マズルカ集購入。
増田朋美
皆さんこんにちは。今日もえらく暑い日でした。ほんとにすごい暑さですが、でも、頑張りました。昼間より、夜のほうが、活動的です。
さて、本日は、ピアノ楽譜専門店にて、ショパンのマズルカ集を購入いたしました。最近は原典版より校訂版のほうがやりやすいです。私は同じ曲でも、何冊か持ってしまいますが、今回はミクリ校訂版を購入。ショパンの弟子の一人でその助手をしていたカール・ミクリによる校訂版です。いわば、側近中の側近と言えるかもしれません。
いろんな校訂版が出版されているショパンの楽譜ですが、人によってすきな版は違って良いはずです。みんな違ってみんないい、とはすこし違うけれど、全部が全部同じ版を使ってたら、演奏の意味がなくなってしまいます。それぞれ違う版があってよく、解釈が違うから、演奏が楽しめるのです。機械で演奏しているのとは、そこがちがいます。
そんなわけで私は、一つの版に偏らず、いろんな版を試してみたいと思っています。そうすると、正反対の解釈が、書かれていることもありますけど、それは弾き比べて、どちらが良いのか考えるのも楽しいです。
値段も比較的安いのもありますが、ミクリ校訂版は気軽に買える校訂版です。ベートーベンのシュナーベル版みたいに、すごい権威がある校訂版もありますが、ショパンのミクリ版に関しては、入手しやすく気軽に弾けるのが良いところ。解説はすこししかありませんが、余分な指示がなくて、やりやすいと考えることもできます。
それにしても、黄色い表紙は目立ちますね。黄色はたしかに安全色です。
そして、今回は、送料を抑えるため、シャルヴェンカという方の、作品集も購入いたしました。シャルヴェンカという作曲家は聞いたことがありせん。ショパンの後継者的な人だったようですが、比較的はでな技巧などはなく、簡素な曲が多く収録されています。難易度はあまり高いものではないようです。ただ、かなり分厚い楽譜なので、持ち運びは不便ですが。でも、楽しそうな曲がいっぱい。不便よりも嬉しい方が多いです。
そんなわけで、今回は、ショパンとシャルヴェンカの楽譜を購入したというお話でした。また弾いてみたら弾いてみたの記事を書きますので楽しみに待っていてください。それでは今日はこのへんで。とっぴんぱらりのぷう。