Prompt Baseで販売されている画像を真似してプロンプトを作ってみた!水彩画の日常編
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こんにちは、Wasawoです。
このTipsではプロンプトベースの画像を真似たプロンプトを作成して実際に画像生成してみる事をやっていきます。基本的な流れは③の基本事項まとめのページにて公開していますので、初めての方はまず基本事項まとめページを見てくださいね。
- 参考文献
- 実際のプロンプト
- 基本事項まとめ
参考文献
実際のプロンプト
早速、今回真似た参考元。
そして私が参考にして生成した画像がこちら
鳥でも良かったのですが、今回はストーリー仕立てにしたらどんなものが生成できるかなと試してみたところ、うまくマッチしてくれました。
そして今回、要素を抽出したプロンプトです。
1,バーベキューを楽しむ地元の人々、走り回る子供たち。
(Watercolor: 1.5), [public square, local community gathered enjoying a barbecue, children running around], Hill, very detailed RAW photo, photorealistic, photorealistic, super high resolution, detailed shadows, highest quality, (forward light), --niji 6 --ar 16:9
2,公立図書館で一人の学生が静かに本を読んでいると、時折ページをめくる音が静寂を破る。
(Watercolor: 1.5), [A lone student is quietly reading a book in a public library, the occasional sound of turning pages breaks the silence.] Hill, very detailed RAW photo, photorealistic, photorealistic, super high resolution, detailed shadows, highest quality, (forward light), --niji 6 --ar 19:9
3,カフェでノートパソコンを使いながら、新しい小説の構想を練っているある作家。
(Watercolor: 1.5), [One writer in a cafe, using a laptop, working on an idea for a new novel], Hill, very detailed RAW photo, photorealistic, photorealistic, super high resolution, detailed shadows, highest quality, (forward light), --niji 6 --ar 16:9
今回の変更を加える部分は1箇所です。
今回はどこが引数なのかをわかりやすくするために引数のコードに「[]」を付けました。
「[]」は引数としてわかりやすくしているので、実際にコードを入力するときは「[]」を外して下さい。
バーベキューを楽しむ地元の人々、走り回る子供たち。を参考例に紐解いていきましょう。
- ★Argument 1 = "[An old man is deep in thought on a nearby bench while watching children playing in a park.]" ←可変要素「「[公園で遊ぶ子供たちを眺めながら、近くのベンチで物思いにふける老人]」」
- (Watercolor: 1.5), ←固定要素「水彩画、1.5倍」
- ★[public square, local community gathered enjoying a barbecue, children running around], ←可変要素「バーベキューを楽しむ地元の人々、走り回る子供たち。」
- Hill, ←固定要素「ヒル」
- very detailed RAW photo, ←固定要素「非常に詳細なRAW写真」
- photorealistic, ←固定要素「写実的」
- super high resolution, ←固定要素「超高解像度」
- detailed shadows, ←固定要素「ディテールシャドウ」
- highest quality, ←固定要素「最高品質」
- (forward light), ←固定要素「(前方ライト)」「()」で少し強調
- --niji 6 ←固定要素「にじジャーニー」
- --ar 16:9 ←固定要素「画像比率 16:9」
- --v 6 ←固定要素「ミッドジャーニーのバージョン」(今後のバージョンによって変わる可能性があります)
今回の要素はたった1箇所。引数に詳細な内容を入れればOKです。
引数には日常の短編ストーリーをChatGPTに考えてもらい、当てはめれば問題なくストーリー通りの画像が生成されます。
つまり、引数にChatGPTに短い物語を構築してもらったものをそのまま入れればOKです。
引数(対象物)を別の引数に差し替えると簡単に画像が生成されます。この引数部分に詳細を書くと思い描く画像が生成できると思います。
そして下記はMicrosoftのEdgeで利用できるCopilot(DALL·E 3)で試してみたものです。
ソースコードをコピペしてCopilotで試してみてください。
Generate images.
(Watercolor: 1.5), [public square, local community gathered enjoying a barbecue, children running around], Hill, very detailed RAW photo, photorealistic, photorealistic, super high resolution, detailed shadows, highest quality, (forward light)
今回のキーワードはボリューム的にはとってもボリューミーだったかなと思います。
ですが、変えるべき箇所はたった1箇所。難しい事は何もありません。
重要なのは必要な要素が何なのか、見たものをそのまま画像生成AIに伝える力が重要であると言えます。
ポイントは対象物がなんなのか、どんな外見をしているのかをプロンプトで詳細に伝える事だと思います。
見たものをそのまま真似るを基礎ベースとして、生成していく内に真似るよりも良いものが偶然出来上がったりするのも楽しみの一つですね。
もしかしたら「これを入れるとどうなるのかな?試してみよう」という探究心・知的好奇心が良い作品を生み出す潤滑油の役割を果たすのではないかと最近思い始めました。
今後も真似っこシリーズを進めていきますので、気になる方はどうぞ他の記事も是非ご覧下さいませ!
今回は参考元の鳥ではなく、日常の画像を生成してみました。(こういう脱線も面白いですね。)
Wasaoでした。