こんにちは。かざぐるまです。
吃音は、言葉を発することが苦手という言語障害の一種です。
今回は、吃音を打ち明ける?打ち明けない?どっちがいいか、論争を行いたいと思います。あくまで、私独自の見解で、結論から申し上げると、
「どちらでも、いい」
です。
そもそも、この手の話について、白黒決めること自体、ナンセンスです。
人によって悩みも違うだろし、今いる環境も異なります。異なる立ち位置にいる人に対して、「こうしたほうがいい!」と決めつけることは、なんて、おこがましいことでしょう(笑)
ほとんどの人は、ポジショントークをしており、医者の方なら、「打ち明けたほうがいい」と言うだろうし、キャリアを積み上げているビジネスマンは、すすんで「打ち明ける必要もない」と言うでしょう。どの立場にいるか?で大きく変わってくると思います。
「打ち明ける」「打ち明けない」で意見が分かれると思いますが、結局は、自分自身で道を決めるしかありません。その道をより良くするしかないと思います。
とはいえ、「打ち明ける」「打ち明けない」の判断基準が必要になると思いますので、私独自の見解を、述べていきたいと思います。
私の場合は、こんな感じです。
- 言葉を発するのが、少し苦手なこと以外、仕事・プレイべートに支障なし。
- そこまで困っておらず、他人に、あえて打ち明けるまでもない。
- 打ち明けたとして、仕事の幅が狭まることが、嫌だ。
別に、打ち明ける必要は、無いかな~って感じです。
電話対応や自己紹介など、今でも苦手な場面はありますけど、なんとか工夫して乗り越えています。だから、別に、会社や友人に、「私、吃音なんだよね」と打ち明ける必要はないんです。
昔は、正直、吃音を克服したら、電話対応や人前の発表を避けるようにしてもらえるかな?と考えた時期がありました。でも結局、そうしませんでした。
なぜなら、自分の仕事の幅や可能性を狭めることになると感じたからです。
結果、苦労しましたが、プレゼンや電話対応を繰り返し、今では、普通に仕事をできています。打ち明けて配慮されていたら、得られなかった仕事スキルを手に入れることができました。
私は、「吃音を打ち明けない」という選択をとり、仕事スキル・コミュニケーションスキルを向上させてきましたが、「打ち明ける」という選択肢をとったほうがいいケースもあると思います。
このようなケースでは、ないでしょうか?
- 同じ悩みをもつ人を支える、言語聴覚士・カウンセラー
- 医者などの医療従事者
- 専門的なスキルを持った方々(士業・デザイナーなど)
- 自営業の方
基本的に、自身のペースで仕事を進めることができる方々は、「打ち明ける」という選択肢をとったほうがいいと考えます。打ち明けるからといって、他人に余計な気を使わせるわけではないし、打ち明けたほうが共感を得られることもあります。
本来、このようなケースになるのが、一番でしょう。
私は、こうなれていないから、吃音を打ち明けることを躊躇しているのかもしれませんね。
吃音の程度で、大きく状況は変わってきますが、軽度の吃音(難発)をもつ私を例に、あげて、見解を述べました。
話をまとめますと、
- 吃音を打ち明けても、打ち明けなくても、どちらでもいい
- 自分が選んだ道を、より良くできるよう努力するだけ。
- 自分だけのスキル・顧客を持つ方は、打ち明けたほうがいい。
- 会社に属するサラリーマンは、あえて打ち明ける必要はない。
以上です。共感して頂けた方は、「いいね!」「フォロー」をお願いします。