こんにちは。かざぐるまです。
平成生まれで、大学在学中は接客バイト⇒就職してBtoB企業の営業マンというキャリアを送っています。私は今、吃音という発話障害を抱えています。特定の言葉について、言葉を発するイメージが出来ているのに、口から言葉がでてこないという症状です。
障害といっても、他の人より少し喋りにくい、、というだけなのですが、誰もが簡単に出来ることができない。という意味で、かなり落ち込みました。
「なんで自分だけ、こんな風になるんだ」「人前で喋るのが怖い。。」という考え方をもち、どんどん自信を無くしていきました。
そんな自分でしたが、好きだった人との関わりを諦めきれず、何度も失敗・成功を繰り返しながら、自分でも出来るコミュニケーション方法は何か?探求し続けました。
そんな成果もあり、現在は吃音を抱えつつ、BtoB企業に勤める営業マンとして日々、商談やプレゼンテーションを行っています。昔の自分では考えられないぐらい、周囲から「話すこと・説明すること」への評価があがりました。
吃音に悩んでいる人へ
自分って吃音なんじゃないか?と思いながら、誰にも相談できず、一人で悩んでいる人は多いと思います。私自身そうだし、別に打ち明ける必要はないと思います。
ただ言えることは一つだけ。「自信を失って欲しくない」ということ。
「吃音だから、〇〇できない」って考えたこと何度もありました。実際、無理なこともあると思うけど、大抵のことは関係ないし、出来るはず。自分だって、接客業や営業をやって、少しずつ自信を積み重ねたからこそ、今があります。
これから社会に出る人たちへ
「吃音のことをもっと理解する社会づくり」という活動もありますが、ビジネスの現場において、そのような理解が追いつくことは何年先になるか分かりません。
辛い経験が今まであったと思うし、これからも続いていくことは間違いありません。厳しい言い方かもしれませんが、吃音というハンデを背負いながら、諦めず成果を出していくしかないと思います。
最後に
吃音について、完治させる画期的な方法は見つかっておらず、私自身、自分が取り組んできた考え方が、正しいか?間違っているか?判断がついていません。
ただ私と同じように悩んでいる人に向けて、「こんな人もいるんだ」ってことを知ってほしい。そんな想いをこめて、発信をしていきたいと思います。
「自分だけじゃないよ」「深く考え過ぎないで」というメッセージが、たった一人でもいい、誰かの心に届けば、本当に嬉しいです。