病のチェック、通常の尿検査ではなかなか検知できない(精密検査が必要な)マイコプラズマ、ウレアプラズマあたりもチェックするとベストだと思います。気になる方はその他のメニューもあるのでチェックすると良いでしょう。
症状があれば保険が適用できますが、無い場合は自費負担となります。
ちなみに、以下風俗業界従事者向けの検査キット(複数項目をチェックできる)がありますのでかなり活用できると思います。
風俗業に携わっていることを伝えると割引になります(特に風俗業の証明書の提示は不要のようです)

