はじめに - 私がShopeeを選んだ理由
プロローグ:⽥舎暮らしの私が海外物販で⼈⽣を変えた話
こんにちは、⽇本のとある⽥舎町で暮らしています。
周りには⽥んぼと⼭が広がり、最寄りのコンビニまでは⾞で15分。そんな場所で、私がまさか海外を相⼿にビジネスをするなんて、数年前までは夢にも思っていませんでした。
「このままここで、代わり映えのない毎⽇を過ごしていくのかな…」
そんな漠然とした不安を抱えながら、地元の⼩さな会社で事務員として働いていた私。給料は決して⾼くなく、将来への希望も⾒出せない。かといって、都会に出て何かを成し遂げる勇気も⾃信もない。まさに「もう、頑張れない」と、⼼が折れかけていたんです。
そんなある⽇、インターネットで偶然⾒つけたのが「海外物販」という世界でした。そして、その中でも特に私の⼼を捉えたのが、東南アジア最⼤級のECプラットフォーム「Shopee(ショッピー)」だったのです。
最初は半信半疑でした。「英語もできないし、海外のサイトなんて難しそう」「⽥舎に住んでいて、海外に商品を発送するなんて無理じゃない?」そんな不安ばかりが頭をよぎりました。
でも、調べていくうちに、Shopeeが驚くほど初⼼者向けに作られたプラットフォームであること、そして、⽇本にいながら、しかも私のような⽥舎暮らしでも、世界を相⼿にビジネスができる可能性があることを知ったのです。
「これが、私の⼈⽣を変える最後のチャンスかもしれない」
そう直感した私は、震える⼿でShopeeへの出店登録ボタンをクリックしました。それが、私の新しい⼈⽣の始まりでした。
今では、Shopeeでの物販が私の本業となり、会社員時代には考えられなかったほどの収⼊と、何より「⾃分の⼒で未来を切り拓いている」という⾃信を⼿にすることができました。あの時、⼀歩踏み出して本当に良かったと、⼼から思っています。
この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら過去の私と同じように、今の毎⽇に何か物⾜りなさや不安を感じているのかもしれません。でも、⼤丈夫。場所や環境は関係ありません。⽥舎にいたって、海外物販で⼈⽣を輝かせることは⼗分に可能なのです。
このコンテンツでは、私がゼロからShopeeを始め、ビジネスを軌道に乗せるまでに培った知識と経験のすべてを、余すところなくお伝えします。この記事を読み終える頃には、あなたの⽬の前に広がる新しい可能性に、きっとワクワクしているはずです。
さあ、⼀緒に、新しい冒険の扉を開きましょう。
Shopeeとは?東南アジア最⼤級のECプラットフォームの魅⼒
「Shopeeって、そもそも何?」
初めて聞いた⽅もいるかもしれませんね。Shopeeは、シンガポールに本社を置く「Sea
Limited」という会社が運営する、東南アジア·台湾で最⼤級のEコマースプラットフォームです。スマートフォンのアプリを中⼼に、誰でも簡単に商品の売買ができるマーケットプレイスとして、現地で絶⼤な⼈気を誇っています。
その市場規模は、まさに圧巻の⼀⾔。東南アジアの⼈⼝は約6億⼈以上。若い世代が多く、インターネットの普及とともにEC市場は今、爆発的な成⻑を遂げています。⽇本でいうところの楽天市場やAmazonのような存在が、東南アジアの国々で急速に拡⼤している、とイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
では、なぜ数あるECプラットフォームの中で、私たちがShopeeを選ぶべきなのでしょうか。その理由は、⽇本のセラー(販売者)にとって、計り知れないほどのメリットがあるからです。
1. ⽇本製品への絶⼤な信頼と需要
東南アジアでは、「Made in Japan」の製品が「⾼品質で信頼できる」というブランドイメージで広く浸透しています。家電製品や化粧品はもちろん、アニメのキャラクターグッズ、お菓⼦、⽇⽤品に⾄るまで、⽇本の商品は⾮常に⼈気が⾼いのです。私たちが当たり前のように使っているものが、海を越えた先では「喉から⼿が出るほど欲しい宝物」になる。これは、販売する側にとって⾮常に⼤きなアドバンテージです。
2. 初⼼者に優しい、⼿厚いサポート体制
Shopeeは、海外販売が初めての⼈でも安⼼して挑戦できるよう、プラットフォーム側のサポートが⾮常に⼿厚いのが特徴です。⽇本語での問い合わせに対応してくれる「ジャパンサポート」があり、アカウント開設から実際の販売まで、困ったことがあればいつでも相談できます。また、出店や販売に関する⼿数料も、他のプラットフォームと⽐較して低めに設定されているため、初期投資を抑えてスモールスタートできるのも魅⼒です。
3. ⽇本にいながら、世界へ販売できる⼿軽さ
Shopeeの最⼤の魅⼒は、何と⾔っても「⽇本にいながら海外へ商品を届けられる」こと。現地に倉庫を構えたり、海外の法⼈を設⽴したりする必要は⼀切ありません。⾃宅にある商品を、⽇本の郵便局や配送業者を使って発送するだけ。まるで国内のフリマアプリで販売するような感覚で、海外のお客様に商品を届けることができるのです。
