バーチャルサイクリングとは?なんとなくわかるけど、具体的にどういった内容なのか?
どんな機材が必要なのか?順番に解説していきます。
バーチャルサイクリングでは、自宅やジムで行う仮想現実を利用したサイクリングのことで、実際には移動しなくても、仮想的に景色を楽しみながら運動ができます。
仮想現実「Virtual Reality」を利用しているため、VRサイクリングとも表記されます。
この記事では、バーチャルサイクリング(VRサイクリング)の初歩的な質問について解説していきます。
バーチャルサイクリングのメリット
バーチャルサイクリングは、健康的で外を走行しないため安全性が高く、自由度が高いというメリットがあります。
自宅やジムで手軽にできるため、忙しい人でも継続することができます。バーチャルサイクリングを取り入れることで、健康的なライフスタイルを送ることができます。
主要な4つのメリットについて解説していきます。
--外の景色で気分転換
エアロバイクなど、室内での運動は景色が変化しないため退屈に感じることがあります。特に長時間、毎日など頻度が高いとなおさら退屈になります。
そんなとき、VRサイクリングを取り入れることで、まるで屋外を走行しているかのような感覚を味わうことが可能です。
国内・海外を問わず様々な場所を自転車でツーリングできるので気分転換にも役立ちます。
--心身の健康に良い
バーチャルサイクリングは、健康的な運動方法の一つです。サイクリングによって、身体を動かすことで、筋肉を鍛えることができます。
バーチャルサイクリングは、ストレス解消にも効果的です。仮想的な景色を見ることで、心がリラックスし、ストレスを解消できます。
--安全性が高い
バーチャルサイクリングは、道路交通とは無縁のため、安全性が高いというメリットがあります。
自転車で走る場合、交通事故に遭う可能性があり、不安に感じロードバイクなどを始めることを躊躇する人も多くいます。しかし、バーチャルサイクリングは、安全な場所で行うことができるため、安心して運動できるというメリットがあります。
--自由度が高い
バーチャルサイクリングは、自分のペースで行うことができるため、自由度が高いというメリットがあります。
自分の好きな時間に運動できるため、忙しい人でも継続することができます。また、天気に左右されないため、雨の日でも運動することができます。
バーチャルサイクリングのデメリット
バーチャルサイクリングは、実際には移動しなくても、仮想的に景色を楽しみながら運動ができます。
室内で運動できるメリットがある一方、バーチャルサイクリングにはデメリットも存在します。掘り下げて解説します。
--マンネリ化の問題
バーチャルサイクリングは、仮想的な景色を見ながら運動をすることができます。しかし、同じ景色を見続けることで、マンネリ化してしまう場合があります。
モチベーションを保つために、新しいコースや景色を取り入れる必要があります。また、バーチャルサイクリングのプログラムによっては、有料のものもあります。
新しいコースや景色を取り入れるために、コース追加費用がかかるケースもありマンネリ化の対策が必要です。
--機器の故障のリスク
バーチャルサイクリングには、スピンバイクやエアロバイクなどの機器を使用する必要があります。
当然ながら、機器故障の可能性があるります。
さらに、バーチャルサイクリングに必要な機器は、VRゴーグルに代表されるように高価なものが多いため、修理費用がかかる場合があります。機器を使用する場合は、丁寧に取り扱うことが必要です。
--運動によるリフレッシュ効果の低下
バーチャルサイクリングは、自宅やジムで行うため、室内での運動になります。心肺機能や筋肉は鍛えることはできます。
一方で、日光に当たることは無いのでビタミンD不足や、外気に触れることで得られるリフレッシュ効果も半減されてしまいます。
バーチャルサイクリングに必要な機器
--ロードバイクやエアロバイク(スピンバイク)
バーチャルサイクリングで使用する自転車は、エアロバイク、スピンバイク、ロードバイクなどがあります。
それぞれの自転車には異なる特徴がありますが、共通しているのはセンサーによって、速度や距離、心拍数などを計測することができる点です。
--サイクルセンサー
自転車に取り付けることで、速度や距離、心拍数などを計測することができます。センサーは、自転車の種類に合わせて選ぶ必要があります。
--スマホまたはタブレット・PC
バーチャルサイクリングを実行するためには、高性能なコンピューターが必要です。バーチャルリアリティ(VR)は、高い計算能力を必要とするため、処理速度が遅いコンピューターだと、快適なバーチャルサイクリングを体験することができません。
--サイクルトレーナー(ロードバイクの場合)
ロードバイクを用いる場合、バーチャルサイクリングをするためには、サイクルトレーナーが必要です。
サイクルトレーナーは自転車を固定する台のことで、自転車に取り付けることができます。様々な種類があり、価格帯も幅広く、自分の予算や目的に合わせて選ぶことができます。
--スマートトレーナー(ロードバイクの場合)
スマートトレーナーは、サイクルトレーナーの一種で、機能が進化したものです。スマートトレーナーは、パワーメーターと接続することができ、自分のパフォーマンスや進捗状況をリアルタイムで確認することができます。また、スマートフォンやタブレットと接続することで、仮想的なコースを楽しむことができます。
--VRヘッドセット
バーチャル世界を体験するためのヘッドマウントディスプレイ(HMD)です。バーチャルサイクリングでは、リアルな自然風景や都市風景を再現し、サイクリングの感覚を高めるために使用されます。
