愛しているのに、怒鳴られる悲しさ
「何も言うな!」「何もするな!」
こっちは何もしていないのに、そう怒鳴られる毎日。
母親を思っての介護なのに、まるで自分が悪者にされたようで、胸が張り裂けそうになる。
それでも、「お母さんを助けたい」「お母さんを見捨てたくない」——そんな気持ちで、毎日踏ん張ってきたはずです。
どこにもぶつけられない怒りと絶望
優しくするほど、ヒステリーが返ってくる。
介護のプロでもない私たちが、毎月何度も癇癪を起こされては、心がボロボロになっていくのは当然です。
気がつけば、「もう限界だ」「殺したくなる自分がいる」——そんな自分に恐怖し、罪悪感に押しつぶされてしまいそうになる。
原因が見えない、終わりが見えない
母親が変わってしまった原因は何なのか? 何をしても逆効果な気がして、疲労だけが積み重なる。
幻覚・幻聴・幻視の症状に加え、進行する難聴。
通院のたびに起きるヒステリー。
ただの癇癪じゃない。これはもう、素人の手には負えない状態なのでは——?
でも、誰が代わってくれるわけでもない。
あなたの“限界”は、甘えじゃない
「心が疲れた」と感じたその瞬間こそ、声を上げるべきサインです。 精神的な限界に、正直になる勇気が必要です。 あなたは、よく頑張っています。
この記事は
●認知症の母親の暴力・暴言に悩んでいる方
●介護に限界を感じている方
●幻覚や難聴への対応方法が分からない方
に向けて、心と行動の整理をお手伝いするための記事です。
あなたの心を守る「3つの視点」と「7つの具体策」