
結論:固定電話はやめても困らない家庭が多いです。ただ、「その番号を誰が・何に登録しているか」を洗い出す前に解約するのは避けてください。番号は一度手放すと戻ってきません。
あなたの家の固定電話、最後に鳴ったのはいつでしょうか。営業電話くらいしかかかってこないのに、基本料だけは毎月引き落とされている、というご家庭は少なくありません。この記事は、固定電話の解約を考えている方に向けて、解約前に確認しておきたい項目と、スマホ1本にしたあとの通話料の考え方を整理したものです。読み終えるころには、「うちはやめていいか、まだ残すべきか」を自分で判断できるはずです。個別に質問できる窓口を記事の最後に載せています。
固定電話をやめると、何が変わるのか
固定電話の解約で変わるのは、料金だけではありません。いちばん大きいのは「家の代表番号」がなくなることです。固定電話は家族全員の共通窓口ですが、スマホは基本的に個人宛て。学校や病院、自治会からの連絡を誰のスマホで受けるかを決めておかないと、連絡が特定の家族に偏ったり、逆に誰にも届かなかったりします。
料金面は、仮に基本料と通話料で月2,000円かかっているなら、年間24,000円の固定費です。一方、スマホ側の通話料は契約しているプランによって大きく変わります。たとえば楽天モバイルなら、公式サイトの案内によるとRakuten Linkアプリを使った国内通話は無料(一部番号を除く)なので、固定電話の通話をスマホに寄せても通話料は増えにくい、という計算になります。逆に、通話のたびに22円/30秒かかるプランのままだと、固定電話をやめた分の節約が通話料で相殺されることもあります。

ちなみに、光回線についてくる「ひかり電話」も固定電話の一種です。ネットはそのまま使いつつ、電話オプションだけ外せるケースが多いので、プロバイダの契約内容も一緒に見ておくと節約幅が読みやすくなりますよ。
解約前に洗い出したい「番号の登録先」
- 銀行・証券・クレジットカード:登録電話番号が固定電話のままだと、本人確認の電話やSMS認証で詰まることがあります
- 学校・保育園・習い事の緊急連絡先:年度の途中でも変更届が必要なことが多いです
- かかりつけ医・薬局・介護サービス事業者:高齢の家族がいる場合は特に重要です
- 保険会社・自治体の届出・電力やガスの契約:住所変更と違って後回しにされやすい項目です
- ホームセキュリティや見守りサービス:電話回線を使って通報する機器が残っていないか確認します
- FAX:年に数回でも使う場面があるなら、コンビニFAXやネットFAXで代替できるかを先に試しておきます
スマホ1本にするまでの進め方
- 家族会議で「家の連絡先」を担当するスマホを1台決める(所要時間の目安は15分ほど)
- 上の登録先リストを紙かメモアプリに書き出し、変更手続きを1か月ほどかけて順番に進める
- 固定電話に「この番号は◯月で終了します」と伝える留守電メッセージを入れておく
- 番号を残したい事情があれば、解約ではなくNTT東日本・西日本の「利用休止」を検討する(公式案内では原則5年間番号を保留でき、更新も可能)
- スマホ側の通話プランを見直し、通話が増えても料金が膨らまない状態にしてから解約する

ここがポイントです。「先に通話プランを整える→登録先を変える→最後に解約」の順にすると、どこかで連絡が途切れるリスクをかなり減らせます。解約を最初にやってしまうのが一番多いつまずきどころなんです。
ここに注意⚠️
- 停電時の連絡手段:電話機に電源が不要なアナログ回線(メタル回線)は停電中でも通話できる場合がありますが、ひかり電話やスマホは電源・バッテリー頼みです。モバイルバッテリーを1台は用意しておきましょう
- Rakuten Linkの無料対象外の番号:0570で始まるナビダイヤルなどは無料の対象外で、通常の電話アプリから発信すると22円/30秒かかります。問い合わせ窓口にナビダイヤルが多い家庭は要注意です
- 緊急通報(110・119):スマホからでもかけられますが、慣れていない家族がいるなら、どのアプリから発信するかを一度確認しておくと安心です
- 電話加入権:解約すると再取得には新たな費用と手続きがかかります。迷っているうちは「利用休止」で様子を見る選択肢もあります
- 高齢の家族:固定電話の操作に慣れている方にとって、スマホへの切り替えは想像以上に負担になることがあります。本人の使いやすさを最優先にしてください

全員に「今すぐやめましょう」とは言えないテーマです。ご家族に固定電話が頼りの方がいるなら、ひかり電話の最安プランに切り替えて番号だけ残す、という中間策も十分ありだと思うんですけどね。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
💡 3つの申込ルート、どれが一番お得か
固定電話をやめて通話をスマホに寄せるなら、通話無料のアプリがある楽天モバイルは候補に挙がりやすいと思います。ただ、楽天モバイルの申込ルートには「従業員紹介」「三木谷キャンペーン」「通常の紹介キャンペーン」があり、ルートによって還元額と適用条件が違います。さらに、2回線目の追加や過去に契約していた方の再契約だと、どれが合うかの答えが変わる場合もあります。家族の回線をまとめて見直すときほど差が出やすいので、詳しい比較は下記の解説記事にまとめました。

申込前の個別の疑問は、プロフィール記載のLINEでも受け付けています。
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次回は、固定電話をやめたあとに残る「ネット回線の見直し」を取り上げる予定です。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