--VRサイクリング用のアプリ
バーチャルサイクリングをするためには、専用のアプリが必要です。アプリは複数種類あります。
スマートトレーナーと接続することで、仮想的なコースを楽しむことができます。また、アプリによっては、トレーニングプログラムを提供しているものもあります。
VRサイクリング用エアロバイク・スピンバイクの【選び方】と【オススメ商品】
ここでは、VRサイクリングにおすすめのエアロバイクとスピンバイクのおすすめ商品を紹介します。
--選び方
---耐久性
常に使用するため耐久性が重要です。長期的に使用することを考えると、しっかりとした作りのものを選ぶことが大切です。
---トレーニングプログラム
エアロバイクには、トレーニングプログラムが備わっているものもあります。自分の目的にあったプログラムを選ぶことができるため、トレーニングの効果を高めることができます。
---ペダリングの快適性
エアロバイクの快適性も重要です。座面やハンドルの形状、調整のしやすさなど、総合的な観点から自分に合ったものを選ぶことが大切です。
--オススメ商品
---FITBOXスピンバイク
Fitbox社のスピンバイクは、バーチャルサイクリングに適していると言えます。サドルやハンドルの位置調整が自由に行える調整範囲の広さ、抵抗調整が細かく行えることなどが挙げられており、バーチャルサイクリングに適した設計となっています。
「リアルな走行感」「しっかりとした安定感」「ノイズを最小限に抑えた設計」などのフレーズが掲載されており、バーチャルサイクリングに必要な快適性も備えていると言えます。
ただし、具体的にどのモデルが最適かについては、使用環境や予算、個人の体格や好みによって異なるため、選ぶ際にはよく検討することをおすすめします。口コミやレビューなどを参考にすることも有効です。
---FITBOX LITEスピンバイク
FITBOX LITEは、エントリーレベルのスピンバイクであり、バーチャルサイクリングには基本的な機能を備えていると考えられます。
ペダルの抵抗調整機能が5段階しかなく、スピンバイクとしては控え目な設計です。したがって、本格的なバーチャルサイクリングを行うには、より機能的なスピンバイクが必要になる場合があります。
バーチャルサイクリングのアプリ
バーチャルサイクリングは、自宅やジムで行うサイクリングのことで、実際には移動しなくても、仮想的に景色を楽しみながら運動ができます。バーチャルサイクリングをするためには、専用のアプリが必要です。
--Zwift
Zwiftは、バーチャルサイクリングのアプリの中でも特に人気が高いものの一つです。仮想的なコースを楽しみながら、他のユーザーとのレースやトレーニングプログラムを行うことができます。また、Zwiftは、スマートトレーナーと接続することができ、リアルタイムで自分のパフォーマンスや進捗状況を確認することができます。
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--Rouvy
Rouvyは、世界中のリアルな景色を楽しめるバーチャルサイクリングアプリです。自分でコースを作成することもでき、自分の好きな場所を走ることができます。また、Rouvyは、スマートトレーナーと接続することができ、自分のパフォーマンスや進捗状況をリアルタイムで確認することができます。
--TrainerRoad
TrainerRoadは、バーチャルサイクリングのアプリの中でも、主にトレーニングプログラムに特化したものです。専門のトレーナーが作成したプログラムを利用することができ、自分のレベルや目的に合わせてプログラムを選択することができます。また、TrainerRoadは、スマートトレーナーと接続することができ、自分のパフォーマンスや進捗状況をリアルタイムで確認することができます。
FITBOXがバーチャルサイクリングにおすすめの理由
FITBOXのエアロバイクは、スピンバイクと呼ばれるタイプのマシンです。スピンバイクは、一般的な自転車とは異なり、ハンドルが低く、シートが高い配置になっています。また、スピンバイクは、抵抗をかけることができるため、自分のペースで運動することができます。
FITBOXスピンバイクには、レジスタンス調整機能があり、自分のペースに合わせて運動することができます。バーチャルサイクリングのプログラムによっては、スピンバイクに合わせたプログラムも提供されているため、FITBOXのエアロバイクを使ってバーチャルサイクリングを楽しむことができます。
【アプリ比較】RouvyとZwiftはどっちが良い?
バーチャルサイクリングをするためには、専用のアプリが必要です。バーチャルサイクリングのアプリの中でも人気の高いRouvyとZwiftを比較します。
--機能比較
Rouvyは、世界中のリアルな景色を楽しめるバーチャルサイクリングアプリで、自分でコースを作成することができます。一方、Zwiftは、他のユーザーとのレースやトレーニングプログラムを行うことができるバーチャルサイクリングアプリです。どちらのアプリもスマートトレーナーと接続することができ、自分のパフォーマンスや進捗状況をリアルタイムで確認することができます。
--価格比較
Rouvyは、月額15ドルから利用することができます。一方、Zwiftは、月額14.99ドルか年額199.99ドルから利用することができます。また、Zwiftは、無料体験期間があり、アプリを試すことができます。
--ユーザー数の違い
Zwiftは、世界中で多くのユーザーが利用しており、ユーザー数が多いことが特徴です。一方、Rouvyは、比較的新しいアプリであり、ユーザー数は少なめです。