シンガポール、マレーシア、タイ、台湾、フィリピン、ベトナム、そして最近では南⽶のブラジルまで。Shopeeを使えば、あなたのビジネスは⼀気に世界へと広がります。
「海外サイトは難しそう」その不安、今⽇ここで解消します
「でも、やっぱり海外のサイトって、登録とか設定とかがすごく⾯倒なんじゃないの?」
そう思いましたよね。その気持ち、痛いほどよく分かります。私も最初はそうでした。英語の画⾯が出てきただけで、頭が真っ⽩になってしまう…。そんな私が、今では複数の国でショップを運営できているのですから、あなたにできないはずがありません。
断⾔します。その不安、今⽇私が完全に破壊します。
私⾃⾝、Shopeeだけでなく、他の海外販売プラットフォームも活⽤することで、ビジネスの幅を⼤きく広げ、収⼊の柱を何本も作ることができました。そして、私がそのノウハウをお伝えした⽣徒さんたちも、今、競合が少ないShopeeというブルーオーシャン市場で、驚くほどの速さで成果を出しています。
今⽇のこの記事では、そんな次世代の稼ぎの主戦場であるShopeeの始め⽅を、アカウント開設から利益を最⼤化するための「絶対にすべき初期設定」まで、ステップバイステップで、どこよりも分かりやすく解説していきます。
この記事を⾒終わる頃には、あなたは「あれ、Shopeeってこんなに簡単に始められるの?」という驚きと共に、ライバルがいない市場で先⾏者利益を⼿に⼊れるための、具体的で確実な⼀歩を踏み出せるようになっています。
もう、何も迷うことはありません。この記事が、あなたのための完璧なガイドブックです。
さあ、準備はいいですか? あなたの新しい冒険が、今、ここから始まります。
第2章:【完全ガイド】Shopeeアカウント開設の4ステップ
お待たせしました!ここからは、いよいよ実践編です。Shopeeであなたのショップを開設するための具体的な⼿順を、4つのステップに分けて詳しく解説していきます。⼀つひとつ、私の真似をしながら進めていけば、誰でも簡単にお店を持つことができますよ。
まずは、アカウント開設の全体像を掴んでおきましょう。流れは以下の通りです。
1. アカウント申請:ショップのアカウント(サブアカウント)を作成します。
2. アカウント解説(有効化):申請が承認され、ショップが使えるようになります。
3. 最初の出品:テストとして、まず5つの商品を出品します。
4. Payoneer連携:売上⾦を受け取るための⼝座を紐付けます。
この4つのステップを完了すれば、あなたのショップは晴れてオープンです!では、早速ステップ1から始めていきましょう。
ステップ1:アカウント申請 - サブアカウントを作ろう
最初に、少しだけShopeeのアカウントの仕組みについて説明させてください。Shopeeには
「メインアカウント」と「サブアカウント」という2種類の概念が存在します。
•メインアカウント
:複数の国のショップを統括し、⽀払い登録などすべての権限を持つ、い
わば「親アカウント」です。
•サブアカウント
:各国(例:シンガポール、台湾など)ごとに出店する、個別の「ショップアカウント」です。
今回、ステップ1で⾏うのは、このサブアカウントの申請です。まずは、あなたが最初に出店したい国を1つ選んで、その国のショップアカウントを作るところから始めます。どの国を選べばいいか迷うかもしれませんが、最初はシンガポールや台湾が、市場規模や⽇本からの発送のしやすさから⾒てもおすすめです。
公式サイトへのアクセスと申請フォームの⼊⼒
1. Shopee公式サイトへアクセス まずは、お使いのパソコンで「Shopee Japan」と検索し、
公式サイトにアクセスしましょう。可愛らしいクマのようなキャラクター「キャプテン·シ
ョッピー」がお出迎えしてくれます。サイト内にある「アカウント申請はこちら」といった趣旨のボタンをクリックしてください。
2. 申請フォーム(第⼀段階)の⼊⼒ ボタンをクリックすると、アカウント申請の基本的な情報を⼊⼒するフォーム画⾯に切り替わります。上から順番に⼊⼒していきましょう。
• 法⼈番号はお 持ちですか?:個⼈で始める⽅は「いいえ」を選択します。法⼈として登録する⽅は「はい」を選び、法⼈番号を⼊⼒します。
•お 名前、携帯電話番号、メールアドレス
:あなたの情報を正確に⼊⼒してください。特にメールアドレスは、この後の⼿続きで⾮常に重要になります。システムとの連携がスムーズなGmailを使⽤することを強く、強くお勧めします。他のメールアドレス(キャリアメールやプロバイダのメールなど)だと、Shopeeからの⼤切な案内メールが届かない、というトラブルが実際に多く発⽣しています。もしGmailアカウントをお持ちでなければ、この機会に無料で作成しておきましょう。
