これから新たに一人暮らしを始めるのに、どのような家電製品を買い揃えたら良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
あれもこれもと欲張って家電製品を買うと、室内に置くスペースがなくなり、「買わなければ良かった」と後悔する羽目になります。
そこで、この記事では一人暮らしにいらない家電と必要な家電について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
一人暮らしにいらない家電
テレビ、レコーダー
一人暮らしを始めるのにテレビやレコーダーを購入する人も多いですが、これらの家電製品がなくても大丈夫です。
テレビがあるとNHKの受信料金やその他民間の放送局の視聴料金を支払う必要も出てくるでしょう。最初からテレビがなければ、これらの通信費が発生することもありません。
テレビやレコーダーを買わない代わりに、ラジオや音楽プレーヤーがあれば必要な情報をキャッチしたり、音楽を聴いたりすることができます。
最近はこんなテレビも登場してます。。
炊飯器
一人暮らしをするのに炊飯器がなくてもご飯を炊くことは可能です。
ステンレス製のお鍋でご飯を炊いて、ご飯が炊き上がった後はラップに包んで冷凍室に保存しておけば長持ちします。
とくに外食が多い人、コンビニやスーパーのお弁当やおにぎりを買うことが多い人は、わざわざ炊飯器を買う必要はないでしょう。
掃除機
掃除機を一台購入するよりも、室内用のワイパーやモップ、ほうきなどの清掃用具を活用すれば十分に間に合います。頑固な汚れやほこりなどを取るのに、小型のハンディクリーナーを使うこともできるので、活用すると良いでしょう。
掃除機を一台購入する代わりに、掃除家電のレンタルサービスを利用するのも良いでしょう。定番の掃除機から最新型のロボット掃除機などの掃除器具を格安価格でレンタルできます。
固定電話
今や固定電話がなくても生活できるようになりました。固定電話を持たない代わりに携帯電話を持っておけば、家族や友人との連絡もいつでもできます。スマホがあればSNSで連絡を取り合い、インターネットやメールをすることもできます。
固定電話があると月々の基本料金や通話料金の負担がかさんでしまうのが難点です。それよりも携帯電話の方が多彩な目的で利用できるので便利です。
固定電話を使わない代わりに、パソコンやスマホでZoomやSkypeなどの無料のツールを活用して音声通話やビデオ通話をする方法もあります。通話料は無料、全国各地どこにいても自由自在に利用できます。
オーディオ機器
一人暮らしをするのに、ステレオやスピーカーなどのオーディオ機器は、とくに必要ありません。それよりも音楽プレーヤーの方が小さくて場所を取らずに済みます。
スマホで音楽を聴くこともできるので、このような機能をフル活用しても良いでしょう。
ステレオやスピーカーで音楽を聴きたいというきもちもわかりますが、大音量になると周辺の住人に迷惑をかけることもあります。とくにアパートやマンションなど集合住宅でのひとり暮らしの場合は、周囲への気遣いも忘れずに。
食洗機
食洗機 (食器洗い機) があると便利ですが、キッチンにスペースを確保する必要があり、場所を取ってしまいます。食洗機をその都度使うことで電気代がかかります。また、食洗機を定期的にお手入れする必要も出てきます。
食洗機を購入するよりも、100円均質のお店で、洗った食器を収納する容器を購入して、晴れた日に外で干しておくとキレイに乾きます。衛生的にも良いのでおすすめです。
一人暮らしに必要な家電
洗濯機
一人暮らしにマストな家電製品と言えば、洗濯機です。
中には洗濯機を置かずに近くのコインランドリーで洗濯を済ませる人もいます。コインランドリーは一見便利なようではありますが、その都度お金を支払わなければならないので、長い目で見るとコスト高になってしまうのが難点です。
洗濯物をその都度コインランドリーに持ち運び、洗濯が終わった後に持ち帰るのも面倒です。コインランドリーは多くの人と同じ場所を共有するため、洗濯物が盗まれたりするリスクもあります。待ち時間や治安のことを考えると、やはり洗濯機は必須アイテムです。
コスパを比較したい方は「一人暮らしに洗濯機はいらない?コインランドリーや手洗いとコスパを比較してみた」のページを参考にしてください。
冷蔵庫
一人暮らしで自炊するのに冷蔵庫が必要となります。
