
【プロンプト無料配布】AIで描く「引き算の美学」。洗練されたファッションイラスト

あきほ|AI画像?なんとかなるよ〜系
こんにちは、AI絵師のあきほです。数ある記事の中から、この一枚の持つ洗練された雰囲気に心惹かれ、ここまで足を運んでくださったこと、とても嬉しく思います。
今回のお題

- この、無駄のないシンプルな美しさはどうやって…?
- 私もこんなスタイリッシュなイラストをAIで生み出してみたい
きっと、そんな知的好奇心からクリックしてくれたのではないでしょうか。
ご期待ください。
ここではお約束通り、このファッションイラストを生み出したプロンプトの“すべて”を公開します。
なぜこの言葉を選ぶのか、その意図も解説しますので、あなたの創作における「引き出し」を一つ増やせるはずです。
お知らせ
本題に入る前に、少しだけご案内させてください。
単発のプロンプトを学ぶだけでなく、自在に応用できる“考え方”が知りたい
そんな、より高みを目指す方のために、私がAIイラストで個性を表現するために体系化した「プロンプト設計法のすべて」を解説した記事をご用意しています。
今回ご紹介するプロンプトも、その設計思想から生まれた一部です。
表面的なテクニックの先にある「創作の核」に触れたい方は、ぜひ最後にその扉を叩いてみてください。
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▼AIを“飼いならす”ための【独自のプロンプト設計法】



お題の解説(こだわりポイント)
さて、お待たせしました。
この一枚を創る上で、私がAIにどんな「指示」を与えたのか、そのこだわりを解説します。

テーマは「余計なものを削ぎ落とした、本質的な美しさ」
AIは放っておくと情報を足し算しがちですが、ここでは徹底的に「引き算」を意識させることが重要です。
- 「ミニマリズム」の力
minimalist aesthetic (ミニマルな美学) と clean background (クリーンな背景) という言葉で、AIに「余白を恐れるな」と伝えています。情報量をあえて減らすことで、主題である人物の存在感が際立ち、見る人の想像力を掻き立てる空間が生まれます。 - 「色彩」を絞る勇気
cool-toned gray palette (クールトーンのグレーパレット) で色彩を厳しく制限。色数を絞ることで、ごちゃごちゃした印象がなくなり、シックで都会的なムードを演出できます。色の雄弁さより、形の美しさを際立たせる狙いです。 - 「線」で語る品格
sleek lines (滑らかな線) と editorial artwork (雑誌風のアートワーク) という指示。これにより、まるでハイブランドの雑誌に掲載されているような、プロフェッショナルで品格のある線画を描かせています。
お約束のプロンプト公開
それでは、この洗練されたイラストを生み出すためのプロンプトです。
対応AIモデル
ImageFX、Imagen、stablediffusion
プロンプト例
elegant fashion illustration, minimalist aesthetic, cool-toned gray palette, sleek lines, editorial artwork, clean background.
日本語訳
エレガントなファッションイラスト、ミニマルな美学、クールトーンのグレーパレット、滑らかな線、雑誌風のアートワーク、クリーンな背景。
【プロンプトの簡単解説】
- elegant fashion illustration:
「エレガントなファッションイラスト」という、作品のジャンルと雰囲気を決定づける最も重要な言葉です。 - minimalist aesthetic, clean background:
先ほど解説した「引き算の美学」の核となる部分です。 - cool-toned gray palette:
色彩を限定し、シックな雰囲気を生み出します。warm-toned(暖色系)に変えるだけでも印象がガラリと変わります。 - sleek lines, editorial artwork:
線の質と作品の用途(雑誌のような)を定義し、プロフェッショナルな仕上がりをAIに要求しています。
結び
このプロンプトの単語を少し入れ替えるだけで、例えば cool-toned gray palette を vibrant pop art colors に変えればアンディ・ウォーホル風に、sleek lines を rough charcoal sketch に変えれば荒々しいスケッチ風に、と世界観は大きく変化します。
ですが、レシピをなぞるだけでは、本当の自由は手に入りません。
- なぜ、その言葉を選ぶのか?
- 言葉をどう組み合わせれば、自分の頭の中にあるイメージを正確に引き出せるのか?
先ほどご案内した私の設計法のすべてを解説した記事では、こうした
「なぜ?」
に答え、あなたがAIという最高のパートナーと共に、ゼロから自分だけの表現を創造するための“思考のOS”をインストールする方法を徹底的に解説しています。
AIに描かされる側から、AIを自在に操る側へ。
あなたのクリエイティビティを次のレベルに引き上げる準備ができた方は、お待ちしています。
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▼AIを“飼いならす”ための【独自のプロンプト設計法】



最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
これからも、あなたの知的好奇心を刺激するような、AIイラストの新たな可能性を発信していきます。
もし今回の記事が
「役に立った」
「美しい」
と感じていただけたら、ぜひ
「スキ」、「拍手」「お気に入り」「フォロー」
でドドーンと教えてください。それが、私の何よりの創作エネルギーになります。
それでは、あなたの創作活動が、よりスタイリッシュに輝きますように。
AI絵師あきほ
追伸:私の設計法で、こんなイラストも作れます
今回ご紹介した「ミニマルなファッションイラスト」は、私が確立したプロンプト設計法の一例にすぎません。
今回の記事で解説している“核”となる考え方を応用すれば、以下のような全く異なるテイストのイラストも、あなたの手で自由に生み出すことが可能になります。
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このように、一度「プロンプトの飼いならし方」を身につければ、表現の幅は無限に広がります。あなただけの個性をAIで表現する旅を、ここから始めてみませんか?