
“好きが痛い”と感じた、あの夜のこと

さやか@恋愛迷子ナビゲーター
恋愛迷子の案内所、開設に込めた私の本音
「なんで、私だけ、うまくいかないんだろう」
あの夜、私はベッドの中で泣いていました。スマホを胸にぎゅっと押しつけたまま、ただただ、既読にならない画面を見つめていました。
「彼、今日も連絡くれなかったな」頭では「きっと忙しいだけ」とわかっていても胸の奥では「嫌われたのかも」が暴れ出して、眠れなかった。

初めまして、さやかです。
私は、元・心理カウンセラーです。そして――そんな私も、“恋で何度も迷子になった女”でした。
「え、カウンセラーなのに?」そう思う方もいるかもしれません。
でも、正直に言います。
知識があっても、自分の感情って、意外と扱えないものなんです。
むしろ知識があるぶん、「こんなことで不安になるなんてダメだ」とか「感情的にならないように」とか、自分を“正論”で押さえつけてしまう。
でも、感情って正論じゃ動かない。私は、恋愛になるといつも「不安型」に振り切っていました。

尽くしすぎて、
好かれたくて、
言いたいことが言えなくて、
そして勝手に傷ついて、自爆する。
そんな恋愛ばかり、繰り返してきたんです。
“痛い恋”に効くカウンセリングがなかった
カウンセラーとして働いていたころ、たくさんの女性たちが「恋愛のしんどさ」を打ち明けてくれました。
- 「LINEが返ってこないと、落ち着かなくなるんです」
- 「彼に嫌われないように、ずっと気を使ってばかりで」
- 「“重い”って思われたくないから、本音を飲み込んでしまう」
どれもこれも、かつての私自身の姿と重なっていました。
でも当時の私は、“彼女たちの本当の痛みに、ちゃんと寄り添えていたか”と問われると、自信がない。
それは、私自身がまだ“恋愛迷子”だったからです。
私が“気づいてしまった”夜のこと
ある夜のこと。日記アプリに、無意識のまま感情を打ち込んでいました。
それは誰にも見せられない、本音のかたまりでした。
「“好き”って、もっとあったかいはずなのに」
「どうして私は、こんなに“痛い”の?」
「“不安にならない女”になれない私は、ダメなの?」
自分の書いた文章を読み返したとき、なぜか涙がすっと止まりました。
ああ、私、こんなに一人で我慢してたんだな。誰にも言えなくて、“感情の迷子”のまま、ずっと自分を責めていたんだ。
そのとき、ようやく気づいたんです。私が欲しかったのは、答えじゃなかった。
「その気持ち、わかるよ」って言ってくれる、誰かの“言葉”だった。

同じように、誰にも言えず、ひとりで泣いている誰かがいる
それからというもの、
電車でうつむく女性、
カフェでスマホを見つめる女性を見るたびに、
胸がぎゅっとなります。
「もしかしたら今、この人も、“恋がしんどい”って泣いてる途中かもしれない」
「何がいけなかったのかな」
「LINE送りすぎた?」
「私、重い?」
そうやってひとりで自分を責めて、でも誰にも相談できなくて――それでも、好きな気持ちは止められなくて。
私は、そんな女性たちの気持ちが、痛いほどわかるんです。
だから、私はこの場所をつくりました
この「恋愛迷子の案内所」は、“地図のない恋”で、感情の行き場をなくしてしまったあなたのための場所です。
私はここで、心理カウンセラーとして学んだ知識と、恋で何度もつまずいてきた自分自身の経験とをぜんぶ正直に、丁寧に、言葉にしていこうと思います。
なぜ、尽くしすぎてしまうのか
なぜ、「嫌われたかも」と不安でいっぱいになるのか
なぜ、「好きなのに、苦しい」のか
そういった“感情の奥にある声”を一緒に整理して、見つけていけたらと思っています。
“恋のしくじり”は、恥じゃない
私は、恋愛でたくさんやらかしてきました。追いLINE、過剰な気遣い、自爆メッセージ、すべて経験済みです。
でも、だからこそ思うんです。
恋のしくじりは、自分を知るための“気づきの入り口”になるってこと。
このTipsが、あなたの感情を整理する「ことばの場所」になりますように。
ここでは誰も、「重い」とか「面倒くさい」なんて言いません。

安心して、泣いてください。
安心して、怒ってください。
安心して、「どうして私だけ」と思ってください。
そしてその気持ちを、少しずつ、一緒に見つめていきましょう。
さやか@恋愛迷子ナビゲーター