3. 規約の確認と提出 ⼊⼒が完了したら、プライバシーポリシーや各種利⽤規約のリンクを確認し、チェックボックスにチェックを⼊れます。セキュリティ認証(表⽰された⽂字を⼊⼒するなど)を完了させ、「ご提出」ボタンをクリックします。
4. ⽇本語の申請フォームへ進む 提出が完了すると、登録したメールアドレスに「申請フォームのリンク」が記載されたメールが届きます。また、画⾯上にも「⽇本語の申請フォーム」「英語の申請フォーム」といったリンクが表⽰される場合があります。⽇本語のフォームをクリックして、本格的な申請⼿続きに進みましょう。(もし画⾯を閉じてしまっても、メールに同じリンクが届いているので安⼼してくださいね)
必要書類と注意点(本格的な申請フォーム)
⽇本語の申請フォームを開くと、アカウント登録から出店までの流れを⽰した図が表⽰されます。これは最初に説明した4つのステップと同じ内容なので、確認したら下へスクロールして、本格的な情報⼊⼒を進めていきましょう。
ここからは、あなたの詳細な情報を⼊⼒し、本⼈確認書類などを提出する、⾮常に重要なパートです。焦らず、正確に⼊⼒することを⼼がけてください。
1. 事業形態·属性 「法⼈」か「個⼈」か、ご⾃⾝の状況に合わせてチェックを⼊れます。
2. 担当者名·本⼈確認書類情報
• 担当者名(個⼈名):あなたの名前を英語(ローマ字)で⼊⼒します。姓(Last
Name)、名(First Name)の順番で、パスポートやクレジットカードの表記に合わせ
ると間違いがありません。
• 本⼈確認書類:運転免許証やパスポートなど、使⽤する本⼈確認書類を選択します。
• 本⼈確認書類証明番号:選択した 書類の 番号(免許証番号など )を ⼊⼒します。
3. 本⼈確認書類のアップロード ここが少しユニークなポイントです。以下の2つの画像を準備し、指定された場所にアップロードする必要があります。
• 本⼈確認書類の 画像:運転免許証の 表裏など 、書類全体が 鮮明に 写っている
形式が推奨されています)。
• 本⼈確認書類を 持った 本⼈の 顔写真:あなたの
画像(PDF顔と、⼿に持った本⼈確認書類が⼀緒に写っている、いわゆる「セルフィー」画像です。これは、なりすましを防ぐための重要な⼿続きです。誰かに撮ってもらうか、スマートフォンで撮影しましょう。書類の⽂字が読めるように、ピントを合わせて明るい場所で撮影するのがコツです。
4. 連絡先情報 再度、携帯電話番号とメールアドレスを⼊⼒します。
5. 配送元住所 商品を発送する場所の住所を⼊⼒します。ご⾃宅から発送する場合は、ご⾃宅の住所で問題ありません。
6. 商品在庫について 「有在庫」か「無在庫(ドロップシッピングなど)」かを選択します。私の販売⽅法は基本的に無在庫ですが、初めての⽅は、まずはご⾃⾝の不⽤品などを販売する「有在庫」から始めるのが最もリスクが少なく、おすすめです。最初は「有在庫」にチェックを⼊れておくと良いでしょう。
7. 店舗の有無 国内や海外に実店舗をお持ちの⽅は少ないと思いますので、ここは「なし」にチェックを⼊れればOKです。
8. Eコマースのご経験 メルカリやヤフオク、Amazonなどで販売経験がある⽅は、「あり」にチェックを⼊れ、現在販売中のプラットフォームや、おおよその⽉間売上、ショップのURLなどを⼊⼒します。特に経験がない⽅は、正直に「Eコマースのご経験なし」を選択すれば⼤丈夫です。⾒栄を張る必要は全くありません。
9. Shopeeでの販売予定について
• 主な 商品カテゴリー
:今後Shopeeで販売してみたい商品のカテゴリーを、選択肢の中
から選びます(複数選択可)。例えば、「おもちゃ·ゲーム·ホビー」「家電」「コスメ·
⾹⽔·ビューティー」など、興味のある分野を選んでみましょう。
• 出品予定商品数:こちらも、おおよその⾒込みで⼤丈夫です。最初は「1-100」あたり
を選択しておけば良いでしょう。
10.商品の仕⼊れ⽅法 どのように商品を仕⼊れるかを選択します。多くの⽅は、⼀般的な⼩売店やオンラインショップから購⼊することになると思いますので、「⼩売から購⼊」にチェックを⼊れます。もし卸業者やメーカーから直接仕⼊れるルートをお持ちの場合は、そちらを選択します。
11.サポート⾔語·現住所 希望するサポート⾔語は「⽇本語」を選択し、あなたの現住所を再
度⼊⼒します。
12.最終確認と提出 最後に、再度ポリシーや利⽤規約を確認してチェックボックスにチェックを⼊れ、「Submit(提出)」ボタンをクリックします。
これで、ステップ1の「アカウント申請」はすべて完了です!お疲れ様でした。⼊⼒項⽬多くて少し⼤変だったかもしれませんが、⼀番の⼭場は越えました。あとはShopeeからの連絡を待つだけです。
ステップ2:アカウント開設(有効化) - ショップ誕⽣の瞬間
申請お疲れ様でした!Shopee側での審査が完了すると、あなたが登録したメールアドレスに、「Shopeeアカウント開設のご案内」という件名のメールが届きます。これが、あなたのショップが承認された証です!
