
結論:プランを決めるときは「先月の数字」1つではなく、直近3か月分の使用量を並べて、いちばん多い月を基準にするのが失敗しにくいです。1か月だけだと、たまたま多かった月・少なかった月に引っぱられてしまうんですね。
この記事は、スマホのプラン変更や乗り換えを考えていて「自分は何GBあれば足りるのか」が分からない方に向けて書いています。あなたは、先月スマホで何GB使ったか、すぐに答えられますか? 実はこの数字、月によってかなり上下します。この記事では、なぜ3か月分見るのか、どこで数字を確認するのか、その数字をどうプラン選びに当てはめるのかを順番に整理します。個別に質問できる窓口を記事の最後に載せています。
1か月分のデータだけでは判断を誤りやすい
データ使用量は、生活の出来事にそのまま反応する数字です。たとえば帰省や旅行で自宅のWi-Fiが使えなかった月、引っ越しで光回線の開通待ちだった月、子どもの長期休みで動画を見る時間が増えた月などは、普段の2倍近くまで跳ねることも珍しくありません。逆に、在宅勤務が多かった月や体調を崩して家にいた月は、ほとんどWi-Fiで済んでしまい、モバイル通信が極端に少なくなります。
1か月分だけを見てプランを決めると、多い月を基準にすれば払いすぎ、少ない月を基準にすれば容量不足で速度制限、というどちらかに転びやすいんです。3か月あれば「普段の量」と「多い月の量」の両方が見えてきます。これが、まめ研究員が3か月という区切りをおすすめしている理由です。
もう一つ大事なのは、料金が段階的に変わるプランでは境目の位置が重要になる点です。楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、公式サイトの料金表によると、3GBまでが月1,078円、3GB超〜20GBまでが月2,178円、20GB超はデータ無制限で月3,278円(いずれも税込)の3段階です。たとえば3か月の使用量が「2.4GB・2.8GB・3.3GB」なら、3GBを少し超える月が混ざっている、という見え方になります。1か月だけ見ていたら気づけない情報です。

3か月の中に「明らかに特別な月」がある場合は、その理由もメモしておくといいです。年に1回の旅行なら外して考えてもいいですし、毎年夏に増えるなら、それは「普段の量」に含めて考えた方が安全です。
3か月分の使用量を確認する手順
- 契約中の会社のマイページやアプリを開く(楽天モバイルなら「my 楽天モバイル」、ドコモ・au・ソフトバンクもそれぞれ会員アプリで月別の使用量を確認できます)
- 「データ利用量」「通信量」などの項目から、月ごとの履歴を表示する(会社によって過去何か月分まで見られるかが異なります)
- 直近3か月の数字を、GB単位で小数点第1位までメモに書き出す
- iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」で端末側の集計も見られますが、これは前回リセットした日からの累計なので、月別比較には会社側の履歴が向いています
- Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」付近にあるデータ使用量の画面で、集計開始日を請求の締め日に合わせておくと会社側の数字と比べやすくなります
- 3か月の中で、いちばん多い月・いちばん少ない月・その理由(旅行、在宅など)を書き添える
数字をプラン選びに当てはめる考え方
- 3か月すべてが3GB以下なら、小容量の料金帯で収まる可能性が高い(楽天モバイルなら月1,078円の帯)
- 3GB前後を行き来しているなら、超えた月だけ料金が上がる段階制の方が、固定容量プランより合計が安くなる場合がある
- 多い月が15GB前後に届くなら、20GBまでの帯(楽天モバイルなら月2,178円)の余裕を見ておく
- 多い月が20GBを超えるなら、無制限の帯(楽天モバイルなら月3,278円)や、大容量プランとの比較が現実的
- 自宅のWi-Fi環境が近いうちに変わる予定(引っ越し、光回線の解約など)があるなら、過去3か月の数字はそのまま使えないので上乗せして考える
試算の例を一つ置いておきます。3か月の使用量が「2.1GB・2.6GB・4.0GB」だった場合、段階制のRakuten最強プランに当てはめると、1,078円+1,078円+2,178円で3か月合計4,334円です。毎月同じ金額で、しかも段階制の20GB帯にあたる月2,178円を払い続けた場合の3か月6,534円と比べると、差は2,200円になります。もちろん、これは公式料金表の金額を単純に当てはめた試算で、通話料やオプション、各種割引は含めていません。

段階制が向くか、固定容量が向くかは、3か月の「ばらつき」で判断が分かれます。毎月ほぼ同じ量なら固定でも損は少ないですし、月ごとに上下が大きい人ほど段階制のメリットが出やすいです。ここは本当に使い方次第なんですね。
ここに注意⚠️
- 会社のマイページの「今月」は締め日までの途中経過です。月の途中で見た数字を1か月分として扱わないようにしてください
- iPhoneの端末側の集計は、リセットしない限り何年分でも積み上がります。「数十GB使っている」と見えても、それが1か月の量とは限りません
- テザリングでパソコンやタブレットに通信を分けた分も、スマホ側の使用量に含まれます。3か月の中にテザリングを多用した月があれば理由として書き添えておきましょう
- 新しい端末に替えた直後の月は、アプリやデータの再ダウンロードで一時的に増えることがあります
- 段階制プランでも、上限に近い月が続くなら速度制限や料金の跳ね上がりを想定した余裕を持たせておくと安心です

数字を見るときは「いつからいつまでの集計か」を必ず確認する、これだけで判断ミスはかなり減ります。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
💡 3つの申込ルート、どれが一番お得か
使用量を確認して、もし楽天モバイルが候補に入ったなら、次に気になるのは申込の方法だと思います。楽天モバイルの申込ルートには大きく「従業員紹介」「三木谷キャンペーン」「通常の紹介キャンペーン」があり、それぞれ還元の内容と適用される条件が違います。さらに、初めての契約なのか、2回線目なのか、一度解約してからの再契約なのかによっても、どのルートが合うかの答えが変わる場合があります。条件の違いを表にして比較した解説記事を下にまとめていますので、申込前の確認に使ってください。

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次回は、3か月分の数字を見たあとに「通話の使い方」も合わせて確認する方法を取り上げる予定です。データと通話をセットで見ると、プラン選びの精度がもう一段上がります。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
