
結論:旅先の地図は、出発前に自宅のWi-Fiで「オフラインマップ」として保存しておくのがいちばん確実です。Googleマップなら準備物は3点、作業は10〜15分ほど。荷造りのついでに済ませてしまいましょう。
旅先で地図アプリを開いたのに、読み込みのぐるぐるが終わらない。そんな場面で、あなたならどうやってホテルまで戻りますか? この記事は、海外旅行や電波の弱い山あい・離島へ出かける予定がある方に向けて、Googleマップと iPhone の「マップ」(Apple)でオフラインマップを保存する手順を整理したものです。読み終えるころには、どのアプリで、どの範囲を、いつ保存すればいいかが決まっているはずです。個別に質問できる窓口を記事の最後に載せています。
オフラインマップは「通信の保険」
オフラインマップは、指定した範囲の地図データをスマホ本体に保存しておく機能です。保存しておけば、データ通信ができない場所でも地図の表示、施設の検索、ルート案内の一部が使えます。Googleマップの場合、オフラインで使えるのは主に地図の表示・場所の検索・車のルート案内で、リアルタイムの渋滞情報などは通信が戻るまで表示されません。
準備するのは、①アプリを最新にしたスマホ、②自宅などの安定したWi-Fi、③保存先の空き容量、の3点だけです。所要時間は、市街地ひとつ分ならダウンロードを含めて10〜15分が目安。ただし範囲の広さと回線の速さで大きく変わるので、出発前夜ではなく、2〜3日前に一度やっておくと慌てずに済みます。

ちなみに、現在地を示す青い点はGPS衛星の電波で決まるので、データ通信がオフでも表示されます。足りなくなるのは「地図の絵」と「お店などの情報」のほう。だから地図だけ先に入れておけば、迷子になりにくいんです。
楽天モバイルで海外に行く場合も考え方は同じです。公式サイトでは、Rakuten最強プランに対象の国と地域で毎月2GBまで使える海外データ通信が含まれると案内されています(条件は出発前に公式サイトで確認してください)。2GBは地図を何度も読み込むと思ったより早く減るので、地図はオフライン、通信はメッセージや調べものに回す、という分け方が向いています。海外旅行の出発前にやるスマホの設定は、こちらの記事に整理しています。

Googleマップでオフラインマップを保存する手順
- 自宅などの安定したWi-Fiにつなぎ、App Store または Google Play で Googleマップアプリを最新版に更新する
- Googleマップを開き、右上のプロフィールアイコンをタップして「オフラインマップ」を選ぶ
- 「自分の地図を選択」をタップする。行き先の都市名で先に検索しておくと、その周辺から範囲を選べて早いです
- 青い枠の中に、空港・宿泊先・観光予定地がすべて収まるよう、ピンチ操作で地図を拡大・縮小する。画面下に必要な空き容量の目安が表示されるので、本体の空きと見比べる
- 「ダウンロード」をタップし、完了の通知が来るまで待つ。途中でWi-Fiが切れると止まるので、移動中ではなく自宅で行う
- 保存した地図に「市内中心部」「空港〜ホテル」など、あとで見分けやすい名前を付けておく
- 最後に機内モードをオンにして、地図が表示されるか、ホテル名で検索できるかを試す。ここで見えれば本番でも使えます
iPhoneの「マップ」で保存する手順と、2つのアプリの使い分け
- Appleの「マップ」のオフライン保存は iOS 17 以降が必要です。「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で、まずバージョンを確認します
- マップアプリを開き、プロフィール写真(またはイニシャル)をタップ →「オフラインマップ」→「新しい地図をダウンロード」の順に進みます
- 都市名を検索するか、表示された枠を調整して範囲を決め、「ダウンロード」をタップします
- 「オフラインマップのみを使用」をオンにすると、通信できる状態でも保存済みの地図を優先するので、データ量を抑えたいときに便利です
- Appleの説明では、iOS 17以降のオフラインマップで車・徒歩・自転車・公共交通機関の経路を表示できるとされています。Googleマップはオフライン時の案内が車中心なので、電車や徒歩で動く旅程ならAppleのマップも入れておくと安心です
- 一方で、お店の口コミや写真を見慣れているならGoogleマップが使いやすい、という方も多いはずです。どちらが上というより、目的で分けるのが現実的です

iPhoneの方は、どちらか片方ではなく両方に同じ範囲を入れておくのがおすすめです。片方のアプリが不調でも、もう片方で帰り道を探せますからね。Androidの方は、Googleマップに加えて「Wi-Fiのみでダウンロード」の設定まで済ませておけば十分です。
ここに注意⚠️
- 国や地域によっては、Googleマップのオフラインマップを保存できない場合があります。Googleのヘルプでも、契約上の制限や言語の対応状況などで使えない地域があると案内されています。行き先で本当に保存できるか、出発前に試しておきましょう
- オフラインマップには有効期限があります。Wi-Fiにつながっていれば期限前に自動更新されますが、前回の旅行で保存したまま放置した地図は期限切れのことがあります。オフラインマップ画面で状態を確認し、必要なら「更新」を押してください
- 範囲を広く取るほど必要な容量が増えます。ダウンロード画面に出る容量の目安を見て、写真や動画で本体がいっぱいになっていないか先に確認しておきましょう
- Googleマップの場合、オフラインでは乗換案内・徒歩・自転車のルートやリアルタイムの交通情報は使えません。電車移動が多いなら、路線図の画像を別に保存しておくと助かります
- オフラインマップ画面の歯車アイコンから「ダウンロード設定」を「Wi-Fiのみ」にしておくと、旅先のローミング通信で勝手に更新が走るのを防げます

注意点を3つに絞るなら、「その国で保存できるか」「期限が切れていないか」「容量は足りるか」です。出発の前日までにこの3つを見ておけば、まず困りません。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
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申込前の個別の疑問は、プロフィール記載のLINEでも受け付けています。
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次回は、旅先で「通信量をなるべく使わないスマホの設定」を整理する予定です。オフラインマップとセットで使うと効果が大きいので、旅行の準備と一緒にどうぞ。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