このメールが届くまでの期間は、通常であれば3営業⽇以内ですが、申請が混み合っている時期(繁忙期)は1週間、あるいはそれ以上かかる場合もあります。もし2週間経っても何の連絡もない場合は、少し⼼配になるかもしれません。その際は、Shopee Japanのサポートデスクに「先⽇アカウント申請をしたのですが、状況はいかがでしょうか?」と、遠慮なく問い合わせてみてください。
さて、無事にメールが届いたら、いよいよアカウントを有効化(アクティベート)する作業に⼊ります。あなたのショップに命を吹き込む、⼤切な瞬間です。
1. メール本⽂のリンクをクリック メールの中に、「こちらをクリックしてアカウントを有効化してください」といった趣旨のリンクがあるはずです。そのリンクをクリックしましょう。
2. 電話番号の確認 画⾯が切り替わり、あなたが登録した携帯電話番号が表⽰されます。ここで⼀つ注意点があります。電話番号の前に「+81」という⽇本の国番号が⾃動的に付与されているはずです。そして、元の電話番号の最初の「0」は省略されています。
3. 認証コードの⼊⼒ すぐに、あなたのスマートフォンのSMS(ショートメッセージ)に、6桁程度の数字の認証コードが届きます。その番号を画⾯の⼊⼒欄に⼊⼒し、「次へ」または「送信」ボタンをクリックします。
「アカウント登録が完了しました!」
このようなメッセージが表⽰されれば、アカウントの有効化は成功です!おめでとうございます!これで、あなたはShopeeのセラーとしての⼀歩を正式に踏み出しました。あなたのショップが、今、この瞬間に誕⽣したのです。
ステップ3:最初の出品 - まずは5品、肩慣らしをしよう
アカウントが有効化されると、すぐにでも商品をたくさん売りたくなりますよね。でも、焦りは禁物です。Shopeeでは、本格的な販売活動を始める前に、「最初の5品」を出品することが推奨されています。
これは、出品システムに慣れるためのチュートリアルのようなものであり、また、あなたが実際に販売活動を⾏う意思があることをShopee側に⽰す意味合いもあります。このステップをクリアしないと、後述する売上⾦の受け取り設定などに進めない場合があるため、必ず⾏いましょう。
「えっ、売るものが5つもない…」と⼼配になったあなた、⼤丈夫です。ここでの出品は、あくまで練習です。本格的に利益を出すための商品である必要はありません。
•あなたの家にある不⽤品:読まなくなった本、着なくなった服、使わなくなった雑貨など、なんでもOKです。
• 近所の 100円ショップで買ったもの:海外の⼈にとっては、⽇本の100円グッズはユニークで魅⼒的な商品に⾒えます。
•スーパーで売っているお菓⼦:⽇本の限定フレーバーのスナック菓⼦なども、とても⼈気があります。
⼤切なのは、「実際に出品作業を体験してみる」ことです。商品の写真を撮り、説明⽂を考え、価格を設定する。この⼀連の流れを経験することが、今後のあなたの⼤きな財産になります。
詳しい出品⽅法については、この後の第3章で画⾯の画像付きでじっくり解説しますので、今は「まず5品、何か出品するんだな」とだけ覚えておいてくださいね。
ステップ4:Payoneer(ペオニア)連携 - 売上⾦を受け取るための⾦庫を準備しよう
さて、アカウント開設の最後のステップです。これが完了すれば、いよいよあなたは世界中のバイヤー(購⼊者)からお⾦を受け取れるようになります。そのために必要なのが、
「Payoneer(ペオニア)」というサービスとの連携です。
Payoneerって何?
