ユニクロのファーストリテイリングが時価総額世界1位に

ユニクロのファーストリテイリングが時価総額世界1位に

yoimono

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ユニクロの運営会社、ファーストリテイリングが時価増額1位になったということでニュースになりました。

今まではZARAが1位だったのですが、それを抜いたということ。売上高としてはまだのようですが、株化で世界1位というのは快挙だと思います。

ユニクロはどちらかというと、後発組のようなイメージがありますが、なぜこのような大成功を収めることができたのでしょうか?

1.コロナ情勢が味方をした

コロナの世の中になって、ユニクロにとっては追い風の状態になったのかと考えられます。

巣ごもり需要、部屋着需要なんてことが言われていたりもします。

家の中で過ごすことが多くなって、仕事もテレワークが進みました。

出社するのが週1とか、月〇回とか、そういう状態になれば必要な服は当然変わってきます。

気軽に友人とも合わなくなればその分オシャレな服を購入する必要もなくなります。

家で多くの時間を過ごすのであれば、極端な話洋服はなんでもいいとなりますし、ベーシックで機能性がいいものであればとなると、ユニクロが選ばれるのもおかしくありません。

2.ユニクロはファストファッションではない?

経営学者のニュースへのコメントを見ると「ユニクロはファストファッションではない」なんてコメントがありました。

ユニクロというと安く変えて使い倒してまた新しいものを買う、いわゆるファストファッションの中心というようなイメージがありますが、実際はファストファッションではないということ。

ファストファッションはZARAのような洋服で、流行の最先端を追い求めて大量消費していくものという定義。ユニクロはベーシックなものでトレンドに左右されず、長く着ていくというものでファストファッションには当たらないということです。

価格的には、高級品というわけではないですが、コンセプトが違うということなのですね。

一般的な話の定義だとファストファッションに入りそうですが、流行という点で見た場合確かに違っていて、ユニクロであれば、トレンドを気にせずに購入できるというメリットはあります。

今洋服を買っても仕方ないかな、なんて思ってもユニクロであれば今家でも着れるし、来年も問題なく着れるし、そして外でも着れるし、と着ることができる範囲が広いようにも感じます。

3.品質の大幅な強化

ユニクロの品質については賛否両論というものにはなりますが、個人的には高いと感じています。

少なくとも下手なブランドの洋服よりは上、価格で考えるととてつもなく高いのではないでしょうか。

2,900円、3,900円のレベルの商品が他店では8,000円~10,000円になるくらい。そのくらいのインパクトはあるような感じはしています。

もちろん純粋に品質の話であってデザインを含まないということ。

デザインだけでいったら大量生産なので、これはもう仕方ないですよね。

※今のユニクロは消耗品になった。昔の方が質が良かったというような意見も出ています。それがいつの時期かがわかりませんが、ここは本当に意見が分かれて面白いところです。

4.海外ではもっと活躍してほしい

ユニクロは日本ではもうさすがに増えすぎて、人とかぶりすぎて困るというレベルにまで達していると思います。日本での良い商品開発はもちろん続けてほしいですが、日本で店舗を増やすというよりは海外での普及をもっと進めてほしいですね。

海外にも進出しているとはいっても、まだ旗艦店があるという程度で街の隅々にまでユニクロがあるわけではありません。

それと比べるとZARAの店舗数は本当にいたるところにあるというイメージ。この部分を追い上げていけば、ユニクロが売上高を含めた世界1位を狙えると思いますし、日本企業が世界で活躍するということは日本にとっても良いことになるでしょう。


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良いものの紹介、また世の中の動きに対しての意見等を書いていきます。ダイエット・英語学習・サプリメント・通信・教育・働き方等のジャンルが好きだったりします。

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