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この記事の目的
この記事は突発的かつ気まぐれに書き綴ったものであり、あまり多くの情報を提供するわけではない。敢えて何のための記事なのか?と問われれば、「価値のある記事を書くためにはどうすれば良いのか?」「TipsやNoteのような情報商材を効果的に販売するためにはどうればよいのか」という問いについての一考察、である。
本記事を読むことで、TipsやNoteなどの無形商材・情報商材を販売する上で幾らかの示唆を与えるものになれば幸いである。
情報商材とは何か、情報商材の価値とは何か
情報商材というと、なにやら怪しく胡散臭いニュアンスを感じざるを得ない。しかしながら個人の書いた記事を自由に売買できるTipsやNoteは紛うことなく情報商材である。
自分の持っているノウハウや情報を有料化し、それを買ってもらうという商売は昔からあるものだが、NoteやTipsのようなプラットフォームのおかげで、自分のノウハウを気軽に販売できるようになり、副業の一つとしても注目されている。
だが、何でもかんでもと情報を有料化すれば良いというわけでもない。商材を売買する以上、お客さんに買ってもらう必要があるし、購入してくれたお客さんを満足させる必要がある。
では、情報商材の価値はどこにあるのだろうか。
情報商材における価値とは、差別化された情報である。
情報の差別化
まず、情報商材とは、文字通り販売される「情報」のことである。売買されるのは洋服でもなく、書籍でもなく、「情報」である。目に見える商品を買うという場合、いま自分が持っていないモノを買いたいという場合もあるが、場合によっては既に持っているモノでも気に入れば同じものを購入することがある。
しかしながら情報というのは、基本的には一度入手してしまえば同じ情報を得たいとは思わないのが買い手における心情である。
つまり、読み手がすでに知っている情報や知識には価値がない、ということである。
そう考えると、情報商材を販売するときに最も重要なことは、売り手と買い手の情報の差別化ということになる。
多くの人が「差別化」と聞くと、競合他者との差別化を想起するが、実際には情報を売る時に一番考えなければならないのは、自分が持っている情報と、売り手(読み手)が持っている情報との差別化なのである。これは最も重要なことなので強調しておきたい。
もう少し具体的な例を示してみよう。
例えば、あなたが筋トレの分野でノウハウを持っており、そのノウハウをTipsで伝えようとする。
その時に、すでに多くの人が筋トレのノウハウを発信しているので競合が多く、この分野で勝負するのであれば他の販売者と差別化したテーマを設定しないと売れない、と考えるのが普通である。
だが、まず最も最初に考えないといけないのは、競合他者との情報の差別化ではなく、潜在的読者とあなたが持っている情報の差別化なのである。
どんなに筋トレのノウハウが巷であふれていようと、あなたにアクセスした人が筋トレのノウハウについて知らなければ、あなたのノウハウを買ってもらえる可能性があるということだ。逆に、あなたにアクセスした人たちが、すでにあなたの持つノウハウや情報を有するのであれば、どんなにニッチな分野でも価値がないということにもなる。
そうは言っても、ここで問題が2つある。第一に、「正しい筋トレのやり方」のようなあまりにも一般化したノウハウは、既に多くの人に知られている情報だということ(つまり情報の差別化にならない)、第二に、仮に知られていない情報であっても、その潜在的読者があなたにアクセスするとは限らない、ということだ。
そこで、それぞれの問題点に対してどうアプローチすれば良いのか考えてみよう。
情報の差別化を作るもの
一般化した(ありふれた)情報であっても、そこにオリジナリティを加え、そのオリジナリティの部分で読者が持つ情報と差別化できるのであればそれは価値になる。
オリジナリティとは自分の経験だったり、自分の経験から一般化された考え(理論)だったりするのだが、情報の提供にはこのオリジナリティにこそ力を入れるべきである。むしろオリジナリティが全くない記事はカスである。オリジナリティのない情報というのは、自らの経験に基づかないごくありふれた情報の集約ということになる。1%でもいいから情報にはオリジナリティ(自らの経験と思考)を含めるべきだと僕は思う。
