【LDSメモ】進みが遅いとき、理解より先に「状態」を見る

【LDSメモ】進みが遅いとき、理解より先に「状態」を見る

Masaya-Learning Design Studio

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演習が思うように進んでいない受講者を見ると、

つい、

理解が足りないのかな

と考えます。

説明が届いていないのか、
基礎が抜けているのか。

遅れの原因を、
その人の能力や理解の側に探しにいく。

最初に手が伸びるのは、
たぶんそこです。

ある日、前日の演習の進み具合を気にして、
朝から沈んでいる受講者がいました。

遅れているんじゃないか、
というところに気持ちが向いていて、
手も重くなっている。

できないから遅れていたというより、
遅れを気にして固くなっていた
という感じでした。

速度は気にしなくていい、
と全体に伝えたら、
少し空気がほどけた。

詰まっていたのは、
能力ではなく、
状態の方だったのだと思います。

疲れや気持ちの重さは、
成果物には直接出てきません。

出てくるのは、

  • 進みが遅い
  • 手が止まりがち

という結果だけです。

だから結果だけを見ると、
理解不足や能力の問題に見えてしまう。

同じ「遅い」でも、
奥にあるのが理解の話なのか、
その日のコンディションの話なのかは、
外からは分かりにくいものです。

いつも状態のせいにすればいい、
という話ではありません。

本当に基礎が抜けていて
遅れていることも、当然あります。

ただ、

遅れをすぐ能力の話にしてしまうと、
状態の方が見えなくなる。

疲れている人に

「もっと頑張れ」

と言っても、説明を足しても、
そこは動きません。

進みの遅い人を見たとき、
中身を疑う前に、
いま単純に疲れていないか、
何か別のことで気持ちが重くなっていないかも、一緒に見る。

進みの遅さは、

できないことのサインとは限りません。

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遅さをその場でどう読むかは、
ここまでに書いたとおりです。

遅さが気になる場面は、
もう一つあります。

見てきたことを、
あとで評価として言葉にして返すときです。

序盤に時間がかかっていたのは事実でも、
それを「動き出しが遅い」と書いた途端、
受け取る側にはずっと重い言葉として届くことがあります。

こちらは事実を伝えたつもりでも、
相手には「動けない自分たち」として残ってしまう。

その言葉を口にする前にやっていることを、
こちらのTipsにまとめています。

【関連リンク】

■ Learning Design Studio Tipsガイド
Tips全体の読み方や、
Learning Design Studio内での位置づけは、Tipsガイドにまとめています。  


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この記事の販売者

Masaya-Learning Design Studio

「わかりました」と言ったのにズレる。 何度教えても同じところで止まる。 任せると、途中で崩れる。 若手育成の現場で起きる「伝わらない」を、 “その場で変えられる1つの行動”に分解してまとめています。 新人研修講師6年/エンジニア16年。 Tipsでは、現場で迷ったときに使える 「一つの判断・一つの行動」や、複数の場面をまとめて使える実践知を扱っています。

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