
結論:在宅勤務が増えた家庭で見直す順番は、①固定回線 ②スマホの大容量プラン ③重複して残っているサブ回線、の3つです。スマホ代から手を付ける方が多いんですが、削り幅が大きいのは並びの後ろ側だったりするんですね。
この記事は、出社と在宅が半々くらいになった家庭、あるいはご夫婦のどちらかが週の大半を自宅で働くようになった家庭に向けたものです。在宅勤務が定着してから、あなたの家の通信費は合計で月いくらになっていますか。スマホ2台と光回線、それに使わなくなったモバイルWi-Fiが1台残っている——という構成のまま、金額だけが積み上がっているケースは少なくありません。ここで整理したいのは「どこを削るか」ではなく「どこに寄せるか」です。読み終わるころには、自分の家がどの型に近いか、次に確認すべき数字はどれか、が決まっている状態を目指します。なお、申込前の細かい疑問を個別に質問できる窓口は、記事の最後に載せています。
在宅で増えるのは「総データ量」より「同時に使う時間帯」
在宅勤務が増えたときに家計を圧迫するのは、実は月間のギガ数そのものではないことが多いんです。ビデオ会議のデータ消費は、各サービスの公式ヘルプに載っている目安を見ると、画質設定によっておおむね1時間あたり0.5〜1GB前後。仮に1日4時間の会議を月20営業日こなすと、合計80時間で40〜80GBという計算になります。数字だけ見ると大きいのですが、これは自宅のWi-Fi経由なら固定回線側で吸収される分です。問題はむしろ、平日の日中に「大人の会議」「子どものオンライン授業」「動画のバックグラウンド再生」が同じ時間帯に重なることの方にあります。ここで効いてくるのは容量ではなく、上り(アップロード)の安定性と、ルーターが同時に何台さばけるかという設計です。会議中に自分の映像だけカクつくというのは、下りの速度ではなく上りか同時接続のどちらかで詰まっているケースが多いと言われています。つまり通信費の組み替えは、単価の安いプランを探す作業ではなく、家の中の通信を「どの回線に寄せると一番安定して、かつ安く済むか」を決める作業なんですね。

ここがポイントです。「安いプランに変える」の前に「どの回線に寄せるか」を決めておくと、あとの計算がぐっと楽になります。逆にここを飛ばすと、安くしたのに会議が不安定になって元に戻す、という往復が起きがちなんです。
最初にやること — 家の通信を6つの箱に分けて数える
- 光回線(またはケーブル)の月額と、工事費の分割払いが残っているかどうか
- スマホの回線数と、それぞれの実際の月間データ量(直近3ヶ月分をマイページで確認)
- モバイルWi-Fi・ホームルーターなど、スマホ以外に契約している回線とその月額
- 会社から支給されている端末や通信手当の有無(自腹で払わなくていい部分を先に切り分ける)
- 動画・音楽・クラウドなど、通信とセットで払っているサブスクの本数と合計額
- 家族割・セット割の適用状況(1本抜くと他の回線の料金が上がる紐付きがないか)
寄せ方は、だいたい3つの型に落ち着きます
- 型A:固定回線を主役にする — 家の中の通信はすべて光回線のWi-Fiに寄せ、スマホは全員小容量に落とす型。楽天モバイルの公式料金表では、Rakuten最強プランは3GBまで1,078円(税込)なので、3台なら通信部分は3,234円+光回線の月額。家族の在宅時間が長く、日中に何台も同時に使う家庭に向いています。
- 型B:大容量スマホを主役にする — 光回線を解約し、無制限のスマホ1回線をテザリングで共有する型。公式料金表では20GB超はデータ無制限で3,278円(税込)、テザリングは追加料金なしで使えます。仮に光回線とスマホで月8,000円払っていた家庭がここに寄せると差額は月4,722円、年間では約5万6千円。ただし住まいの電波が安定していることが前提です。
- 型C:主役を2本立てにする — 光回線を残したまま、仕事用に無制限のスマホ回線を1本だけ持つ型。光回線が落ちた日でも会議に出られるので、在宅勤務が収入に直結する方の選択肢になります。月額は増えますが、止まったときの損失と天秤にかける考え方です。

型Cは一見すると二重払いですが、仕事が止まると数万円単位で損が出る働き方なら現実的な選択だと考えています。月3,278円を保険と見るか無駄と見るか、これは判断が分かれるところで、その人の仕事の止まりにくさ次第としか言えない部分ですね。
ここに注意⚠️
- 光回線を解約する前に、工事費の分割残債と違約金を先に確認してください。残債が一括請求になると、数ヶ月分の節約が一度で消えることがあります。
- 集合住宅の電波は、同じ建物でも階と部屋の向きで変わります。鉄筋の低層階や、窓から遠い部屋を仕事場にしている場合は、エリアマップだけで判断しない方が安全です。
- 家族割やセット割で紐付いている回線を1本抜くと、残った回線の月額が上がることがあります。1回線あたりではなく、世帯の合計額で前後を比べてください。
- 会社の規定で、業務利用の回線に条件が付いている場合があります。通信手当の支給条件やセキュリティ要件を先に確認してから組み替えると、やり直しが減ります。
- テザリングを主役にする型Bは、端末の発熱と電池の劣化が進みやすい点も見ておいてください。仕事中はほぼ給電しっぱなしになります。

注意点をまとめると、「出ていくときのコスト」を先に数えるのが安全、ということです。新しい料金の安さは分かりやすいのに、解約側の費用は見えにくいので、そこだけ順番を逆にするイメージですね。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
💡 3つの申込ルート、どれが一番お得か
組み替えの方向が決まったあと、多くの方が最後に迷うのが「どこから申し込むか」です。楽天モバイルには『従業員紹介プログラム』『三木谷キャンペーン』『通常の紹介キャンペーン』といった入り口があり、それぞれ還元の内容と適用条件が違います。さらに、1回線目なのか2回線目なのか、過去に契約したことがある再契約なのかによって、どのルートが有利かの答えが変わる場合があります。ここは条件の読み合わせが必要な部分なので、3つのルートの違いと、どういう人がどれに当てはまるのかを別記事にまとめてあります。申し込む前に、自分がどのケースに該当するかだけ確認しておくと安心です。

申込前の個別の疑問は、プロフィールに記載しているLINEでも受け付けています。条件の当てはめで迷ったときの確認先として使ってください。
📚 動画でも解説しています
文字だけだと掴みにくい部分は、動画の方が早いこともあります。プラン選びや家庭内の回線の組み替えについては、こちらのチャンネルでも扱っています。
https://www.youtube.com/@RakuMobaResearch
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次回は「固定回線を解約する前に測っておきたい数字」を予定しています。今回の型Aと型Bの分かれ目を、もう少し細かく詰める回にします。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
