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スピードラーニングが事業終了していたということがニュースになり、話題となりました。
その理由は「諸般の事情」としか書かれておらずさまざまな憶測を生むものになりました。多くの人がスピードラーニングでは効果がなかったのでは?ということを言っているのを見たのですが、実際にスピードラーニング自体はそこまで悪い教材ではなかったと思っています。
ここでは、スピードラーニングの終了理由がどうかということと今後の英会話学習としては何がいいのかについて独断で勝手に話をしていきます。
スピードラーニングがダメだと言われた理由は?
スピードラーニングの教材の評価については賛否両論となっていました。
否定的な声も結構多かったのですが、その人達は本当に勝って試した上で発言していたのか、どこまでわかっていたのかが気になるところです。
ダメだという理由の一つとしては「聞き流すだけでは効果がない」というところだったのかと思われます。聞き流しを売りにして販売していたので、ただ流していればそれだけで英語が上達していくのではと思われたところもありますが、そんなはずはないですよね。
ある程度覚えた上で、英語が聞き取れる状態で聞き流せば効果があるというもので、全く英語ができない人が聞いてもダメでしょうし、本当に雑音状態でただ流しているだけでは効果はゼロでないにせよ厳しいかと思われます。
聞き流しを過度にアピールして集客したため誤解を持たれてしまっているということでコンテンツ自体は極めて健全で、その内容を覚えることができた場合、英会話をするのに役立つ内容が揃っていました。
何度も聞き込んで覚える分には役に立つものだということです。
石川遼選手のCMも問題の一つに
スピードラーニングといえば石川遼選手というイメージがありました。このイメージが先行しすぎたのも当初の売上は伸びたとしても最終的には良くない結果を招いたように思います。
あくまでイメージキャラクターであって、あの人が成功例というわけではないのにかなりのプロモーションをしすぎたところもあるように思えます。
確かに英語を話せる方ではありますが、本当にかなり話せるというまでのレベルではなく英語上級者には突っ込みしやすいような状態になってしまっていました。
もっと英語がネイティブ並みな人を用意するか、あくまで英会話トレーニングの一つでそれだけで話せるようになるわけではないことももう少し強く言っておくべきだったのかなとも思います。
スピードラーニングの終了理由
スピードラーニングの終了理由については明かされることはないでしょうし、わざわざ公表する必要性もないでしょう。
ただ理由としては時代が変わって売れなくなった、もっと良い勉強法がいくらでも出てきて以前の何もないような時代ほどのメリットを感じなくなったということは大きいのではないでしょうか。
昔は本当に英語に触れる機会を作るのが難しくスピードラーニングのような教材は本当にありがたいくらいでした。英語を聞くには本屋で英語CDつきの本の購入するか、英語教材を購入するくらいしかありませんでした。
それが今ではかなり多くの英語を学習する機会が出てきています。英語を聞くだけならYouTubeでいつでも聞くことが可能になりましたし、英語教材のライバルも非常に多くなってきました。
ネットフリックス等のサブスク形式での動画配信サービスも普及して英語に触れるための敷居は本当に低くなりました。
そのような中であえてスピードラーニングである必要性はなくなったのではないでしょうか。
スピードラーニングはネイティブスピードではなかった
スピードラーニングの決定的な問題として感じたことがあります。
それは英文を読むスピードが遅すぎるということ。
丁寧に読んでくれるのはありがたいのですが、実際の英会話でこんなにゆっくりと話をしてくれる人はいません。
このスピードで話してくれると思って聞きなれているといざ実際の会話になったときに速すぎてついていけなくなるのです。
そういう意味ではスピードラーニングは中級者・上級者向けのコースはあったとしても実際には初級者向きの要素が強く、本格的に英語を話す、理解していくにはスピードが足りなかったのではないかとも思えるのです。
今後の英語学習方法は?
スピードラーニングが無くなってしまった以上、今後はどのような英語学習をしていくのが望ましいのでしょうか?
