【第3回】headにテンプレートタグを入れる:WordPressオリジナルテーマを作ろう【ゼロから始めるWPtheme】

【第3回】headにテンプレートタグを入れる:WordPressオリジナルテーマを作ろう【ゼロから始めるWPtheme】

ぶち。

ぶち。

前回用意した元になるhtmlの<head>~</head>部分に、テンプレートタグを記入していきます。

wordpressのテンプレートタグ
ワードプレスのテンプレートタグは色々ありますが、
基本情報を出力するために使う代表的なテンプレートタグは bloginfo(); です。

<?php bloginfo(パラメーターの値); ?>

テンプレートタグ いろいろご紹介します。

言語を出力

<?php language_attributes(); ?>

【書き方例】
<html <?php language_attributes(); ?>>

【出力結果】
<html lang="ja">

文字コードを出力

<?php bloginfo('charset'); ?>

【書き方例】
<meta charset="<?php bloginfo('charset'); ?>">

【出力結果】
<meta charset="utf-8">

サイト名を出力

《設定》 - 《一般》で設定したサイトのタイトルが出力されます。

<?php bloginfo('name'); ?>


【書き方例】
<meta property="og:site_name" content="<?php bloginfo('name'); ?>">

【出力結果例】
<meta property="og:site_name" content="わたしのサイト">

ディスクリプションを出力

《設定》 - 《一般》で設定したキャッチフレーズが出力されます。

<?php bloginfo('description'); ?>


【書き方例】
<meta name="description" content="<?php bloginfo('description'); ?>">

【出力結果】
<meta name="description" content="ゆっくりしていってね!">

サイトのURLを出力

「/」を入れると、URLの後ろに「/」がつきます。

<?php echo home_url(); ?>

または

<?php echo home_url('/'); ?>


【書き方例】
<meta property="og:url" content="<?php echo home_url('/'); ?>">

【出力結果】
<meta property="og:url" content="https://xxxxx.jp/">

ワードプレスをインストールしているディレクトリのURLを出力

<?php echo site_url(); ?>

または

<?php echo site_url('/'); ?>

有効化しているテーマのディレクトリのURLを出力

<?php echo get_template_directory_uri(); ?>


【書き方例】
<link type="text/css" rel="stylesheet" href="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/assets/css/common.min.css">

【出力結果】
<link type="text/css" rel="stylesheet" href="https://xxxxx.jp/wp-content/themes/my-theme/assets/css/common.min.css">

RSS2.0フィードのURLを出力

<?php bloginfo('rss2_url'); ?>

トップページとそれ以外のページ

<?php if ( is_front_page() ) { echo 'website'; } else {echo 'article';} ?>

【書き方例】
<meta property="og:type" content="<?php if ( is_front_page() ) { echo 'website'; } else {echo 'article';} ?>">

【トップページでの出力結果】
<meta property="og:type" content="website">

キーワードやディスクリプション、タイトルなどは、プラグインを使用してページごとに個別に設定することもできます。

All in One SEO Pack、Yoast SEO、などのプラグインが有名です。
  

wp_head関数

<head></head>の閉じタグの前に
<?php wp_head(); ?>
をお忘れなく、必ず入れてください。

wordPressに必要な設定ファイルなどを読み込むために必要です。

<head>
・
・
・
<?php wp_head(); ?>
</head>

こんなかんじです。

また、<title></title>タグは別途、(functions.phpにて)設定するので
ここでは書きません。

functions.php

次に、titleタグを有効化するために、functions.phpを用意します。

funcions.phpは、テーマフォルダの直下にアップロードします。
ひとまず空のままでUPしましょう。

テーマを編集する画面の「テーマファイル」一覧に、
テーマのための関数 (functions.php)
が表示されますので、選択して開きます。

テーマの設定を書く準備

<?php
function buchione_themesetup() {
    // ここにテーマの設定を書いていくよ
}
add_action( 'after_setup_theme', 'buchione_themesetup' );

タイトルタグ<title></title>の有効化の記述をします。

//タイトルタグ有効化
add_theme_support( 'title-tag' );

// タイトル区切り
function wp_document_title_separator( $separator ) {
  $separator = '|';
  return $separator;
}
add_filter( 'document_title_separator', 'wp_document_title_separator' );

以上を踏まえまして・・・

ひとまずこんな感じでしょうか。
どんなプラグインを使用するかによって、若干変わってきますので
最初はこれくらいでよいかなーと思います。

ここまでで、一旦サイトを表示させてみましょう😊
ソースを確認して、思い通りになっているか確認してみてください。


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この記事のライター

ぶち。

web系IT業界で働く人。Webデザイナー×マークアップエンジニア。

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