NTTドコモが3月から展開する新プランのahamo(アハモ)についてですが、社長がファミリー割引対象にすると明らかにしたというニュースが出ました。
携帯料金競争が激化し、今は3社が事実上横並びの均衡状態となっていますが、ahamoがファミリー割引カウントするということはまたこのプランを選ぶ価値が変わってくる要因の一つとなりそうです。
1.ファミリー割引カウントしない場合の問題
ahamoは発表当初、ファミリー割引のカウントをしない方針でした。
もともとahamoは月額2,980円 20GBとする代わりに従来の割引は効かないとする方向でした。
ファミリー割引や光回線の割引等で大幅に割引が入るようになっているので、これをahamo価格でさらに割引するというのは現実的ではないことは理解できます。
おそらくほとんどの人は従来の割引を加味しても、それでもahamoの方が安くなるはずです。
この割引がないのは当然のことなのですが、家族がいる場合、その家族のプランがどうなっているのかということが問題だったのです。
ファミリー割引は人数でカウントされ、2人、3人で割引率が異なりますので、ahamoに移ることでドコモ内にも関わらず対象が減ってしまうと、自分はahamoで得をするかもしれないけど、家族の携帯料金が上がってしまうリスクがあったのです。
2.家族を気にせずahamoに変更できる
今回のahamoはファミリー割引にカウントするということで、ahamoに入らなかった家族の心配をする必要がなくなりました。
ahamoに入らず、従来のギガホ・ギガライト等のプランに入っていた場合、そのままファミリー割引が適用されます。
要するに特になる人だけがahamoに移ればよく、従来のプランのままでいい人には何も悪影響を及ぼすことがありません。
これは良い方向になりましたね。
実は私も個人的に心配していたんです。
家族と離れて暮らしていて、ファミリー割引を使っているので、自分がahamoに変更することで、いきなり離れている家族の携帯料金が上がってしまうのでは、これはトラブルの原因になるなと。
家族全員が納得してahamoに移るのならいいですが、意見が割れた場合に移行しにくいということにも。家族全員が携帯やITに詳しくなかったりする場合、説得・調整等が面倒になるケースも出てくるのではとも思っていました。
今回の発表でこのリスクはゼロに。
自分のことだけを考えて、今後のスマホプランを考えればいいのです。
もちろんdocomoから他社に移った場合にはファミリー割引は影響を受けます。docomo間でのプラン変更で影響を受けないというだけですので、この点は注意してください。
ahamoに行くことを躊躇していた人も、これで動きだして普及度がまた変わってくるのではないでしょうか。
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