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連載小説【汚し合い】2

連載小説【汚し合い】2

1.所要時間

3日もいらない。正直1日、いや、半日で十分だ。俺が彼女を思って彼女の感情を懐柔するアイディアから作品を作ることは半日あればことが足りる。世の中はそんな俺に対して「天才だ」とか「いい気になってるとか」「若造が」とかいろんな評価をするけれど、俺はそういう立ち位置でしか生きてきたことがないからよくわからない。

嫉妬も偏見も慣れた。好きに言わせておけばいい。

俺が真似をされるようになったのだけは我慢がならないし、なりすまされたりするのもふざけんなと思うけれど、まあやらせておけばいいと思う。本人は俺で彼女がみているのは俺だっていう自信があるから、たいていのことはせせら笑っている。愛って最強。

俺が彼女をディレクションしていることはみんなが知っている。半日で傑作ができてしまうから週6日は彼女のケツを追いかけている。俺のケツを追いかけている女のことを忘れてしまうから彼女に怒られるけれど(笑)

この間も、俺に片想いしている超絶、悶絶級の可愛い子がいた。


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連載小説【汚し合い】2

連載小説【汚し合い】2

JERUSALEM's

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この記事のライター

JERUSALEM's

1997年4月、13歳の春は真っ青な空の如く今も僕達の心を悲しみで塗りつぶしている。赤く燃え上がる気持ちを見逃してしまったことが痛みとなってボクたちを西へと向かわせた。この街にたどり着いて早10年。この街を大王の都、エルサレムに喩えた理由を小説にしていく。

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