「繊細だから…」って、もう免罪符として使えない時代です

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表

こんにちは🍵

「繊細」を振りかざして他人に配慮だけ求める人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です

「私、HSPなんで…」
「繊細だからそれ無理で…」
それ自体が悪いわけではないですが、最近はそれを免罪符みたいに使って自分を守る人が多すぎます

繊細であることを理由に責任を回避したり、批判を封じようとしたりするのは、通用しない時代になっていきます

実際、幸せは手に入ってないようです

繊細さを“武器”にしはじめた人たち

最近、「繊細」を自己紹介の一部として使い始める人が増えてきた 本当に繊細な人が増えたというより、繊細なフリが上手くなっただけとも言える ちょっとした指摘に対して「それは傷つく」と過剰反応する 強めの意見をもらっただけで「配慮がない」と相手を責める けれど、本当に繊細な人ほど、そんなに自分を押し出せないはずだ 繊細さを盾にして、自分への批判を封じようとする構図が目立つ それは、繊細という言葉の価値を下げる行為でもある 繊細な自分を守るために、相手の自由や表現を奪っていないか考える必要がある 繊細さは自慢するものでも、利用するものでもない 使い方を間違えれば、それはもう「防御」ではなく「攻撃」となる

繊細さは個性。でも、それだけじゃない

繊細であること自体は悪いことではない 感受性が強く、細かな違和感に気づけることは一つの特性といえる ただし、それを理由に「自分だけは配慮してほしい」という主張が強くなれば話は別だ 他人に優しくしてもらうためには、まず自分が優しさを示す必要がある 繊細さを理由に他人を振り回すのは、ただの自己中心となる 「私は繊細だから」と言いながら、周囲を変えようとする態度には違和感がある 繊細さを理由に特別扱いを求める姿勢は、共感ではなく反発を生む 個性であるはずの繊細さが、周囲との摩擦の原因になることもある 繊細な自分を大切にするなら、他人の繊細さにも目を向ける必要がある そうでなければ、ただの「自分本位な繊細」になってしまう

配慮を求めるなら、自分も配慮する

「繊細なんだから配慮して」と言う前に、自分がどれだけ配慮しているかを考える必要がある 他人に優しさを求める人ほど、自分の言動が鋭くなっている場合がある 繊細さを理由に他人を雑に扱うのは、本末転倒となる 敏感な自分にばかり敏感で、他人の痛みには鈍感な人は意外と多い 本当に繊細な人なら、相手の心にも同じくらい敏感なはずだ 一方的な配慮を求める態度は、関係を築く上で不均衡を生む 人間関係は、どちらか一方の繊細さだけに配慮して成り立つものではない 「私はこうだから察して」ではなく「あなたはどう?」という視点が必要となる 配慮されるだけの立場に甘えるのは、もう終わりにするべきだ 繊細さは、相互理解とバランスの中で生かされる

自称・繊細さんのよくあるセリフ

「その言い方はキツすぎる」「ちょっと否定されただけで落ち込む」 そんな言葉を頻繁に使う人が増えている もちろん本当に繊細な人もいるけれど、言葉の裏に「責任逃れ」が見えるケースもある 「繊細だから仕方ない」と繰り返すだけで、行動が伴わないなら、それは言い訳になる 周囲に配慮を求めながら、自分の成長を止めてしまうのは危険だ 刺激や批判から逃げるだけでは、世界はどんどん狭くなる 「繊細だから傷つく」は正直な気持ちでも、「だから逃げる」は選択だ 繊細さを使って、現実から逃げる姿勢は誰の共感も得られない 言い続けるだけで変わらないなら、それはもう「繊細」ではなく「甘え」になっている 本当に自分の繊細さと向き合うなら、変わる努力が必要となる

本当に繊細な人は、黙って耐えてる

本当に繊細な人ほど、自分の繊細さをあえて言葉にしない傾向がある 「傷ついた」と声に出すよりも、心の中で静かに処理しようとする その結果、周囲からは気づかれにくく、むしろ誤解されることもある 大きな声で「私は繊細だ」と主張できる時点で、ある程度のタフさは備わっている 本物の繊細さは、もっと静かで、もっと内側にこもっているものだ アピールせずに耐える姿には、それなりの覚悟と自己管理が必要となる 声を上げないからこそ、見逃されてしまう繊細さもある しかしそれでも「理解されたい」と思わないところに、逆に強さがある 主張の多い“繊細アピール”とは、根本的に性質が異なる 繊細さの本質は、目立つことよりも「感じすぎて動けない」ことにある

