EMSマシンは貼るだけで手軽にトレーニングできる反面、ピリピリと痛みを感じるため苦手という方も少なくありません。
EMSマシンの使用中にピリピリと感じる場合がある理由について理由を解説し、その対策も併せて伝授していきます。
EMSはピリピリした感じはある?原因と対策
一般的にEMSマシンは使用中に多少のピリピリ感を感じます。
それはEMSが電気を筋肉に流しており、その電気に対して皮膚抵抗を起こすことで生じるものです。
EMSパッドは商品によって流れる電気の周波数が異なりますが、一般的には家庭用のEMSマシンは低周波であることが多く、皮膚抵抗が大きい周波数の電気であることが多いです。
低周波であることにより、筋肉を動かしやすくトレーニング効果を得ている部分もあるため、ある程度は仕方がない痛みともいえます。
そのため、このピリピリした感じが耐えられないほどに苦手な方は、EMSマシンでのトレーニングには向かないのかもしれません。
--①パッドやジェルの問題
ピリピリした痛みがひどい場合、電気刺激が余計に皮膚に入ってしまっている場合も考えられます。
原因の1つに
- パッドやシートの使用期限は守っていない
- 純正品以外を使用している
商品によって異なりますが、EMSマシンを使用する際は、パッドを直接貼るかジェルシートで貼るかのいずれかの方法が一般的です。
これらのパッドやジェルシートは1ヶ月程度で交換することが求められていたり、ジェルシートの場合はメーカーの純正品を使うことが注意書きに記載されていたりします。
交換用のパッドやジェルシートは、ランニングコストとして考えると負担が大きいため、交換周期を守らずに使い続けていたり、ジェルシートの場合は純正品ではなく安価な互換ジェルシートを使用したりする方が多いかもしれません。
パッドやジェルシートは皮膚に直接触れるため、使い続けるとどうしても粘着力が落ちてきます。
粘着力が落ちたパッドやジェルシートは皮膚との接地面積が減少してきます。皮膚との接触面積が少なくなると、一か所に刺激が集中し、ピリピリ感が大きくなります。
また、安価な互換ジェルシートの場合、ジェルそのものが熱くなってしまい貼り付けている部分が部分やけどのような形で痛みを感じるということもあるため、注意が必要です。
--②マシン自体が粗悪
また、もう1つの原因としてそもそもEMSマシンの品質が悪く、周波数が低すぎるために痛みがひどいという場合も考えられます。
低周波のEMSマシンは比較的容易かつ安価に製造ができますが、周波数が低すぎると皮膚抵抗が非常に大きくなってしまいます。
そのため、中国製の無名でかつ安価すぎるメーカーは購入にあたっては注意が必要です。
痛くないEMSマシンを使おう!その見分け方とは?
以上から、EMSマシンでトレーニングするときはある程度ピリピリとした痛みは仕方ないと言えます。
それでもピリピリが気になる方への対策として
- EMS分野で信頼されているブランドを購入
- パッドやジェルシートを正しく使用
これで痛みは軽減できます。最近販売されているEMSマシンは、痛みをより軽減できるように周波数や波形の研究が進められている商品が多いです。
国産であっても海外製のものであっても、過去の販売実績を参考にすると失敗が少ないです。
また、自社HPだけでなく、アマゾンや楽天市場などの口コミ、評価、売れ筋なども考慮するとより良い商品の購入につながります。
(不自然な日本語レビューが無いか、レビュー日時が集中していないかは要確認です!)
自分に合ったEMSマシンを探して、あなたのトレーニングに役立つことができれば幸いです。
安心安全の日本製オススメEMS商品はコチラの記事にまとめました。
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