今、巷で大流行している円柱状の背骨矯正ポールや、マシンピラティス。
「身体が整う」「背骨が伸びる」なんて世間では大絶賛されているけれど、摩擦なし子もこれに乗ることがあってね。
で、どうなったか?
乗って3分経たないうちに、猛烈な気持ち悪さと頭痛。
どちらに乗っても、まるで荒波の船の上に放り出されたような強烈な船酔い状態。
身体の底から強い拒絶反応がこみ上げてきたの。
「なし子の背骨に、余計なことしないで!」
まさに、身体が全力でそう叫んだね。
なぜ、なし子の身体は全力で拒絶したのか?
世間で「良い」とされているものが、なぜなし子にとって猛毒のような不快感をもたらしたのか。
自分の身体のリアクションを冷静に分析してみたら、答えはめちゃくちゃシンプルだった。
1. 人間本来の「背骨のS字カーブ」を壊しているから
人間の背骨は、真っ直ぐな一本の棒じゃない。
ゆるやかな「S字の曲線」を描いているからこそ、歩く・跳ぶといった日常の衝撃を上手に逃がすことができる。背骨の曲線こそが、人間が持つ最強のサスペンションなの。
だけど、フラットなポールに乗ったり、マシンで強引に引っぱられたりすると、その大切なS字カーブが物理的に押し潰される。
衝撃を逃がすクッション機能をオフにされた状態で揺らされるんだから、逃げ場を失った振動がダイレクトに脳へ突き抜けて、頭痛と吐き気として悲鳴を上げるのは当たり前。
2. 「仰向けスライド」による感覚のバグ
特にマシンピラティスで強烈だったのが、仰向け状態でのスライド運動。
固定された天井を見つめたまま(目)、背中を台に預けて水平に揺らされる(耳の中にある『動きを感じるセンサー』)。
目から入る情報と、耳のセンサーの感じ方に猛烈なギャップが生まれて、脳がパニックを起こした結果があの「船酔い」の正体。
自重とバネの慣性で「勝手に動かされる」ことに対して、感覚が鋭い身体が「危険!」と判断して首周りをガチガチに防衛(緊張)させたのも原因。
想像しただけでまた酔う!? なし子の高感度センサー
しかもね、この船酔いから復活するまで結構な時間がかかったのよ。
さらにすごいのが、あとから会話の中で「回転」なんて言葉やイメージが出てきただけで、脳内でその動きを完璧にリアル再現しちゃって、想像しただけでまた気持ち悪くなるっていう(笑)。
一見すると扱いづらい身体に見えるかもしれないけれど、これはそれだけ私の脳と思考と身体のセンサーがダイレクトに直結していて、超高感度で機能しているっていう何よりの証拠。
常識のメガネを外し、身体の声を聴け
「みんなが良いと言っているから」
「流行っているから」
そうやってモノやツールに頼り切ると、人間が本来持っている素晴らしい感覚や機能を麻痺させてしまう。
道具で無理やり背骨を真っ直ぐに伸ばすことが、本当にあなたの身体にとっての正解?
なし子に必要なのは、道具に身を委ねることでも、常識のメガネをかけることでもない。
自分自身の内側にある感覚を研ぎ澄まし、本来の機能を取り戻すこと(Unlearning)。
自分の身体が「気持ち悪い」「不快だ」と感じたなら、世間が何と言おうとそれが自分にとっての絶対的な正解。
常識は身体の毒。
なし子トレーニングのお問い合わせ「なし子」と送ってね。