普通に本屋でテキストを購入して勉強するというのも王道の手法ではありますが、リスニング・スピーキングという実際の英会話のことを考えるとこの方法は挫折する可能性が極めて高くおすすめはできません。TOEICの為のリーディング対策としては市販の本や文法はいいとは思うのですが、英会話のことを考えるともっと実践的で続けやすい方法の方がいいでしょう。
1.英会話教室に通う
これはもう昔からある話ですが英会話教室に通うという方法です。
私は昔NOVAに通ったことがあるのですが、これはできるのであれば通って損することはありません。
・直接ネイティブの人と話すことのメリットは非常に大きい。
・毎回通うことでモチベーションが上がる。
・英会話の学習仲間もできてさらにモチベーションが上がりやすい。
・ただし自分でも自宅学習もしないと上達は遅くなる
英会話教室には通う時間もかかったり、費用もそれなりにかかるという点はありますが、それでも英会話上達のための環境というのが非常に整えられていると感じます。
英会話教室はNOVAをおすすめしたいです。
2.オンライン英会話を始める
オンライン英会話は自宅からでもオンラインで英語レッスンが受けられるサービスです。
今ではテレワークであったりとZOOMやスカイプを使う機会も増えているでしょうし、オンラインの会話もそんなに抵抗はなくなりましたよね。
オンライン英会話の場合
・フィリピン系等の場合、かなりの格安で利用することが可能
・自宅からでも利用できるため挫折しにくい
・1回25分程度の短いものを繰り返すレッスンが多い
という特徴があります。
本当のネイティブになると金額は高めになりますが、フィリピン系等の場合月に数千円で利用することもでき、極めてコスパよく英語を学ぶことができます。
本当のネイティブでなくて大丈夫かという心配はあるかもしれませんが、アジア系の英語話者のレベルは日本とは異なり相当なレベルになっています。ビジネスでネイティブとの会話が必要になるのであれば別ですが、そうでなければまずは安いサービスで練習して、最後の仕上げはネイティブの会話サービスを選ぶというのでもいいのかなとは思います。
有名なところとしてはレアジョブというところがありますね。
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3.YouTubeで独学
YouTubeでも今は英会話関連のチャンネルがたくさんあります。
これであれば無料で勉強ができてしまいます。日本人が解説しているものもありますし、海外の動画を見ても勉強になるかもしれません。
・勉強できる材料は無限にある。ただし自分で教材は見つけなければいけない。
・スピーキングはできないのでリスニングのみの練習になる
・いつでも気軽に聞けるし、挫折もしにくい
このような特徴があります。問題は誰のチャンネルを聞けばいいのかということです。このチャンネルだけを聞いていれば英語ができるようになるというものはありませんし、勉強法は自分で考えなければいけません。
YouTubeだけで完成できるのかというと、それはどちらかというと中級者以上の話になり、初心者はどこでどんな勉強をすればいいのかがわからないかもしれません。無料で勉強できるのでそこはいいのですが、体系が整えられているものではありませんのでそこがデメリットになってきます。
他のこともやりながら補助的に使っていくのがいいのかもしれません。
4.スタディサプリで英語学習
英語のアプリとして超有名なものとしてはスタディサプリがあります。
リクルート運営のアプリで学校の勉強もありますし、一般的なアプリになってきました。英語アプリはたくさんありますが、怪しいものも多く、安心できるアプリとしてはこれが一番知名度が高いものになるでしょう。
スタディサプリの英語の勉強は超王道という感じはあります。
ビジネス英語コースというものも出てきましたので、将来的に仕事として使える英会話を目指すというのもいいのかなと思います。
英会話セットのプランもあり、料金は上がりますがスピーキングにも対応できます。
5.英語教材で学習する
スピードラーニングのような英語教材で現在も販売しているものを使いたい。
そのような方におすすめしたいものとしてはプライムイングリッシュというものがあります。
買い切りの教材スタイルで、6ヵ月間で英会話力を上げるというものを目指していきます。特にプライムイングリッシュの教材の場合、音声変化を重視した内容になっています。
音声変化というのは実際のネイティブスピーカーが会話をするときには単語を1つ1つきれいに読み上げているわけではなく、言葉が繋がって聞こえてしまいます。教科書での英語が聞き取れてもネイティブの英会話が聞き取れないというのはこれが理由の一つになります。
音声変化のリスニングを集中的に学ぶことによって、リスニング力を圧倒的に強化することでその後の英語学習にも役立てることができます。
対象としては初級者向きになりますが、基礎からリスニングを学んでみたい方にはおすすめです。
勉強法はどれを選べばいい?
スピードラーニングも販売終了したし、どれを選べばいいのか。上で5つの方法を紹介しました。他にもいろいろな方法はたくさんありますが、上の方法は固く間違いのない方法になるでしょう。
もっと高額の専門的なサービスというのも世の中にはありますが、よほど差し迫った状況でない限りは基礎的な勉強をして、そこから応用的なものを考えていった方がいいです。
どの方法があっているかというのはなかなかわかりません。まずは好みに合いそうなものからどんどん始めていくのがいいでしょう。英語学習は悩んでいても仕方がなく、とにかく始めてみることがベストです。
英語はやればやるほど積み重なっていくものです。まずは少しでも早く取り組んで、英語能力を積み上げていきましょう。
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