自分を守るだけの繊細さは、誰も守れない

「繊細だから無理」「怖いから関われない」と壁を作る人は多い その壁は一時的に自分を守るが、やがて孤立の原因にもなる 挑戦を避け、対人関係を遮断し、責任からも距離を取ろうとする でも、守るばかりでは信頼は生まれず、関係は深まらない 人とのつながりの中でしか学べないことが、確かに存在する 逃げ続ける繊細さは、誰も助けられないし、自分すら救えない 「私は傷つきやすいから」という理由で何もしないのは、自己保身にすぎない 結果的に、自分をより苦しい状況に追い込むことにもなる 本当の意味で繊細さを扱える人は、時にリスクを取って関わりに行く それができないうちは、繊細さは盾にはなっても、橋にはならない

心理カウンセリングでも繊細アピールは多い

心理カウンセリングの現場でも、「私はとても敏感で」と話し始める相談者がいる その言葉自体は否定しないけれど、続く内容に問題があるケースも多い 「だから私は悪くない」と責任を拒否する言い訳として使われることがある 繊細さを盾にして、他人の痛みに向き合おうとしない 「自分は繊細だから分かってほしい」だけでは、関係は一方通行になる 相手もまた、見えない部分で傷ついているかもしれない 繊細という言葉を免罪符にして、自分の都合だけを通すのは違う 心理カウンセラーとしても、そこには正面から向き合う必要がある 繊細さと向き合うには、まず“自分の都合”と“他人の感情”を分けて考えることが前提となる そうでなければ、心理カウンセリングの意味すら見失ってしまう

何か言われるたびに傷ついていたら、生きづらくなる

この世界には、思いやりのある人ばかりがいるわけではない 無神経な発言や、雑な言葉に出会う場面も避けられない そのたびに傷つき、立ち止まっていては、前に進めなくなる 繊細なまま生きたいなら、それに加えて「回復力」も必要となる 落ち込みから立ち上がる力、自己修復の方法が求められる場面もある それが備わっていないと、常に誰かに守られる生き方しか選べなくなる それでは、自分の人生を自分でコントロールすることができない 「傷つかないようにする」ではなく「傷ついても戻ってこれる」ことが大事になる 回復力は鍛えることができるし、繊細さと共存させることも可能だ だからこそ、自分の内側にある強さにも目を向けるべきだ

強くなること=鈍感になること、ではない

「強くなりたい」と願うとき、多くの人が「鈍感にならなきゃ」と誤解する でも、本当に強い人は、感じる力を失っていない むしろ、感じたうえで折れない力を持っている 「感じる」→「受け止める」→「選び直す」このプロセスが鍵となる 必要のない言葉は手放し、大事なものだけを残す冷静さがある 繊細さを維持しながらも、感情に振り回されない心の筋力がある 強くなるというのは、鈍感になることではなく、耐える力を育てること そのプロセスを経ることで、繊細さは“弱さ”ではなく“個性”に変わる そしてその個性は、人とのつながりの中で光るものになる 繊細さを残したまま、しなやかに立ち上がれる人が、本当に「強い人」だといえる

繊細さは“扱い方”で凶器にもなる

繊細さそのものは誰にでもある、ただし扱い方によってまるで別物になる 自分の繊細さを免罪符にして、他人に厳しく当たる人も少なくない 「私は繊細だから、あなたの言い方が悪い」と相手を責める構図は危うい 繊細な人=優しい人とは限らない 繊細さを理由に相手を制御しようとすれば、それはただの“支配”になる 繊細さには、自己理解と他者への配慮がセットであってほしい それがないと、繊細さはただの「他人を攻撃するためのツール」と化す 「感じる力がある」ことと「他人の自由を奪う」ことは全く別の話だ 繊細さを振りかざすほど、周囲との関係は壊れていく それに気づかないままでは、繊細さは特性ではなく“凶器”になるだけだ

時代が変わった

一昔前なら「繊細な人だから」で済まされていたことも、今は違う みんなそれぞれに、自分なりの敏感さや葛藤を抱えて生きている 特別扱いされる繊細さは、もはや通用しない時代となった SNSの普及もあり、誰もが発信者であり、誰もが受信者となる環境に変化している そんな時代では、一方的な「私は繊細だから配慮して」は、いいね数は集まっても、リアルでは共感されにくい 配慮を求めるなら、同時に他者の痛みも受け取る姿勢が求められる 自分の繊細さばかり主張していても、人との距離は縮まらない むしろ、無意識に他人を遠ざける結果につながる 共存の時代には、共感と自己調整がどちらも必要となる それができない繊細さは、もはや「わがまま」としか受け取られないこともある

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