
「現状維持=衰退」って知ってます?

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表
こんばんは🍵
頑張っている人にでも寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
あなたは「新しいことに挑戦する余裕はないので、現状維持できればいい」と思っているでしょうか
今のあなたの生活を、現状維持していったとしましょう
今の仕事をそのままがんばっていくことで、今の生活、現状を定年、退職まで維持でき、老後は普通に暮らせるのであれば、そのまま頑張ると良いかと思います
しかし今の日本の収入事情では、多くの人は、普通の老後を迎えられそうにないようです
がんばっているのに、なぜでしょうか
どうやら、「現状維持」という言葉の認識に、大きな誤解があるようです
今回は、 「現状維持」に必要なのは「挑戦である」ということについて考えてみます
いわゆる現状維持は「衰退」
いわゆる現状維持は、衰退する可能性がものすごく高い行動だ、という意味だ
本当の意味での「現状維持」や「安定」は、もしものことが起きても、生活していけることを指す
そういった仕組みを手に入れるには、挑戦するしかない
今の仕事を頑張っていたとしても、それは、今の立ち位置から落ちないようにしがみついているだけで、上昇しているわけではない
例えば、経営者であれば、数週間、体調を崩しても経営のしかたによっては会社が稼ぎ続けてくれる
投資家だった場合も、体調を崩したとしても、投資した先が稼いでくれる
しかし正社員は、有給休暇を使い切るほど体調不良となったら、収入は減っていく
経営者や投資家のような収入源がない限り、私たちは常にリスクを抱えている
今の立ち位置にから落ちないようにするだけで精一杯かもしれないが、それでも、チャンスを逃し続けていたり、年齢を重ねているので、衰退していると言える
現状維持、安定、そういった仕組みを手に入れるまで、私たちは挑戦するしかない
>耐えること(現状維持)は衰退
みなさんの思う「現状維持」は、例えば会社でパワハラによるストレスを受けていても、時間が解決してくれるだろうと、転職せずに耐えることだろうか
これは、日々、耐えるという努力をしていると思うかもしれないが、実際には日々、心身が消耗していくので、衰退している
健康というとても大切なものを、失って言っている
みなさんの思う現状維持をしていても、病気になり、稼ぐことができなくなったら、とても大変
そんなときに、さらにリストラや、会社の倒産があったら、急いで元の収入を得るのは難しいだろう
>正社員で一社のみに貢献すること(現状維持)は衰退
私たちの親世代は、転職することを問題視していたり、目の前の仕事をこなすだけで給料が上がっていった
貯金していれば、老後に生活できる金額に銀行が増やしてくれた
例えば、ゆうちょ定期預金は、1974年に預けた100万円は、10年後に206万円になった
これが、昔の大人たちが貯金を大事にしている理由
なんともぬるい時代だった様だ
高齢者や親が若者に貯金を勧めるのは、「使ってしまうから貯金した方が良い」というだけの理由ではない
義務教育を受けて大学まで勉強し、会社へ就職し、一つの会社で定年まで働き、老後は10年ほど生きるという人生だ
特別に新たなスキルを身に着けなくとも、業務内容はあまり変わらず、年功序列で、社内でベテランになれば仕事で活躍でき、特に困らない人が多かった
ざっくり言ってしまえば、親世代の人生プランは、バブル時代のような考え方だ
一方で現代は、 終身雇用の神話は崩れてきており、倒産の可能性もある
時代の流れは速くなったと言えるので、一つのイベントが長く続きにくい
そして、人の寿命も延びている
寿命については、「人生100年時代」という言葉を聞いたことがあるだろうか
これからは、多くの人が100才まで生きる時代が来るという意味だ
100才まで生きられる人は、今までは全人口の1~2%だったが、2007年生まれは、 50%の確率になると言われている
つまり、親世代よりも老後に生きられる期間が長いので、定年の年齢の後も働く必要が出てくる
親世代は人生のステップを
教育 → 仕事 → 引退
という、たったの3段階で考えている
この様な考えでは、これからの時代は生きにくくなる
いつまでの学校の教えの通りに教育を受けていては、仕事に合流しにくくなるし
引退しようと思っても、引退できるほどの資産を仕事で確保しておくことが難しい
そんな現代では、どのような行動を戦略的に実行すべきか
そんなような内容が書いてあるのがこの本だ
