体験版(第一章まで)
タイトルから、大ベストセラーになった某本のパクリでは?と感じるだろう。
そうだ。その通りだ。あの本を読んだことが執筆きっかけとなった。
多くが読み、多くの人が評価したからこそのベストセラーだ。それは疑いようもない。
だが同時本当に『〇われる勇気』で自分は生きていけるのか? 少しでも実践できる場面は存在するのか? いや少しでも実践したら爪弾きにされるのでは? と感じた方もいるはずだ。私もその一人だった。
生きていく上で、「嫌われてはいけない人」というのがわたしやあなたには存在する。
人に追従することは、自分の信念には反するかもしれない。仮にキーマンが横暴であったら、理不尽なことを要求されるかもしれない。しかし、それでも良い印象を与えようと努力する、決して対立はしない、これには実は勇気がいる。
哲学者と青年の対話形式から個人の生存戦略を学ぶ。
[目次]
第一章 出会い
第一話 人は変われない
◆青年の苦悩
◆人は変われない 既に変わっているから
第二章 原因論
第二話 原因と結果の関係
◆原因論をひもとく
◆ターニングポイントは存在しない
第三章 未来を見通す目
第三話 「今」を判断する
◆希望を捨てる?
◆原因は承認欲求
◆社会の嘘から目をそらさない
◆承認欲求の怖さ
第四話 確率論と競争社会
◆確率論とは?
◆競争から降りる
第四章 嫌われない勇気
第五話 青年の決断
◆ここまでを振り返る
◆「嫌われない勇気」とは?
◆それも悪くない