「ねえねえ、小学生の頃でも中学生のころでもいいけれどさ、答え合わせ好きだった?」
何もかもが唐突な君が泣き笑いそう俺に問いかける。くるくる変わるその表情を追いかけるだけでも一苦労なのに、気分は悪くない。わかっていない君はその度に謝るけれど、それがまた面白い。
高学歴のくせに、君のわがままに振り回されている俺はヘタレだって世の中に笑われているらしいけれどそれもまた面白いとさえ思っている。君だからね、なんでもいいんだ。
「ねえねえ、小学生の頃でも中学生のころでもいいけれどさ、答え合わせ好きだった?」
何もかもが唐突な君が泣き笑いそう俺に問いかける。くるくる変わるその表情を追いかけるだけでも一苦労なのに、気分は悪くない。わかっていない君はその度に謝るけれど、それがまた面白い。
高学歴のくせに、君のわがままに振り回されている俺はヘタレだって世の中に笑われているらしいけれどそれもまた面白いとさえ思っている。君だからね、なんでもいいんだ。
すでに購入済の方は、ログイン後に続きを見ることができます。 ログインする
JERUSALEM's
1997年4月、13歳の春は真っ青な空の如く今も僕達の心を悲しみで塗りつぶしている。赤く燃え上がる気持ちを見逃してしまったことが痛みとなってボクたちを西へと向かわせた。この街にたどり着いて早10年。この街を大王の都、エルサレムに喩えた理由を小説にしていく。
shinobu
Haru
shinobu