冷蔵庫の機能や容量にもそれぞれ違いがありますので、置き場をしっかり確保することが重要です。一人暮らしなら100L (リットル) 程度の容量の冷蔵庫でも十分ではありますが、調味料や冷凍食品、野菜・肉などを入れるとすぐに一杯になります。
冷蔵庫が一杯になると中に入れた食材が冷えにくくなりますので、余裕をもって大きめのサイズの冷蔵庫を選ぶのがおすすめです。
普段家にいなくて、寒冷地にお住まいで、、、といくつか条件が重なってる場合は、一人暮らしに冷蔵庫がいらないとする人もいます。
電子レンジ
一人暮らしをする人に、とくに必要な家電製品と言えば電子レンジです。電子レンジが一台あれば、冷凍食品やご飯の解凍、クッキーやケーキなどのお菓子作り、お弁当や飲み物のあたため機能がついていて便利です。
単に解凍・保温だけではなく、調理機能も搭載されているので電子レンジが一台あれば重宝します。
しかし、電子レンジより機能面がプラスされるオーブンレンジまでは必要ないと思うので気を付けてください。くわしくは「一人暮らしにオーブンレンジは必要ない?メリット・デメリット解説」といったサイトでも理由が解説されています。
冷暖房器具
一人暮らしの生活を快適にするためには、室内の温度環境も重要です。エアコンやファンヒーターなどの冷暖房器具を揃えておくと安心です。
一人暮らしで賃貸マンションに住む場合、あらかじめエアコンが設置されている場合もあります。見学の際にエアコンの有無について事前に確認しておくと安心です。
冷暖房器具にはこの他にストーブ・サーキュレーター・扇風機など多彩なタイプがあります。次々に新製品が登場するので、入居した後に購入しても良いでしょう。
ドライヤー
日々の生活でドライヤーはマストアイテムです。シャンプーした後に髪を自然乾燥する人もいますが、髪を傷めてしまうので要注意です。
シャンプーをした後は必ずドライヤーを津かつて乾かせておけば、翌朝髪がはねる心配もなくて済みます。
家電量販店にはマイナスイオンが発生するドライヤーや、アタッチメントの主。胃が豊富なドライヤーなど、多彩タイプがあります。自分のニーズに応じて最適な物を選びましょう。
一人暮らしに必要な家電を揃えるときの注意点
一度に揃えない(壊れる時期が重なる)
一人暮らしを始める時になって、あれもこれもとまとめて購入する人もいます。しかし、一度に何もかも揃えてしまうと、数年経過すれば同じ時期に故障したり修理が必要となることもあります。
一人暮らしに最低限必要な物から先に揃えて、足りないものがあればその都度購入するといったスタンスで良いでしょう。
たとえば、暖房器具や冷房器具はまとめて購入するのではなく、その時期に応じて買うのがおすすめです。
必ずしも新品である必要はない
一人暮らしを始めるのに、わざわざ新品を買い揃える人もいますが、必ずしも新品でなくても構いません。製品として十分に使える物であれば、中古品でも良いでしょう。
家電量販店に行かずとも、リサイクルショップや中古家電専門店で探してみてはいかがでしょうか。新品よりも安い価格で購入できるのが大きなメリットです。
中古家電専門店の場合、お店独自で保証制度を設けているケースもあります。
家電の配置、設置場所のサイズ感を確認しておく
一人暮らしを始める際には、最低限どの家電製品が必要なのか考慮した上で、家電の配置や設置場所のサイズ感を事前に確認しておくことが重要です。
家電製品を購入する前に、良さそうな製品があればパンフレットをもらっておいて、機能とサイズについて確認しましょう。パンフレットがない場合は、製品番号をメモしておいてインターネットで検索して製品仕様を確認しておくと良いでしょう。
家電製品を購入した後になって、「室内に設置するスペースが足りなくて置き場所が確保できない」といった失敗を招くことのないように注意しましょう。
まとめ
この記事では、一人暮らしにいらない家電と必要な家電について解説しました。
憧れの一人暮らしに夢が膨らみ、ついついあれもこれもと家電製品を購入しがちですが、購入した後になって「買わなければ良かった」と思うこともあるでしょう。
そのような失敗を未然に防ぐためにも、最小限必要な家電製品を先に購入して、足りない物があれば後から少しずつでも買い足しておくのが最善策です。
一度に何もかも購入すると、その後の楽しみがなくなってしまうものです。必要に応じて必要な時に後から買い足していく楽しみを残しておくのも良いでしょう。