誰かの情報をパクり、そのままその情報を自分のオリジナルだと偽って販売したとても、いずれ読者がその情報が誰かのパクリであったと気づく。そしてひどく騙された気持ちになり、永遠にあなたの情報を信用しなくなるだろう。
しかし、当然のことながらすべてをオリジナリティ情報で満たすことは難しい。実際には、既に一般化された情報に新規性のある情報を追加・反論・修正という形で新たな情報を生み出すことが基本になるだろう。それでもやはり大事なことは既知の情報についての情報源や引用元を示すことだと思う。その上で自分のオリジナリティを示すことが信頼に繋がっていく。
信用・信頼という話をしたので関連するテーマとして、販売価格をどうするかについても触れてみたい。確かに情報の価値基準は人それぞれであり、そこに価値があると感じれば10万円でも安いと思う人もいるだろうし、既に読者が持っている情報だった場合は100円でも損した気持ちになるだろう。
したがって販売価格の正解はないのだけども、僕が自分のTipsに値段をつける上で意識しているのは読後の「満足感」である。
文字の多さや、かけた時間で値段を決めたりはしない。読者が読んで満足するかどうかがやはり大事なのだと思う。例えば、吉野家の牛丼は500円前後だから良いのであって、どんなにおいしくても2,000円なら満足感は下がる。
情報商材の価格設定を高めにすることで「何かすごそうなことが書いてある感」を出し、買わせることも実際にはできるだろう(そういうマーケティングも実際にはある)。そして情報の中身がその値段に見合っていれば読者も満足する。
しかし、何かすごそうと思って大金を出して買ったは良いものの、実際には大した内容ではく、吉野家の牛丼を2,000円で食べたような気になってしまえば、恐らくその人に対する信用は失われ、次からどんな情報を提供しても買おうとは思わない。
潜在的読者が自分にアクセスするために
潜在的読者が欲している情報を自分は持っているのに、そこに接点がなく価値を提供することができないことも多い。そこで、ツイッターのようなSNSで発信することでアクセスの可能性を広げることができる。
アクセスを増やす方法はいくつかあるが、ここでは①フォロワーを増やす、②インフルエンサーに紹介してもらう、③ツイートをバズらせる、の3つ紹介したい。
- ①フォロワーを増やす
まず、SNSのフォロワーが多いと、シンプルに自分が発信する情報へのアクセスが集まりやすい。そもそも自分のアカウントに興味や関心を持つ人がフォローしてくれているのだから、そのフォロワーに向けてオリジナリティのある情報を発信することでTipsやNoteを購入してくれる可能性が高くなる。
- ②インフルエンサーに紹介してもらう
次に有効なのは、フォロワーの多いインフルエンサーに自分の情報(Tips/Note)を紹介してもらうことで、自分が発信した情報を欲している人の目に留まり購入してくれる可能性が高くなる。
- ③ツイートをバズらせる
最後にツイートをバズらせて多くの注目を集める方法がある。バズらせるツイートをするという点で難易度は高くなるが、バズりは関連性のなかった人たちに自分という存在を知ってもらう機会になる。そこで自分の情報(Tips/Note)に興味を持って買ってくれることがある。個人的には一番難しいが一番販売効果が高かったのがこのバズり効果だった。狙って出せるものではないだけに、日ごろから有益かつ共感を生むような情報発信が必要となる。
最後に・・・価値のある情報とは
以上、「Tipsやnoteを効果的に売るために考えるべきこと」を簡単に、雑に、まとめてみた。大事なことは読者と自分との情報の差である、ということは既に述べたが、最後にそのような差別化された情報の中でも、特に読者が価値を感じる情報とは何かについて考えてみたい。
一言でいうと、読者の人生にインパクトを与える情報である。
生活、お金、健康、就活、副業、仕事、宗教、恋愛、結婚、性行為などなど、読者の人生にインパクトを大きく与える情報が価値のある情報である。
そしてそれは読者が抱えている課題の解決につながる情報ということでもある。だから、何か情報提供するときは、誰の、どのような課題を解決できるのか、そういった視点で発信することが重要である。
たとえ読者が知らない情報だからと言って、「ペットショップで売られているグッピーのほとんどがグッピーエイズと言う病気にかかってる」というクソどうでもいい情報を有料化してはいけないのである。グッピー、やりまくりやん。
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